- 英
- gelatinous ascites
- 関
- 腹膜偽粘液腫、腹水
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Japanese Journal
- 飯干 泰彦,北山 保博,井原 欣幸,吾妻 達生,中井 弘,奥山 宏臣
- 日本小児外科学会雑誌 38(1), 59-62, 2002-02-20
- 我々は, 11歳女児の腹膜偽粘液腫例を以前報告した.今回, 同症例の3年間の長期管理中, 皮下埋め込み式リザーバーを用いた腹腔内化学療法およびその後の管理において良好な結果を得たので, 文献的考察を加えて報告する.3年前11歳時, 左卵巣腫瘍, 大網, 虫垂の摘出, ゼリー状腹水の除去を行った.以後1年5カ月間の腹腔内化学療法を行い, 術後3年間経過を観察した.組織学的にはmucinous cys …
- NAID 110002150479
- 奥山 宏臣,中井 弘,藤井 恒夫,木岡 寛雅
- 日本小児外科学会雑誌 35(5), 766-769, 1999-08-20
- 11歳女児に発生した卵巣原発の腹膜偽粘液腫のまれな1例を経験したので報告する.症例は11歳女児.徐々に進行する腹満を主訴に当科紹介された.血液中の腫瘍マーカーはCEA : 132.9ng/ml(正常値5.2未満)と上昇していた.開腹時の所見では、多量の黄色ゼリー状腹水と成人頭大の左卵巣腫瘍を認めた.腫瘍を摘出し, 腹水を可及的に除去し, 温生食にて腹腔内を洗浄の後, シスプラチンを腹腔内に散布した …
- NAID 110002110499
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- 図1と図2の▲はscalloping(孤状圧痕,波状彎入)を示し,腹膜偽粘液腫( pseudomyxoma peritonei )を強く疑う.手術で,虫垂はゼリー状内容物で著明に腫大 し先端近くで穿孔しており,黄色のゼリー状腹水を多量に認めた.感染していない粘液 嚢腫の内容 ...
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★リンクテーブル★
[★]
ゼリー状腹水
- 関
- pseudomyxoma peritonei
[★]
- 英
- ascites, abdominal dropsy, hydroperitonia
- 同
- 腹腔内貯留液 intraperitoneal fluid
- 関
- 波動
概念
分類
- 血清蛋白質濃度は6.5-8.0g/dLが正常範囲
腹水の性状
比重、蛋白濃度による分類
病因
- 1. 門脈圧・静脈圧亢進
- 2. 膠質浸透圧の低下
- 3. リンパ液のうっ滞
- 4. 血管透過性の亢進
病態生理
肝硬変における腹水 HIM.1978
- 1. →内臓の血管内圧の上昇→腹水
- 2. →動脈血の減少→血管収縮機構と抗ナトリウム利尿機構の亢進→ナトリウム保持→血漿量の増加→腹水
貯留しやすい部位(QB.Q-205)
検査
- 500ml以上の貯留があれば、腹部超音波検査、腹部CT、腹部MRIで検出できる。
腹部単純X線写真
治療
HIM.1978