陣痛

出典: meddic

labor pains
dolores partus
分娩時期



周期

G10M.188
  • 子宮の開大度によって異なる
  • 子宮口開大度4-6cmで陣痛周期は3分、子宮口全開大で2分程度。

分娩開始

  • 陣痛の頻度が1時間に6回以上(間隔が10分以内)で、規則的な場合


分類

正常な陣痛

子宮口開大度 子宮内圧 陣痛周期 持続時間
4-6cm 40mmHg 3分 70秒
7-8cm 45mmHg 2分30秒 70秒
9-10cm 50mmHg 2分 60秒

微弱陣痛

子宮口開大度 子宮内圧 陣痛周期 持続時間
4-6cm ≦10mmHg ≧6分30秒 ≦40秒
7-8cm ≦10mmHg ≧6分 ≦40秒
9-10cm ≦40mmHg ≧4分(初産婦)
≧3分30秒(経産婦)
≦30秒

過強陣痛

子宮口開大度 子宮内圧 陣痛周期 持続時間
4-6cm ≧70mmHg ≦1分30秒 ≧2分
7-8cm ≧80mmHg ≦1分 ≧2分
9-10cm ≧55mmHg ≦1分 ≧1分30秒

参考

  • 1. 〔産科医としての基礎知識〕子宮収縮の評価(臨床) - 日産婦誌51巻5号
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/51/9905-119.pdf



Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/11/07 22:02:50」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 第63回日本産科婦人科学会学術集会長挨拶(第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
  • 星合 昊
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(7), A1, 2011-07-01
  • NAID 110008686969
  • 分娩誘発・陣痛促進時の分娩監視方法(<特集>分娩誘発・陣痛促進)
  • 高橋 恒男
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(7), 1395-1400, 2011-07-01
  • NAID 110008686967

関連リンク

陣痛の痛みや兆候、前駆陣痛、陣痛促進剤などについて。陣痛とは胎児をいよいよ体外 に生み出す為に、子宮が定期的に収縮を繰り返す運動の事で、通常この収縮運動は、 母体に痛みを与える為に〝陣痛〟と呼ばれています。

関連画像

やっと やっと 今日 2005 年 8 月 12 日 から また 入院 陣痛 に 苦しむ ゆき しかし 陣痛陣痛2陣痛陣痛 が 始まる 24 日 の 朝 この 陣痛


★リンクテーブル★
先読み分娩時期
国試過去問105I060」「108G053」「099C022」「103A021」「099F035」「106G043」「095B003」「104E046」「103E049」「105E015」「100G088」「104G010」「091A066
リンク元前期破水」「陣痛持続時間」「陣痛様疼痛」「陣痛周期」「分娩開始
拡張検索胎児心拍数陣痛図」「陣痛誘発」「後陣痛」「過強陣痛」「胎児心拍陣痛図
関連記事

分娩時期」

  [★]


分娩時期

分娩第1期

  • 分娩開始~子宮口全開大

分娩第2期

  • 子宮口全開大~胎児娩出
  • 陣痛:陣痛発作持続時間:1-2分。間欠時間:1分以下。
  • 排臨
  • 発露

分娩第3期

  • 胎児娩出~付属器娩出

105I060」

  [★]

  • 35歳の1回経産婦。妊娠40週に陣痛発来し入院した。5年前に回旋異常のため妊娠38週で2, 700gの女児を帝王切開で分娩した。今回の妊娠経過は良好であった。身長158cm、体重62kg、脈拍84/分、整。血圧120/84mmHg。児は第1頭位。腟鏡診で外子宮口から少量の羊水流出を認めた。超音波検査では胎児推定体重は3,400g、胎盤子宮底部を中心に存在し異常所見を認めなかった。入院時の内診所見で先進部の下降度 SP-1cm、子宮口3cm開大。胎児心拍数陣痛図で子宮収縮は3分間隔。胎児心拍数パターンに異常を認めなかった。その後陣痛は増強し頻回となり入院後2時間には2分間隔となった。内診では子宮口は全開大し、児頭下降度はSP+2cmであった。この時点から産婦は陣痛に合わせて努責を開始した。30分経過したころ気分不快を訴えた。呼吸困難はない。意識は清明、呼吸数24/分。脈拍112/分、整。血圧80/52mmHg。顔面は蒼白。少量の性器出血を認める。再度の内診では、児頭下降度はSP-3cmである。胎児心拍数陣痛図では陣痛は微弱となり、遷延性徐脈を認める。
  • 治療として最も適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105I059]←[国試_105]→[105I061

108G053」

  [★]

  • 35歳の初妊婦。妊娠 40週 4日。陣痛発来のため入院した。妊娠 39週時の妊婦健康診査では胎児推定体重は 2,450gで、羊水ポケットは 3 cmと測定された。身長 161cm、体重 61 kg(非妊時 52 kg)。内診所見は、児頭は骨盤入口部にあり、展退度 50%、子宮口は 3 cm開大、頸管の硬度はやや軟、児頭下降度 SP-2 cm。その他に異常所見を認めない。陣痛はほぼ 10分周期である。その後、陣痛は次第に増強し、入院後7時間経過した時点で破水し、羊水混濁を認めた。内診所見は子宮口は 10 cm開大、児頭下降度 SP+1 cmとなった。その時の胎児心拍数陣痛図 (別冊 No.7A)と、さらに 30分後の胎児心拍数陣痛図 (別冊 No.7B)とを別に示す。内診所見は児頭下降度SP+3 cmで、矢状縫合は骨盤前後径に一致し小泉門を恥骨後面に触れる。
  • 対応として適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 108G052]←[国試_108]→[108G054

099C022」

  [★]

  • 24歳の初産婦。妊娠39週2日に陣痛が発来し入院した。陣痛開始後10時間の時点で子宮口開大8cm、展退度80%、先進部は児頭でSP+2cm。陣痛周期3分、発作50秒。このころから産婦の呼吸数が1分間に約60となり、手足のしびれと息苦しさとを訴え、指関節の伸展と母指の内転とがみられた。脈拍100/分、整。血圧122/78mmHg。胎児心拍数陣痛図では異常を認めない。
  • 行うべき処置はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099C021]←[国試_099]→[099C023

103A021」

  [★]

  • 38歳の経産婦。妊娠41週。陣痛発来と破水とを主訴に来院した。入院3時間後の内診子宮口は6cm開大。胎児心拍数陣痛図で、陣痛周期は1分30秒、持続時間は60秒、心拍数基線は160bpm、基線細変動は10bpm、遅発一過性徐脈を示している。
  • まず投与するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103A020]←[国試_103]→[103A022

099F035」

  [★]

  • 28歳の初産婦。妊娠38週に陣痛発来で入院した。
  • 身長160cm、体重62kg。脈拍80/分、整。血圧110/80mmHg。子宮底33cm。胎児推定体重は2,400gで羊水量は少ない。6時間後の内診所見は児頭下降度SP±0cm、子宮口開大4cmで、破水を認める。
  • 胎児心拍数陣痛図を以下に示す。
  • 対応で適切なのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 099F034]←[国試_099]→[099F036

106G043」

  [★]

  • 28歳の1回経妊1回経産婦。妊娠38週。 2時間前に水様帯下があり来院した。第1子は自然経腟分娩であった。来院後、 3分間隔の規則的な陣痛が発来した。内診子宮口は4cm関大、児頭下降度SP±0である。先進部は小泉門で2時の位置に触れ、矢状縫合を2時から8時にかけて認める。
  • 児頭の回旋時期の判断で正しいのはどれか。
  • a 第1回旋の直後
  • b 第2回旋の途上
  • c 第2回旋の直後
  • d 第3回旋の途上
  • e 第3回旋の直後


[正答]


※国試ナビ4※ 106G042]←[国試_106]→[106G044

095B003」

  [★]

  • 微弱陣痛について正しいのはどれか。
  • (1) 陣痛の頻度、持続、強さのうち強さの減弱をいう。
  • (2) 子宮の過伸展は続発性微弱陣痛の原因となる。
  • (3) 回旋異常があれば児の状態にかかわらず帝王切開術を行う。
  • (4) 子宮口開大3cmで胎児に異常がなければ経過観察する。
  • (5) 分娩手段を決定するためには陣痛促進が必要である。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 095B002]←[国試_095]→[095B004

104E046」

  [★]

  • a 第1回旋前
  • b 第1回旋
  • c 第2回旋
  • d 第3回旋
  • e 第4回旋
[正答]


※国試ナビ4※ 104E045]←[国試_104]→[104E047

103E049」

  [★]

  • 28歳の初産婦。妊娠39週時に少量の性器出血陣痛とを主訴に来院した。陣痛間欠は3分で、発作は40秒である。
  • 最初に行うのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103E048]←[国試_103]→[103E050

105E015」

  [★]

  • 陣痛が有効と判断できるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105E014]←[国試_105]→[105E016

100G088」

  [★]

  • 妊娠末期の妊婦健康診査で重要でないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G087]←[国試_100]→[100G089

104G010」

  [★]

  • 体重減少を生じやすいのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 104G009]←[国試_104]→[104G011

091A066」

  [★]

  • a. 胎児心拍数基線は120-140/分である
  • b. 心拍数基線細変動は消失している
  • c. 軽度一過性徐脈がみられる
  • d. 規則的な陣痛がみられる
  • e. 妊娠28-30週の所見と一致する。

前期破水」

  [★]

premature rupture of the membranes, premature rupture of membranes, PROM
premature rupture fetal membrane
破水。プレタームPROM preterm PROM

定義

  • 陣痛開始以前卵膜の破綻を起こしたもの ← 陣痛発生以降は分娩第一期。第一期より前なので「前期破水」と覚える
  • 特に、妊娠37週未満の前期破水preterm PROM ← ちなみに、妊娠37週未満での出産は早産と定義される

定義のまとめ

前期破水の妊娠期間による別

preterm PROM 妊娠37週未満の前期破水
term PROM = PROM 妊娠37週以降の前期破水

破水の分娩のステージによる分類

前期破水 陣痛前の破水 分娩第一期未満
早期破水 陣痛開始後、子宮口が全開大に至る以前の破水 分娩第一期以降~分娩第二期未満

疫学

  • 全妊娠の5-10%。このうち約60%は妊娠37週以降に生じる。(参考1)

病因

参考1 NGY.457
  • 1. 卵膜の異常
  • 2. 子宮内圧の上昇
  • 3. 機械的刺激

参考

  • 1. 日産婦誌61巻3号
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/61/6103-059.pdf


陣痛持続時間」

  [★]

陣痛子宮内圧過強陣痛、微弱陣痛

分娩持続時間

NGY.122
子宮口開大度 4-8cm 9cm-分娩第2期
平均 70秒以上 60秒
過強 2分以上 1分30秒
微少 40秒以内 30秒以内
QB.P-287
     
  分娩第1期 分娩第2期
過強 2分以上 1分30秒
微少 40秒以内 30秒以内


陣痛様疼痛」

  [★]

陣痛様下腹痛
陣痛

概念

  • 子宮筋の周期的収縮。異物を排除しようとする収縮。

陣痛様疼痛が見られる病態

参考

  • 1. 第5章 婦人科・妊娠および出産
[display]http://eisei.sempos.or.jp/doc/book3/6hen/6-1-5.html

陣痛周期」

  [★]

cycle of labor pains
陣痛陣痛持続時間過強陣痛、微弱陣痛

陣痛周期

QB.P-287
  分娩第1期 分娩第2期
過強 1分30秒以内 1分以内
微少 6分以上 4分以上


分娩開始」

  [★]

onset of labor
initium partus
産徴、陣痛ビショップスコアフリードマン子宮口開大曲線分娩子宮口全開大

概念

  • 陣痛の頻度が1時間に6回以上(間隔が10分以内)で、規則的な場合。



胎児心拍数陣痛図」

  [★]

cardiotocogram CTG
心拍陣痛図
コントラクションストレステスト胎児心拍自動解析法
[show details]
  • 図:G10M.258(胎児機能不全の判断、対処、処置)
多くの場合、
横軸:一目盛り(細い)20秒、三目盛り(太い)1分
縦軸:一目盛り(細い)2 bpm、五目盛り(太い)10bpm

判読ポイント

  • 1. 基線の高さ。 正常では110-160bpm
  • 2. 基線細変動。 正常では6-25bpm。<5bpmで基線細変動減少
  • 3. 一過性変動の有無
    基線からの変動 頂点/最下点までの時間 持続時間 子宮収縮との関係 原因
一過性頻脈 ≧15bpm上昇 <30s 15s≦ ≦2m   胎動、子宮収縮、内診などの刺激、臍帯圧迫に伴う。胎児状態は悪くない
 
一過性徐脈 早発一過性徐脈   ≧30s   一致 児頭の圧迫のための頭蓋内圧の上昇による迷走神経反射が心拍数の低下を引き起こす
 
遅発一過性徐脈   ≧30s   遅れる 胎盤機能低下、あるいは心筋機能抑制による低酸素血症の顕在化
 
変動一過性徐脈 >15bpm低下 <30s 15s≦ ≦2m 様々 臍帯圧迫による迷走神経反射
 
遷延一過性徐脈 >15bpm低下   2m≦ ≦10m   内診などによる刺激、過強陣痛、臍帯圧迫、臍帯脱出、仰臥位低血圧症候群、
硬膜外麻酔等による母体低血圧、胎盤早期離、子癇発作や癲癇発作、娩出直前のいきみ
  • その他

参考

  • 1. C.産婦人科検査法 胎児心拍数モニタリング - 日産婦誌59巻7号
http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5907-203.pdf


陣痛誘発」

  [★]

induction of the labor pains
provocatio partus, inductio partus
分娩誘発法 induction of delivery


陣痛誘発法

機械的方法

  • 1. 子宮体輪状マッサージ
  • 2. 卵膜用手剥離
  • 3. 人工破膜
  • 4. ラミナリア桿の挿入
  • 5. メトロイリーゼ
  • 6. ブジー
  • 7. 浣腸:子宮、直腸の神経を刺激させることで陣痛を誘発する。その他、胎児の通過する空間を広げ、分娩の際、外陰の清潔を保つ意味もある。(QB.P-282 G10M.295)

薬物的方法

  • 1. オキシトシン
  • 2. PGF2α
  • 3. PGE2経口錠


後陣痛」

  [★]

afterbirth pain, after pains, after pain, afterpains, afterpain
dolores post partum
産褥産褥期
  • 産褥0日から数日の間見られる子宮収縮に伴う痛み。


過強陣痛」

  [★]

uterine hypercontraction, excessively strong pains
hyperdynamia uteri
微弱陣痛、陣痛陣痛持続時間



胎児心拍陣痛図」

  [★] 胎児心拍数陣痛図


痛」

  [★]

pain
痛み疼痛




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡