- 英
- ceftibuten
- 商
- セフテム、Cedax
- 関
- 第三世代セフェム、セファロスポリン系抗菌薬
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- ラットにおけるペプチドトランスポータを介するβ-ラクタム抗生物質セフチブテンの吸収に及ぼす亜鉛の阻害効果
- OKAMURA Miyako,TERADA Tomohiro,KATSURA Toshiya,INUI Ken-ichi
- Drug metabolism and pharmacokinetics 23(6), 464-468, 2008-12-25
- NAID 10025722201
- セフチブテン腸管輸送に及ぼす界面活性剤の影響とその疎水性および分散性との関連
Related Links
- セフチブテン, セフェム系 1. 商品名 先発品 セフテムカプセル100mg/セフテムカプセル200mg 【塩野義製薬】 2. 日本における発売年 1992(平成4)年 3. 特長 インフルエンザ菌,大腸菌等のグラム陰性菌に対し抗菌力を示す. 経口吸収 ...
- セフテムとは?セフチブテンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
セフテムカプセル100mg
組成
成分・含量(1カプセル中):
添加物:
- 結晶セルロース,ステアリン酸マグネシウム
カプセル本体中:ラウリル硫酸ナトリウム,ゼラチン,ポリソルベート80,酸化チタン,青色1号,赤色3号
禁忌
本剤の成分によるショックの既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種>
- 本剤に感性の淋菌,大腸菌,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア・レットゲリ,インフルエンザ菌
適応症>
- ○ 急性気管支炎,慢性呼吸器病変の二次感染*○ 膀胱炎,腎盂腎炎,前立腺炎(急性に限る)*○ 尿道炎
*[急性気管支炎,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,前立腺炎(急性に限る)の場合]*通常,成人にはセフチブテン水和物として1回200mg(力価)を1日2回経口投与する。*[尿道炎の場合]*通常,成人にはセフチブテン水和物として1回100mg(力価)を1日3回経口投与する。
なお,年齢及び症状により適宜増減する。
本剤の使用にあたっては,耐性菌の発現等を防ぐため,原則として感受性を確認し,疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
本人又は両親,兄弟に気管支喘息,発疹,蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
高度の腎障害のある患者[血中濃度が持続するので,投与量を減らすか,投与間隔をあけて使用すること。(「薬物動態」の項参照)]
経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者,全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
重大な副作用
ショック,アナフィラキシー様症状(0.1%未満):ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸困難,全身潮紅,浮腫等)を起こすことがあるので,観察を十分に行い,症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
急性腎不全(0.1%未満):急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
偽膜性大腸炎(0.1%未満):偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛,頻回の下痢があらわれた場合には,直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬理作用
- 抗菌作用
セフチブテンは,試験管内ではグラム陰性菌の淋菌,大腸菌,クレブシエラ属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア・レットゲリ,インフルエンザ菌に抗菌力を示し,エンテロバクター属,セラチア属にも抗菌力を示す。グラム陽性菌のブドウ球菌,腸球菌にはほとんど抗菌力を示さない。バクテロイデス・フラジリスの産生するβ-ラクタマーゼを除き,ペニシリナーゼ型及びセファロスポリナーゼ型のいずれのβ-ラクタマーゼにも安定である。
作用機序
- 細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を発揮し,その作用は殺菌的である。
有効成分に関する理化学的知見
一般的名称:
- セフチブテン水和物(JAN)[日局]
Ceftibuten Hydrate
略号:
化学名:
- (6R,7R)-7-[(2Z)-2-(2-Aminothiazol-4-yl)-4-carboxybut-2-enoylamino]-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4.2.0]oct-2-ene-2-carboxylic acid dihydrate
分子式:
分子量:
化学構造式:
性状:
- 白色〜淡黄白色の結晶性の粉末で,わずかに特異なにおいがある。
N,N-ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドに溶けやすく,水,エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点:
分配係数:
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cephalosporin antibiotics, cephalosporin, cephalosporins
- 同
- セフェム系抗菌薬?、セフェム系抗生物質? cephem antibiotic? cephem antibiotics
- 関
- 抗菌薬、βラクタム系抗菌薬 、第三世代抗生物質
特徴
- グラム陽性菌、グラム陰性菌
構造
副作用
- 過敏症(ペニシリン系抗菌薬と同様であるが、頻度はペニシリン系に比べ低い)
- (1)ジスルフィラム様作用、(2)ビタミンK依存性の凝固因子の産生低下(cefotetanとcefoperazoneに特徴的。共通点はN-methylthiotetrazole(NMTT) side chainを持つこと)。(PPC.612)
セフェム系抗菌薬
[★]
- 同
- 第3世代セフェム、第三世代抗生物質 antibiotics of third generation、第三世代セフェム系抗生物質 cephem antibiotics of third generation、第3世代セファロスポリン
- 関
- セファロスポリン系抗菌薬
特徴
- 第3世代セフェム以上は口腔内嫌気性細菌をカバーできる ・・・ わざわざABPC/SBTを選択しなくて良い。
第三世代セフェム