- 英
 
- inosine pranobex
 
- 商
 
- イソプリノシン Isoprinosine
 
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/01/20 17:35:55」(JST)
[Wiki ja表示]
イノシンプラノベクス
 | 
| 臨床データ | 
| 胎児危険度分類 | 
 ? | 
| 法的規制 | 
 ? | 
| 識別 | 
| ATCコード | 
 ? | 
| KEGG | 
D01995 | 
| 化学的データ | 
| 化学式 | 
C52H78N10O17  | 
イノシンプラノベクス(英:inosine pranobex)とは免疫増強薬の1つ。Tリンパ球の増殖の増強、マクロファージの活性化により低下した免疫反応を高める作用を有する。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018
 
 
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 臨床 亜急性硬化性全脳炎に対する治療の動向 (特集 中枢神経系感染症のUp-To-Date)
 
Related Links
- イノシンプラノベクスの効果・副作用について解説します。 ... イノシンプラノベクスについての基本情報 イノシンプラノベクスの効能・作用……効能は『亜急性硬化性全脳炎(SSPE)』です。
 
- イノシンプラノベクス 錠. Inosine Pranobex Tablets. 溶出性〈6.10〉 本品 1 個をとり, 試験液に水 900mLを用い,パドル法により,毎. 分 50 回転で試験を行う.溶出試験を 開始し,規定時間後,溶出液 20mL以上をと. り,孔径 0.45μm以下の ...
 
Related Pictures





Japan Pharmaceutical Reference
販売名
イソプリノシン錠400mg
組成
成分・含量
添加物
- 結晶セルロース、バレイショデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム
 
効能または効果
- 亜急性硬化性全脳炎患者における生存期間の延長
 
- イノシン プラノベクスとして、通常1日50〜100mg/kgを3〜4回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
 
慎重投与
- 痛風又は血中の尿酸値が上昇している患者[血中尿酸値が上昇し、症状が増悪することがある。]
 
- 尿路結石又は腎結石のある患者[血中及び尿中の尿酸値が上昇し、症状が増悪することがある。]
 
- 重篤な腎障害のある患者[尿酸の排泄が遅延することがある。]
 
薬効薬理
宿主感染防御能に対する作用3)
- 本剤は、phytohemagglutinin(PHA)、concanavalin A(Con A)及びリンパ球混合培養によるリンパ球の分裂増殖を促進したが、lipopolysaccharide(LPS)による分裂増殖を促進しないことから、主としてTリンパ球に作用するものと思われた(in vitro)。また、抗体産生を増強し、特に二次反応をより強く増強した(マウス、in vitro)。さらに、細胞性免疫能及びマクロファージ機能を増強した(マウス)。
 
抗ウイルス作用4,5)
- 本剤は、高濃度ではあるがSSPEウイルスの増殖を抑制した(in vitro)。
本剤は単純ヘルペスウイルス、ワクチニアウイルスなどのDNAウイルス及びインフルエンザウイルス、パラインフルエンザウイルスなどのRNAウイルスの増殖を抑制し、比較的広い抗ウイルススペクトルを有する(in vitro)。
単純ヘルペスウイルスType2感染ハムスターの生存率を上昇させ、また、免疫抑制下におけるインフルエンザウイルス感染マウスに対しても治療効果を示した。 
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- イノシン プラノベクス(inosine pranobex)
 
化学名
- 1:3 complex of inosine and 2-hydroxypropyldimethylammonium 4-acetamidobenzoate
 
分子式
- C10H12N4O5・3(C9H9NO3・C5H13NO)
 
分子量
性状
- イノシン プラノベクスは白色〜微黄白色の結晶性の粉末で、特異なにおいがあり、味は苦く、吸湿性である。本品は水に溶けやすく、メタノール又はエタノール(95)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくい。
 
★リンクテーブル★
  [★]
- 英
 
- subacute sclerosing panencephalitis, SSPE
 
- 同
 
- 亜急性硬化性汎脳炎
 
- 関
 
- 麻疹、遅発性ウイルス性脳炎
 
概念
疫学
- 10万例に1例。麻疹の罹患から5-10年後に発症。ワクチンを接種していなかった患児におこりやすい。 (HIM. part.16)
 
- →麻疹ワクチンウイルスの接種によって、感染予防と軽症化を計ることができる。
 
- 0-1歳で罹患。6-8歳に小児の転倒により気づかれる。1年以内に意識がなくなる。治療法はない。
 
病因
症状
- 初発症状は性格変化、
 
- 行動異常、知能の低下、運動機能障害、ミオクロニー発作のてんかん、錐体路症状、錐体外路症状、昏睡状態
 
経過
- 発症から数ヶ月で症状が完成し、ついには昏睡状態から死亡にいたる。
 
検査
診断
治療
予後
参考
- 1. [charged] 麻疹の臨床症状および診断 - uptodate [1]
 
国試
  [★]
イノシンプラノベクス
  [★]
- 英
 
- inosine, Ino
 
- 商
 
- イノシン、イノチン
 
- 関
 
- イノシン プラノベクス