死体検案書

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certificate of death, death certificate
死亡診断書死体検案監察医制度


死亡診断書・死体検案書

SLE. 303-305
  • 人の死を証明する医学的証明書
書類名 発行できる者 条件
死亡診断書 医師歯科医 ・医師が生前その患者を診察治療し、確定診断を付け、その患者が同一診断名で死亡した場合が、病死体となり死亡診断書を交付する。
・「無診察治療などの禁止」の例外:「診察中の患者が受診後24時間以内に死亡した場合に交付する診断書については、この限りでない」。異状がない限り、改めて死語診察をしなくても死亡診断書を交付することを認める。
・(24時間を超えても)診療継続中の患者が、診察にかかる疾患で死亡したことが予期できる場合には、改めて死語診察を行い、生前に診察していた疾病が死因と判定できれば、求めに応じて死亡診断書を発行できる。
死体検案書 医師 上記以外

用途

  • 死亡届、生命保険、自動車損害賠償保険法による支払い請求

国試


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/11/30 18:47:47」(JST)

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和文文献

  • 講演会記録 死亡診断書マニュアル
  • 加藤 俊哉
  • 県西部浜松医療センター学術誌 4(1), 162-164, 2010
  • NAID 40017656209
  • 死亡診断書又は死体検案書を得ることができない場合の死亡の事実を証すべき書面について
  • 死亡診断書(死体検案書) (精神科診療に必要な書式マニュアル 改訂版) -- (法務・司法)
  • 的場 梁次,黒木 尚長
  • 臨床精神医学 37(-), 200-207, 2008
  • NAID 40016459807

関連リンク

死体検案書(したいけんあんしょ)とは、死亡事由などについての検案について記した 書類のことである。死亡診断書と同様に死亡を証明する効力を持つ。検案した医師のみ が死体検案書を発行できる。死亡診断書と異なり、歯科医師は死体検案書を発行 できない ...
平成23年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアルについて紹介しています。

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★リンクテーブル★
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リンク元戸籍法」「死亡診断書」「異状死体」「嬰児」「死胎検案書
関連記事死体検案」「死体」「検案

監察医制度」

  [★]

medical examiner system
死体検案


103G044」

  [★]

  • 1歳5か月の女児。保育所から心肺停止のため搬入された。3日前に感冒様症状で近医を受診し、
  • 抗ヒスタミン薬と鎮咳去痰薬とを処方されていた。保育所では当日の午前中は元気であったが、
  • 午後1時半に突然39℃台の発熱に気付き水分を摂取させ、父親が迎えに来るまで眠らせていた。
  • 午後4時に父親が迎えに来て患児を見たところ顔面蒼白に気付き、救急車を要請した。
  • 救急隊到着時には患児は心肺停止状態にあった。救急車内および病院とで蘇生を試みたが午後5時32分に死亡が確認された。
  • 気管挿管時に気管内に吐物は認めなかった。病院到着後に実施したインフルエンザ迅速検査でA型インフルエンザ抗原陽性であった。
  • 検視の結果、事件性はないと判断された。担当医が行うのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 103G043]←[国試_103]→[103G045

095C003」

  [★]

  • 68歳の男性。午前2時ころ救急隊によって搬送された。当直医が診察したところすでに死亡していた。この患者は前日午後4時ころ、他院の内科外来を受診しており、不安定狭心症と診断されている。入院治療を勧められたが患者はこれを拒否し、投薬を受けて帰宅したとのことである。死体の後頭部に擦過傷を認める。
  • 当直医の対応として最も適切なのはどれか。
  • a. 死因を狭心症として死体検案書を交付する。
  • b. 他院の内科外来担当医に受診時診断名を確認し自ら死亡診断書を交付する。
  • c. 他院の内科外来担当医に死亡診断書を交付してもらう。
  • d. 病院長に死亡診断書を交付してもらう。
  • e. 所轄警察署の警察医死体検案を依頼する。
[正答]


※国試ナビ4※ 095C002]←[国試_095]→[095C004

098B002」

  [★]

  • 64歳の男性。末期癌在宅ケアを受けている。担当医は週に2回午後に往診している。最後に担当医が往診した翌日の午前中に訪問看護師から死亡を看取ったとの連絡があった。担当医は直ちに往診し、診療中の末期癌で死亡したと判断した。
  • 担当医の取るべき処置で正しいのはどれか。
  • a. 警察へ連絡し、監察医を依頼する。
  • b. 警察へ連絡し、死体検案書を交付する。
  • c. 警察へは連絡せず、死体検案書を交付する。
  • d. 警察へは連絡せず、死亡診断書を交付する。
  • e. 死亡を看取った訪問看護師に死亡診断書を書かせる。
[正答]


※国試ナビ4※ 098B001]←[国試_098]→[098B003

103E044」

  [★]

  • 65歳の女性。自宅のトイレ内で便器に座ったまま、意識不明の状態で家族に発見され搬入された。到着時、すでに心肺停止状態であった。既往症と通院歴とに特記すべきことはない。画像診断および諸検査によって大動脈解離による心タンポナーデと診断し、搬入1時間後に死亡を確認した。
  • 担当医として取るべき行動はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103E043]←[国試_103]→[103E045

102E041」

  [★]

  • 身元不明の中年男性。公園のベンチで意識がもうろうとしていたため搬入された。体温37.5℃。脈拍52/分、整。血圧170/110mmHg。外傷はなく、画像診断および各種検査の結果、脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血と診断され、治療が施されたが、来院3時間後に死亡が確認された。
  • 対応として適切なのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102E040]←[国試_102]→[102E042

097G072」

  [★]

  • 死体検案書について正しいのはどれか。
  • a. 死亡した患者を診た場合、診療継続中でなければ死体検案書を交付する。
  • b. 「死亡したとき」の欄は医師が死体を検案した時刻を記入する。
  • c. 「死亡したところ」の欄は医師が死体を検案した場所を記入する。
  • d. 「直接死因」の欄は傷病名を英語で記入してもよい。
  • e. 「直接死因」の欄は「自宅で火災に遭遇」のように具体的に記入する。
[正答]


※国試ナビ4※ 097G071]←[国試_097]→[097G073

106H010」

  [★]

  • 死体検案書について正しいのはどれか。
  • a 死因統計の資料となる。
  • b 歯科医師も交付できる。
  • c 死亡診断書と同時に交付できる。
  • d 検案をした医師以外の医師も交付できる。
  • e 検案日と検案書交付日とは同一でなくてはならない。


[正答]


※国試ナビ4※ 106H009]←[国試_106]→[106H011

102F003」

  [★]

  • 死体検案書について正しいのはどれか。
  • a. 死因統計の資料となる。
  • b. 歯科医師も交付できる。
  • c. 直接死因は警察官が決定する。
  • d. 検案日と検案書発行日は同一である。
  • e. 検案をした医師以外の医師も交付できる。
[正答]


※国試ナビ4※ 102F002]←[国試_102]→[102F004

104G022」

  [★]

  • 医師法に規定されているのはどれか。3つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 104G021]←[国試_104]→[104G023

104H012」

  [★]

  • 医師のみが交付できるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104H011]←[国試_104]→[104H013

戸籍法」

  [★]

第49条

  •  出生の届出は、十四日以内(国外で出生があつたときは、三箇月以内)にこれをしなければならない。
  • 2 届書には、次の事項を記載しなければならない。
  • 一 子の男女の別及び嫡出子又は嫡出でない子の別
  • 二 出生の年月日時分及び場所
  • 三 父母の氏名及び本籍、父又は母が外国人であるときは、その氏名及び国籍
  • 四 その他法務省令で定める事項
  • 3 医師、助産師又はその他の者が出産に立ち会つた場合には、医師、助産師、その他の者の順序に従つてそのうちの一人が法務省令・厚生労働省令の定めるところによつて作成する出生証明書を届書に添付しなければならない。ただし、やむを得ない事由があるときは、この限りでない。

 第九節 死亡及び失踪

死亡届

第86条

  •  死亡の届出は、届出義務者が、死亡の事実を知つた日から七日以内(国外で死亡があつたときは、その事実を知つた日から三箇月以内)に、これをしなければならない。
  • 2 届書には、次の事項を記載し、診断書又は検案書を添付しなければならない。 ← 死亡診断書あるいは死体検案書が必要
  • 一 死亡の年月日時分及び場所
  • 二 その他法務省令で定める事項
  • 3 やむを得ない事由によつて診断書又は検案書を得ることができないときは、死亡の事実を証すべき書面を以てこれに代えることができる。この場合には、届書に診断書又は検案書を得ることができない事由を記載しなければならない。

第87条

  •  左の者は、その順序に従つて、死亡の届出をしなければならない。但し、順序にかかわらず届出をすることができる。
  • 第一 同居の親族
  • 第二 その他の同居者
  • 第三 家主、地主又は家屋若しくは土地の管理人
  • 2 死亡の届出は、同居の親族以外の親族、後見人、保佐人、補助人及び任意後見人も、これをすることができる。

第88条

  •  死亡の届出は、死亡地でこれをすることができる。
  • 2 死亡地が明らかでないときは死体が最初に発見された地で、汽車その他の交通機関の中で死亡があつたときは死体をその交通機関から降ろした地で、航海日誌を備えない船舶の中で死亡があつたときはその船舶が最初に入港した地で、死亡の届出をすることができる。

第89条

  •  水難、火災その他の事変によつて死亡した者がある場合には、その取調をした官庁又は公署は、死亡地の市町村長に死亡の報告をしなければならない。但し、外国又は法務省令で定める地域で死亡があつたときは、死亡者の本籍地の市町村長に死亡の報告をしなければならない。

法令

  • 戸籍法(昭和二十二年十二月二十二日法律第二百二十四号)
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO224.html


死亡診断書」

  [★]

certificate
death certificate, certificate of death
死体検案書死因


死亡診断書・死体検案書(SLE. 303-305)

  • 人の死を証明する医学的証明書
書類名 発行できる者 条件
死亡診断書 医師歯科医 ・医師が生前その患者を診察治療し、確定診断を付け、その患者が同一診断名で死亡した場合が、病死体となり死亡診断書を交付する。
・「無診察治療などの禁止」の例外:「診察中の患者が受診後24時間以内に死亡した場合に交付する診断書については、この限りでない」。異状がない限り、改めて死語診察をしなくても死亡診断書を交付することを認める。
・(24時間を超えても)診療継続中の患者が、診察にかかる疾患で死亡したことが予期できる場合には、改めて死語診察を行い、生前に診察していた疾病が死因と判定できれば、求めに応じて死亡診断書を発行できる。
死体検案書 医師 上記以外

参考

  • 1. 平成23年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル
[display]http://www.mhlw.go.jp/toukei/manual

国試

  • 102E041100E007095C003
  • 103E044:到着時心肺停止状態であり、死亡は確認されていない。画像診断および諸検査によって診断がつき、搬入1時間後に死亡している(内因死)。これは「診療継続中の患者が、その診療に関する傷病で死亡した」とみなせる。
  • (在宅での死亡)101E009098B002:診療継続中でも、原疾患の死亡と考えられなければ異状死となる


異状死体」

  [★]

unexpected death, unnatural death
異状死監察医制度死体検案死体検案書検案医師法#第21条
  • see SLE.296

定義

  • 異状死体とは犯罪性の有無にかかわらず、全ての外因子、死因が不明な死体、発症や死亡前後の状況に異状のある死体をいう(日本法医学会。異状死ガイドライン)

分類

  • 犯罪死体 :明らかに犯罪に起因した異状死体
  • 非犯罪死体:犯罪とは無関係な異状死体
  • 変死体  :犯罪に起因しているか否かが不明

異状死体に該当する死体

参考1
  • 1. 外因による死亡(診療の有無、診療の期間を問わない)
  • 2. 外因による傷害の続発症、あるいは後遺障害による死亡
  • 3. 上記1.または2.の疑いがあるもの
  • 4. 診療行為に関連した予期しない死亡、およびその疑いがあるもの
  • 5. 死因が明らかでない死亡

異状死体の届け出義務(医師法第21条)

  • 医師は、死体又は妊娠四月以上死産児検案して異状があると認めたときは、二十四時間以内に所轄警察署に届け出なければならない。

参考

  • 1. 異状死ガイドライン - 日本法医学会
[display]http://www.jslm.jp/public/guidelines.html

国試


嬰児」

  [★]

嬰児

  • 分娩経過または分娩極後の新生児

嬰児殺

  • この時期の嬰児の殺害

出生

  • 民法:全部露出説:相続権に関係する問題
  • 刑法:一部露出説:堕胎罪と殺人罪を区別する

死産

  • 妊娠4ヶ月(12週以降)における死児の出産をいひ、死児とは出産においても心拍動、随意筋の運動及び呼吸のいずれも認めないものをいふ

医師の立ち会いで出産した場合(妊娠12週以降、妊娠4月以降)


死胎検案書」

  [★]

inspection report on dead fetus
死産証書死体検案書検案死産
  • 概念:死産児の分娩に医師、助産師が立ち会っていない場合、死産児に対する医学的判断を証明するための書類
  • 交付:医師助産師
  • 用途:死産後7日以内に市町村長に死産を届ける際に添付



死体検案」

  [★]

postmortem examination
死体検案書監察医制度検視
  • 異状死体の可能性がある死体について行う医師の検査 → 医師のみが可能
  • 検死(医師が行う場合は検案)によって得られた医学的所見に加え、死亡者の既往歴、死体を取り巻く状況などを検討し、死因、死因の種類、死亡時刻、異状の有無を総合的に判断すること(SUB.38)
  • 死体検案を行った結果、異状死と判断されれば、24時間以内に警察に届け出る義務がある。
  • 死体検案を行った後に死体検案書を交付することになる。

国試


死体」

  [★]

corpsecarcass
屠殺体

死体

  • 病死による死体
  • 異状死体:異状死体とは犯罪性の有無にかかわらず、全ての外因子、死因が不明な死体、発症や死亡前後の状況に異状のある死体をいう(日本法医学会。異状死ガイドライン)
  • 犯罪死体 :明らかに犯罪に起因した異状死体
  • 非犯罪死体:犯罪とは無関係な異状死体
  • 変死体  :犯罪に起因しているか否かが不明


検案」

  [★]

postmortem inspection by medical doctor
病死異状死死体検案書
  • 医師の業務
  • 死体に対して医学的判断を下すために行う。




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