ブロチゾラム
WordNet
- the 4th letter of the Roman alphabet (同)d
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- deuteriumの化学記号
- (おもに人称代名詞・固有名詞(人名),thereの後で)had, wouldの短縮形 / (疑問文でwhere,what,whenの後で)didの短縮形;Where'd he go?=Where did he go?
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
レンドルミンD錠0.25mg
組成
成分・含量
添加物
- 乳糖水和物、結晶セルロース、トウモロコシデンプン、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、フマル酸一ナトリウム、軽質無水ケイ酸、l-メントール、ステアリン酸マグネシウム
禁忌
- 急性狭隅角緑内障のある患者
[眼内圧を上昇させるおそれがある。]
- 重症筋無力症の患者
[重症筋無力症を悪化させるおそれがある。]
効能または効果
不眠症、麻酔前投薬
- 本剤の用量は、年齢、症状、疾患などを考慮して適宜増減するが、一般に成人には次のように投与する。
・不眠症
- 1回ブロチゾラムとして0.25mgを就寝前に経口投与する。
・麻酔前投薬
- 手術前夜:1回ブロチゾラムとして0.25mgを就寝前に経口投与する。
麻酔前:1回ブロチゾラムとして0.5mgを経口投与する。
- 不眠症には、就寝の直前に服用させること。また、服用して就寝した後、睡眠途中において一時的に起床して仕事等をする可能性があるときは服用させないこと。
慎重投与
衰弱患者
高齢者
心障害、肝障害、腎障害のある患者
- [心障害では症状が悪化、肝・腎障害では代謝・排泄が遅延するおそれがある。]
脳に器質的障害のある患者
重大な副作用
肝機能障害、黄疸(頻度不明)
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
一過性前向性健忘、もうろう状態(頻度不明)
- 一過性前向性健忘、また、もうろう状態があらわれることがあるので、本剤を投与する場合には少量から開始するなど、慎重に行うこと。なお、十分に覚醒しないまま、車の運転、食事等を行い、その出来事を記憶していないとの報告がある。異常が認められた場合には投与を中止すること。
薬効薬理
- *ジアゼパム、ニトラゼパム等既存のベンゾジアゼピン系薬剤と共通した薬理活性スペクトラムを示すが、催眠、抗不安、抗痙攣作用は強く、筋弛緩作用は比較的弱い(マウス、ラット、ネコ11〜13))。
催眠作用
- 低用量から催眠作用を示し、睡眠延長作用が認められる(ネコ11)、マウス12))。また、レム睡眠には影響を与えない(ネコ11))。
動物脳波に対する作用
- 脳波は傾眠パターンとなり、また中脳網様体あるいは視床下部後部刺激による脳波覚醒反応も抑制される(ウサギ12))。
作用機序
- 中枢神経系の代表的抑制性伝達物質であるGABAを介して情動をつかさどる視床下部や大脳辺縁系を抑制する(ラット14))。その結果、自律神経系その他の部位からの余剰刺激は遮断され、催眠、鎮静、抗不安等の中枢神経作用を示す。
臨床薬理
効果発現・持続時間
- 健康成人に経口投与した場合、催眠作用は15〜30分より発現し、7〜8時間で消失する。15)
終夜睡眠脳波に対する作用
- 健康成人に経口投与した場合、脳波上入眠時間の短縮と中途覚醒時間の減少が認められている。
睡眠の各段階において徐波睡眠及びレム睡眠にほとんど影響を与えない。16,17)
- 神経症及び精神生理学的不眠症の患者に経口投与した場合、入眠を改善し、中途覚醒を減少させ、徐波睡眠を増加させることが認められている。18)
有効成分に関する理化学的知見
分子式
分子量
性状
- ・白色〜微黄色の結晶性の粉末で、においはない。
・酢酸(100)又はジクロロメタンに溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)、アセトン又は2-ブタノンに溶けにくく、無水ジエチルエーテルに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
融点
分配係数
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- brotizolam
- 商
- アムネゾン、グッドミン、ゼストロミン、ソレントミン、ネストローム、ノクスタール、ブロゾーム、ブロチゾラム、ブロチゾラムM、ブロチゾラムOD、ブロチゾラン、ブロメトン、レドルパー、レンデム、レンデムD、レンドルミン、レンドルミンD、ロンフルマン
特徴
- 自然な眠りに近いスムーズな入眠。
- 高齢者への副作用が比較的少ない。
構造
作用機序
- 中枢神経系の代表的抑制性伝達物質であるGABAを介して情動をつかさどる視床下部や大脳辺縁系を抑制する(ラット)。
- その結果、自律神経系その他の部位からの余剰刺激は遮断され、催眠、鎮静、抗不安等の中枢神経作用を現す。
薬理作用
動態
適応
注意
禁忌
- 重症筋無力症:[重症筋無力症を悪化させるおそれがある。]
- 急性狭隅角緑内障:[眼内圧を上昇させるおそれがある。]
原則禁忌
- (次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)
- 肺性心、肺気腫、気管支喘息及び脳血管障害の急性期等で呼吸機能が高度に低下している場合[炭酸ガスナルコーシスを起こすおそれがある。]
副作用
- 臨床試験及び再審査終了時の調査症例6,548例中、副作用が報告されたのは256例(3.91%)であった。主な副作用は、残眠感・眠気144件(2.20%)、ふらつき66件(1.01%)、頭重感50件(0.76%)、だるさ48件(0.73%)、めまい25件(0.38%)、頭痛8件(0.12%)、けん怠感7件(0.11%)等であった。また、臨床検査値においては特に一定の傾向を示す変動は認められていない。(レンドルミン錠)
添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1124009F1223_1_05/
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