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Japanese Journal
- 末期癌患者の検視・検案 : 死亡診断・死亡確認に対する一考察
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- デジタル大辞泉 - 警察医の用語解説 - 警察に所属する医師。 ... 出典|小学館 この辞書の凡例を見る 監修:松村明 編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
- 1:警察医業務として 警察と協力して検案を行い、死体検案書を書くこと。 警察署内留置所で留置人の健康診断を行い、必要に応じて診察を行う。 の二つがあります。 2:死体検案では、1例として、在宅で療養している高齢者等が ...
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[★]
- 次の文を読み、 64~ 66の問いに答えよ。
- 65歳の男性。頭部挫創を主訴に来院した。
- 現病歴:飲酒後、家の階段の下で倒れているところを帰宅した家族に発見された。頭部に挫創を認めたため家族に付き添われて受診した。
- 既往歴:心房細動のためワルファリン内服中。
- 生活歴:定年退職後無職。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:アルコール臭があるが意識は清明。ただし、本人は受傷時のことは覚えていない。脈拍 80/分、不整。血圧 150/90 mmHg。呼吸数 24/分。頭頂部やや後方に 3 cmの挫創があり出血を認めた。身体の他の部位に創傷は認められなかった。検査所見:頭部 CTでは頭蓋骨骨折は認められず、後頭蓋窩にごくわずかな硬膜下血腫が認められた。
- この患者における頭蓋内病変の重症化を予測する上で、最も注意すべきなのはどれか。
- 蘇生しつつ撮影した頭部 CTでは、硬膜下血腫の増大と小脳内の遅発性外傷性脳内血腫が認められ、脳幹を圧迫する所見が認められた。患者はその 1週後に死亡した。
- 死亡確認後の主治医の対応として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108G065]←[国試_108]→[108G067]
[★]
- 68歳の男性。午前2時ころ救急隊によって搬送された。当直医が診察したところすでに死亡していた。この患者は前日午後4時ころ、他院の内科外来を受診しており、不安定狭心症と診断されている。入院治療を勧められたが患者はこれを拒否し、投薬を受けて帰宅したとのことである。死体の後頭部に擦過傷を認める。
- 当直医の対応として最も適切なのはどれか。
- a. 死因を狭心症として死体検案書を交付する。
- b. 他院の内科外来担当医に受診時診断名を確認し自ら死亡診断書を交付する。
- c. 他院の内科外来担当医に死亡診断書を交付してもらう。
- d. 病院長に死亡診断書を交付してもらう。
- e. 所轄警察署の警察医に死体検案を依頼する。
[正答]
E
- 後頭部の擦過傷が存在しており、異状死およびその疑いと考える
※国試ナビ4※ [095C002]←[国試_095]→[095C004]