- 同
- 辛夷
- 商
- 葛根湯加川きゅう辛夷エキス、かっ根湯加辛夷川きゅうエキス、かっ根湯加川きゅう辛夷エキス、辛夷清肺湯エキス、清肺湯エキス
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/01/15 00:06:45」(JST)
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コブシ |
コブシ(2005年4月)
|
分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
門 |
: |
被子植物門 Magnoliophyta |
綱 |
: |
双子葉植物綱 Magnoliopsida |
目 |
: |
モクレン目 Magnoliales |
科 |
: |
モクレン科 Magnoliaceae |
属 |
: |
モクレン属 Magnolia |
種 |
: |
コブシ M. kobus |
|
学名 |
Magnolia kobus |
和名 |
コブシ(辛夷) |
英名 |
Kobushi magnolia |
コブシ(辛夷、学名:Magnolia kobus)はモクレン科モクレン属の落葉広葉樹の高木。早春に他の木々に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせる。別名「田打ち桜」。
目次
- 1 特徴
- 2 産地
- 3 用途
- 4 文化
- 5 コブシモドキ
- 6 脚注
- 7 参考文献
- 8 関連項目
特徴
果実は集合果であり、にぎりこぶし状のデコボコがある。この果実の形状がコブシの名前の由来である。
高さは18m、幹の直径は概ね60cmに達する。
3月から5月にかけて、枝先に直径6-10cmの花を咲かせる。花は純白で、基部は桃色を帯びる。花弁は6枚。枝は太いが折れやすい。枝を折ると、 芳香が湧出する。アイヌ地方では「オマウクシニ」「オプケニ」と呼ばれる。それぞれ、アイヌの言葉で、「良い匂いを出す木」「放屁する木」という意味を持つ。樹皮は煎じて茶の代わりや風邪薬として飲まれる。
果実は5-10cmで、袋菓が結合して出来ており、所々に瘤が隆起した長楕円形の形状を成している。
北海道のコブシは「キタコブシ」と呼ばれることもある[1]。
遠くより見ると桜に似ていること、花を咲かせる季節が桜より早いことから、ヒキザクラ、ヤチザクラ、シキザクラなどと呼ばれる。これらの呼称は北海道、松前地方を中心に使われる[1]。
産地
九州、本州、北海道および済州島に分布。「コブシ」がそのまま英名・学名になっている。 日本では「辛夷」という漢字を当てて「コブシ」と読むが、中国ではこの言葉は木蓮を指す。
用途
- 庭木
- 街路樹
- 建材として、樹皮を付けたまま茶室の柱に用いられることがある。
- 花蕾は鼻炎、鼻づまりなどに効果がある。生薬名は「辛夷(しんい)」といい漢方薬に配合される。
- 花は香水の原料にもなる。
- コブシの咲き具合に応じて種子を撒くなど、農作業の指標として用いられることもある。
- 栃木県ではコブシが花を咲かせるのを目安に、サトイモの植えつけに着手する。それゆえ芋植え花と呼ばれる。
文化
コブシモドキ
コブシモドキ(学名:Magnolia pseudokobus)はモクレン科の落葉高木。コブシの近縁種とされる。
1948年に阿部近一、赤澤時之の二人により徳島県相生町で発見された。発見された当時、株から出た枝が地面を這って、土に接した部分から根が出ていたことから、「ハイコブシ」の別名もつけられた。4月中旬に直径12-15cmの花を多く咲かせ、コブシよりやや開花が遅いことなどが特徴。また、葉の大きさもコブシより若干大きめである。その後も何度か再調査が行われたが、発見された一株以外は見つかっておらず、またこれは三倍体であることから種子も出来ないこと、四国にそもそもコブシが自生していないことなどから謎の多い植物として現在も語り継がれている。野生種は既に存在しないと考えられているが、徳島県の相生森林美術館をはじめとした数箇所で当時の株から挿し木などで増やされたものが栽培されている。環境省のレッドデータブックでは野生絶滅(EW)、徳島県のレッドデータブックでは絶滅と評価されている。
脚注
- ^ a b キタコブシ(北拳) - 北海道ホームページ
参考文献
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、コブシに関連するメディアがあります。 |
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Japanese Journal
- 桜島袴腰におけるムラサキクルマナマコの個体数の通年変化
- 高山 良政,高山 清玄,高山 真一郎,タカヤマ ヨシマサ,タカヤマ シンイチロウ,TAKAYAMA Yoshimasa,TAKAYAMA Shinichiro
- Nature of Kagoshima 39, 203-206, 2013-05-21
- NAID 120005232316
- ELSI研究者のブレイン・マシン・インターフェースへの認識 : 倫理的・社会的問題と社会との関係について
- 小学校における国際交流と連携した口腔衛生への気づきを生むプログラムの開発 : 歯学部国際歯学コース学生との交流を通して
- 後藤 美由紀,岡 広子,天野 紳一,高田 隆,ゴトウ ミユキ,オカ ヒロコ,アマノ シンイチ,タカタ タカシ,Goto Miyuki,Oka Hiroko,Amano Shinichi,Takata Takashi
- 学部・附属学校共同研究紀要 (41), 199-204, 2013-03-22
- 本研究では, 児童と国際歯学コースを開始した広島大学歯学部学部生および外国人留学生との食事や口腔保健を織り交ぜた継続的な交流を通して,児童の「伝えたい」というモチベーションを向上させること,異なる文化を理解するきっかけを与えること,自己理解を深めることを目的とした。初めての交流会であった第1回国際交流会は,自分たちで何かを伝えることと相手の国についての理解のきっかけづくりとして有意義なものであった …
- NAID 120005245723
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
〔東洋〕かっ根湯加川きゅう辛夷エキス細粒
組成
- 本剤は、かっ根湯加川きゅう辛夷の水製エキスに賦形剤(トウモロコシデンプン)を加えて製したものである。
本剤 6.0g 中
日局カッコン 4.0g
日局マオウ 3.0g
ケイシ 2.0g
日局シャクヤク 2.0g
日局タイソウ 3.0g
生ショウキョウ 3.0g
日局カンゾウ 2.0g
日局センキュウ 3.0g
日局シンイ 3.0g
上記の混合生薬より抽出したかっ根湯加川きゅう辛夷の水製エキス4.0gを含有する。
効能または効果
- 鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎
- 通常 大人 1日 3回 1回 2.0g(1包)を空腹時経口投与 年齢症状により適宜増減する。
慎重投与
- 病後の衰弱期、著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
- 著しく胃腸の虚弱な患者 [食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等があらわれることがある。]
- 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者 [これらの症状が悪化するおそれがある。]
- 発汗傾向の著しい患者 [発汗過多、全身脱力感等があらわれるおそれがある。]
- 狭心症、心筋梗塞等の循環器系の障害のある患者、又はその既往歴のある患者
重症高血圧症の患者
高度の腎障害のある患者
排尿障害のある患者
甲状腺機能亢進症の患者
[これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
偽アルドステロン症
- 低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定など)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
ミオパシー
- 低カリウム血症の結果としてミオパシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 漢方製剤、かっ根湯加辛夷川きゅう
[★]
- 関
- 漢方製剤、葛根湯加川きゅう辛夷
[★]
- 関
- 辛夷清肺湯、漢方製剤
[★]
- 関
- 漢方製剤、清肺湯
[★]
- 関
- 漢方製剤
[★]
- 英
- succinimide
- 関
- スクシンイミド、サクシニミド、コハク酸イミド
[★]
- 英
- Kunitz soybean trypsin inhibitor
- 関
- Kunitz大豆トリプシンインヒビター
[★]
- 英
- α1-trypsin inhibitor α1-TI
- 関
- α1-アンチトリプシン
[★]
- 英
- [[]]
- 同
- BPTI
- 関
- [[]]
- 同
- BPTI