不随意運動

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involuntary movement IVM
不随意筋



不随意運動と大脳基底核との関連

  大脳基底核の障害との関連 特徴 好発部位 代表疾患
振戦 tremor 黒質 律動的な振動運動 指、手 Parkinson病
本態性振戦
舞踏病様運動 choreiform movement 尾状核 不規則で、目的のない、非対称性運動
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顔面、四肢 Huntington舞踏病
バリズム ballism/ballismus 視床下核 舞踏様病の一種。運動はより急速、粗大、持続性。四肢の抹消よりも体幹に誓い部分に強く起こり、上下肢を投げ出すよう激しい運動
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四肢 視床下核 Juys体の出血・梗塞
アテトーゼ athetosis 赤核被殻淡蒼球 舞踏病よりゆっくりで、持続性のある運動。舞踏病に比べ一定の運動。虫が這うような運動。
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手・指 脳性麻痺
CO中毒
レンズ核障害
ミオクローヌス myoclonus 赤核 1つまたは多くの筋の短時間の不随意な収縮。関節や四肢の強い運動を伴わないのが原則
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全身・局所 Creutzfeldt-Jakob病
Ramsay Hunt症候群
てんかん
リピドーシス
ミトコンドリア脳筋症
痙攣 cramp/convulsion   筋肉が不随意に,激しく攣縮する状態    
ジストニー dystonia   異常姿勢。筋緊張の亢進で異常な姿勢となり、体幹の捻転、胸郭の傾斜、頚の捻転、肘の過伸展、手首の過屈曲、指の過伸展などを呈する。
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体幹・近位筋 捻転ジストニー
チック tic   顔、頚部、肩などに起こる、比較的急激で、繰り返して起こる運動
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顔面 てんかん
緊張




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/13 01:56:58」(JST)

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和文文献

  • 小児神経学専門医に対するpantothenate kinase-associated neurodegeneration(PKAN)関連疾患の実態調査
  • 舟塚 真/伊藤 康/塩田 睦記/大澤 眞木子
  • 東京女子医科大学雑誌 83(E1), E69-E73, 2013-01-31
  • … Pantothenate kinase-associated neurodegeneration(以下PKAN)は、ジストニアなど不随意運動を主症状とする、常染色体性劣性遺伝の希少難病である。 …
  • NAID 110009559374
  • 症例報告 32歳で発症した舞踏病様不随意運動を伴う前頭側頭型認知症の一例
  • 河上 緒,新里 和弘,新井 哲明 [他]
  • 老年精神医学雑誌 23(9), 1121-1127, 2012-09-00
  • NAID 40019439204
  • Skill Up : 画像診断のより上手な使い方 不随意運動の表面筋電図
  • 花島 律子
  • Frontiers in Parkinson disease 5(3), 162-166, 2012-08-00
  • NAID 40019432249
  • 偽発作などの非てんかん発作に間違われやすいてんかん発作 (特集 問診で決まるてんかん診療) -- (診断時に信頼感を生むために知っておくべきこと)
  • 高橋 幸利,那須 裕郷,山口 解冬 [他]
  • 小児科診療 75(8), 1309-1314, 2012-08-00
  • NAID 40019386399

関連リンク

不随意運動(involuntary movement、ふずいいうんどう)は意志に基づかない不合理な 運動のこと。対となる用語は随意運動である。 [編集] 不随意運動の種類. 振戦 (tremor 、しんせん); ジストニア (dystonia); アテトーゼ (athetosis); バリスム (ballism)、 ...
不随意運動。不随意運動とはどんな病気か 自分の意思とは関係なく現れる異常運動の ことを不随意運動といいますが、専門的には性状によって分類されています。 脳梗塞(の うこうそく)、脳出血、神経変性疾患などにより大脳基底 gooヘルスケア 家庭の医学。

関連画像

不随意運動の画像-p1_28-S : :1不随意運動不随意運動不随意運動の画像 p1_29不随意運動の画像 p1_17http://kompas.hosp.keio.ac.jp/file/000638 結局根掛りだったんだけどね。不随意運動の画像 p1_19


★リンクテーブル★
先読み不随意筋
国試過去問108A031」「107I065」「100F045」「103D043」「108I002」「097G084」「106E034」「096G087」「077A050
リンク元ハンチントン病」「振戦」「代謝性脳症」「アテトーゼ」「大脳基底核疾患
拡張検索異常不随意運動
関連記事随意」「随意運動」「不随意

不随意筋」

  [★]

involuntary muscle (K)


108A031」

  [★]

  • 48歳の男性。最近落ち着きがないことを主訴に来院した。 3か月ほど前から、歩くときに手が勝手に素早く動いてしまう、座っていると体幹が不規則に前後に揺れるなどを妻から指摘されている。このごろ理由なく激昂してしまう。顔面が不規則にしかめ面になり、構音はやや明瞭さを欠く。眼球運動障害はない。四肢の筋トーヌスは低下し、四肢体幹筋の素早い収縮による不随意運動があり、歩行時に著明になる。腱反射は正常、 Babinski徴候はみられない。 12歳の息子が最近同一疾患を発症したことが疑われている。
  • 本疾患と遺伝子変異様式が同一なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108A030]←[国試_108]→[108A032

107I065」

  [★]

  • 58歳の女性。時々記憶がなくなることを主訴に夫に伴われて来院した。数年前から数秒間口をもぐもぐさせることがあり、夫は気になっていたが本人は全く気付いていなかったという。昨日、娘と買い物に出かけた際に、娘が話しかけても数分間返事をしないことがあった。受診時の意識は清明。身長158cm、体重52kg。血圧130/76mmHg。神経学的診察で異常を認めない。「自分では普通だと思うのですが、夫と娘が私に物忘れがあると言うんですよ」という。受診日に行った頭部単純MRIで異常所見を認めない。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107I064]←[国試_107]→[107I066

100F045」

  [★]

  • 30歳の男性。記憶の欠損を心配した妻に付き添われ来院した。数年前から数秒間口をもぐもぐさせることがあり、本人は全く気付いていないが、妻は気になっていた。昨日妻を助手席に乗せて運転中、急に表情が変わり、車が壁に衝突した。意識は清明。身長175cm、体重69kg。血圧130/76mmHg。本人は顔面に昨日の事故で負った傷を示しながら、「全く記憶にないのです。怖くてもう車の運転ができません」と神妙に答えるのみである。
  • 最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100F044]←[国試_100]→[100F046

103D043」

  [★]

  • 30歳の男性。記憶の欠損を主訴に妻に伴われて来院した。数年前から数秒間口をもぐもぐさせることがあり、妻は気になっていた。本人は全く気付いていない。昨日妻を助手席に乗せて運転中、急に動作が止まり、車を壁に衝突させてしまった。意識は清明。身長175cm、体重69kg。血圧130/76mmHg。本人は昨日の事故で負った顔面の傷を示しながら、「全く記憶にないのです。怖くてもう車の運転ができません」と答えるのみである。
  •  最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103D042]←[国試_103]→[103D044

108I002」

  [★]

  • a レムREM〉睡眠と関係が深い。
  • b ドパミン遮断薬が有効である。
  • c 加齢とともに患者数は減少する。
  • d 脚の異常感覚は運動によって改善しない。
  • e 足関節などの不随意運動が入眠後にみられる。


[正答]


※国試ナビ4※ 108I001]←[国試_108]→[108I003

097G084」

  [★]

  • 不随意運動と疾患の組合せで誤っているのはどれか。
[show details] [正答]
※国試ナビ4※ 097G083]←[国試_097]→[097G085

106E034」

  [★]

  • 不随意運動と疾患の組合せで正しいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106E033]←[国試_106]→[106E035

096G087」

  [★]

  • 不随意運動を特徴的症候とするのはどれか。2つ
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096G086]←[国試_096]→[096G088

077A050」

  [★]

ハンチントン病」

  [★]

Huntington disease
ハンチントン舞踏病 Huntington chorea Huntington's chorea
錐体外路症候群大脳基底核疾患

概念

疫学

  • (有病率?)欧米では4-8/10万人、日本では1/10万人 (HBN.971)
  • 発病する家系の20-50歳で発症。(他の文献では30-40歳代)
  • 25-45歳で発症。有病率は2-8人/10万人。(HIM.2561)

病因

  • 第4染色体短腕(4p15)に座乗するハンチントン遺伝子のエキソンに存在するCAGリピートの異常反復。正常では7~34回。ハンチントン病では36回以上

遺伝

病理

  • 線条体(特に尾状核)・大脳皮質(特に前頭葉・側頭葉)の萎縮  →  尾状核の萎縮は不随意運動大脳皮質の萎縮は認知症に繋がるのであろう
  • 小型のニューロンの脱落が大型のニューロンに先行している。GABA作動性ニューロンの脱落が顕著である。線維性のグリオーシスが他の疾患で見られるニューロン脱落後のそれよりも顕著。線条体の変性とmotor symptomsの間には相関が見られる。皮質や線条体ニューロンでは核内にユビキチン化されたハンチントン蛋白の封入体が認められる。(BPT.895)

症状

診断

  • リピート数の異常伸長


検査

CT

  • 側脳室の外側に存在する尾状核の萎縮により側脳室の拡大が認められる。


MRI

  • FLAIRでは尾状核と被殻に異常な高信号が認められる。


治療

HIM.2562

予後

  • 発症後10-20年で感染症、窒息(嚥下困難)で死亡する(YN.J-122)

参考

  • 1. CT
[display]http://www.mypacs.net/cases/HUNTINGTONS-DISEASE-12726430.html
  • 2. ハンチントン病 - 難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/entry/318
  • 3. 認定基準 - 難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/upload_files/092_s.pdf



振戦」

  [★]

tremor
不随意運動


分類

動作状態による分類

  • 膝の上に力を抜いて置いた手を観察
  • 筋が活動していない状態で出現する振戦。3-6Hz。
パーキンソン病
  • 上司を前方に伸展させ、手指を開くように命じる。
  • 筋がある一定の強さの持続的な活動を行っているときに出現する振戦。4-12Hz
本態性振戦甲状腺機能亢進症尿毒症CO2ナルコーシス
  • 筋が随意的な活動を行っている状態で出現する振戦
  • 小脳の障害
小脳障害ウイルソン病多発性硬化症
  • 運動時に目標に近づくほど増強する振戦として運動時振戦と区別。
  • 統一されていないらしい。intention tremor/postural tremor+intention tremor

原因による分類(BET.176)


心雑音

thrill
  • 心尖は心雑音の原因となる振動が大きくなると生じる(手技見えvol.1 p.92)
  • 心尖の触診は聴診の4部位と同じ位置、手掌遠位部でおこなう

振戦が見られる領域 (手技見えvol.1 p.95)

  収縮期 両方 拡張期
大動脈弁領域 大動脈弁狭窄症    
肺動脈弁領域 肺動脈弁狭窄症 動脈管開存症  
Erb領域     大動脈弁閉鎖不全症
三尖弁領域 心室中隔欠損症    
心尖部     僧帽弁狭窄症



血管雑音

thrill
猫喘 purring thrill


代謝性脳症」

  [★]

metabolic encephalopathy
同??
代謝性脳疾患 metabolic brain disease
肝性昏睡肺性脳症羽ばたき振戦
意識障害


特徴

代表疾患

神経内科プリント

神経細胞の代謝障害を起こす疾患を上げればよい
  • 低酸素、全脳虚血、低血糖、ビタミンB1欠乏
  • てんかん重積発作、肝性脳症、尿毒症、CO2ナルコーシス、糖尿病性昏睡、電解質異常(Na,Ca)、内分泌障害、中毒など
電解質異常(Na,Ca):Kは心筋収縮に影響があり得るが、意識障害に関わることはない?低カルシウム血症はテタニー、てんかんを起こしうるが、意識障害には関わりにくい?むしろ高カルシウム血症で意識障害をきたす。

IMD.237

1) ショック:心筋梗塞、大出血など 2) 薬物、毒物 3) 無酸素ないし低酸素血症 4) DIC、全身性感染症:敗血症など 5) 肝不全、腎不全、糖尿病性高血糖、重症肝炎、内分泌疾患など 6) 低血糖、ビタミンB1欠乏: Wernicke脳症 7) 脳振盪、てんかん大発作後 8) 酸塩基平衡および電解質異常 9) 栄養障害


アテトーゼ」

  [★]

athetosis
アテトーシスアテトーゼ運動 アテトーゼ様運動 athetotic movement
不随意運動


  • 不随意運動
  • 部位:顔面、四肢遠位部(手指、手首、足)
  • 運動:不規則な、ゆっくりとした絶え間ない動き。一定の姿位を維持することが困難
  • 病変部位:(文献によりばらつきがある)
  • 赤核被殻淡蒼球
  • 線条体を中心として、中脳被蓋、視床下核、視床腹外側部、淡蒼球、内包など広範な部位
  • 薬物:精神安定剤、筋弛緩薬
  • 機能訓練
  • 外科的療法は適応が難しい。


大脳基底核疾患」

  [★]

basal ganglia disease
錐体外路症候群, movement disorder

分類 (SP.381)

疾患の分類 (SP.381)

  筋緊張
低下 正常 亢進
運動 亢進 ハンチントン舞踏病 アテトーゼ ジストニア
ヘミバリスム
正常      
低下     パーキンソン病

異常不随意運動」

  [★]

abnormal involuntary movement

随意」

  [★]

facultativevolitionaloptionalelective
偶発性、選挙、選択通性任意オプション待期的

随意運動」

  [★]

voluntary movement
意図的運動 volitional movement
運動機能再生随意筋


不随意」

  [★]

involuntary
不随意性



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