ニフェジピン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エマベリンLカプセル5mg
組成
成分・分量
添加物
- カゼイン、ケイ酸マグネシウム、セラセフェート、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、酸化チタン、ラウリル硫酸ナトリウム、ゼラチン、黄色5号、赤色3号
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- **妊婦(妊娠20週未満)又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 心原性ショックの患者[血圧低下により症状が悪化するおそれがある。]
- 牛乳に対しアレルギーのある患者[本剤は添加物としてカゼインを含有する。]
効能または効果
○本態性高血圧症、腎性高血圧症
- ニフェジピンとして、通常成人1回10〜15mgを1日2回食後に経口投与する。
症状に応じ適宜増減する。
○狭心症
- ニフェジピンとして、通常成人1回15mgを1日2回食後に経口投与する。
症状に応じ適宜増減する。
慎重投与
- 大動脈弁狭窄、僧帽弁狭窄のある患者、肺高血圧のある患者[血管拡張作用により重篤な血行動態の悪化を招くおそれがある。]
- 過度に血圧の低い患者[更に血圧が低下するおそれがある。]
- 血液透析療法中の循環血液量減少を伴う高血圧症患者[過度に血圧が低下するおそれがある。1,2)]
- 重篤な腎機能障害のある患者[急速な降圧等により腎機能が悪化するおそれがある。]
- 重篤な肝機能障害のある患者[血中濃度が上昇することがある。また門脈圧が上昇するおそれがある。3)]
- うっ血性心不全(特に高度の左室収縮機能障害)のある患者[心不全が悪化するおそれがある。4)]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック
頻度不明
- ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
意識障害
頻度不明
- 血圧低下に伴う一過性の意識障害があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸
頻度不明
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
紅皮症(剥脱性皮膚炎)
0.1%未満
- 紅皮症(剥脱性皮膚炎)があらわれることがあるので、このような副作用があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
無顆粒球症
0.1%未満
- 無顆粒球症があらわれることがあるので、このような副作用があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血小板減少
頻度不明
- 血小板減少があらわれることがあるので、このような副作用があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬理作用
- 血圧及び脈拍数の日内変動に及ぼす影響
本態性高血圧症の入院患者にニフェジピン徐放性カプセル1回5〜15mgを1日2回、朝・夕食後に3日間以上投与して血圧日内変動試験を実施した。
観察期に比べ、血圧日内変動幅・日内較差に有意差は認められず、血圧を測定した全時点(9時点)で降圧効果が認められた。なお、脈拍数に対しては有意な変動を及ぼさなかった。13)
作用機序
- ニフェジピンは、筋の興奮収縮関連物質であるカルシウムイオンの細胞内流入を抑制することにより、冠血管を拡張して冠血流量を増加させる。また、末梢血管を拡張して血圧を降下させる。これらの作用が、本剤の抗狭心症作用及び降圧作用に関連すると考えられている。14,15)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- Dimethyl 2,6-dimethyl-4-(2-nitrophenyl)-1,4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylate
分子式
分子量
性状
- 黄色の結晶性の粉末で、におい及び味はない。
アセトン又はジクロロメタンに溶けやすく、メタノール、エタノール(95)又は酢酸(100)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
光によって変化する。
融点
分配係数
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- nifedipine
- 商
- アダラート Adalat、エマベリン、セパミット、ヘルラート、Procardia、アタナール、アテネラート、カサンミル、カサンミルS、キサラート、ケパクル、コバニフェート、コバラート、コリネール、シオペルミン、トーワラート、ニフェスロー、ニフェラート、ニフェランタン、ニレーナ、ラミタレート
- 関
- カルシウム拮抗薬、血管拡張剤
分類
薬理作用
- 末梢血管を弛緩させる。国試的には心筋に対する作用はなく、心抑制を心配せず使用できる。
適応
- 本態性高血圧症、腎性高血圧症 (コバラートL錠20mg)
- 高地肺水腫の原因となる肺高血圧に対して。(SQ.509)
ADME
代謝
排泄
- 尿中に未変化体は検出されず、投与60時間まで約60%が代謝物として排泄された(添付文書アダラートCR20mg)
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
炭酸水素ナトリウム