カルシニューリン
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Japanese Journal
- 〈原著〉小児ネフローゼ症候群におけるMultiple Drug Resistant Gene-1 mRNA発現量の臨床的有効性の検討
- 上田 悟史
- 近畿大学医学雑誌 38(1-2), 47-53, 2013-06-00
- [抄録]Multiple Drug Resistant Gene-1(MDR-1)遺伝子は,ステロイド(PSL)や免疫抑制薬を細胞外に排出する作用を担うことが明らかになっている.また,各種免疫抑制薬に対する薬剤感受性が,小児ネフローゼ症候群(NS)の治療経過中にしばしば変化することを経験する.本研究では,小児NSの治療における薬剤耐性の機序を明らかにするために,MDR-1 mRNA発現量を測定し, …
- NAID 120005323314
- 罹患遺伝子の解析からみた考察 (ミニ特集 エビデンスから探る川崎病の最適治療法Update : IVIG不応例の新知見と今後の治療戦略) -- (不応例・重症例のBasic Science)
- 薬剤性腎症 (特集 急性腎障害(AKI) : 概念の確認から,さらなる予後改善を目指して) -- (AKIの病態)
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- 2012年9月21日 ... 心臓の肥大化に関わる中心的なシグナル分子としてCa2+依存性脱リン酸化酵素 カルシニュリン(CaN)が知られています。CaNは転写因子NFATを脱リン酸化し、核内に 移行させることで、様々な心肥大関連遺伝子の発現を亢進します。
- カルシニューリン(Calcineurin:CN)は細胞内シグナル伝達に関与するタンパク質 ホスファターゼの一種。高等動物から酵母までの生物の全ての細胞にあるが、特に高等 動物では一部の免疫抑制剤の標的であることが明らかにされている。初め脳から発見 され、 ...
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- calcineurin, CN, CNR
- 同
- プロテインホスファターゼ2B protein phosphatase 2B、カルシニュリン、カルシノイリン
- 関
- IL-2、免疫抑制薬
[show details]
- Ca2+/カルモジュリン複合体依存性のセリン/スレオニン脱リン酸化酵素である。
- サブユニットAとサブユニットBからなるヘテロダイマー。
- 免疫抑制薬の標的分子となりえて、例えばシクロスポリンAやFK506などのカルシニューリン阻害薬によりT細胞中のカルシニューリンが阻害されることでIL-2の発現が低下し、結果としてT細胞の増殖が妨げられ免疫抑制が起こる。
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3