- 英
- rutabaga
- 関
- カブ、セイヨウアブラナ
WordNet
- a cruciferous plant with a thick bulbous edible yellow root (同)turnip cabbage, swede, Swedish turnip, rutabaga plant, Brassica napus napobrassica
- the large yellow root of a rutabaga plant used as food (同)swede, swedish turnip, yellow turnip
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- カブハボタン(根が黄色で食用となる植物)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/28 14:36:12」(JST)
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ルタバガ |
ルタバガの根
|
分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
門 |
: |
被子植物門 Magnoliophyta |
綱 |
: |
双子葉植物綱 Magnoliopsida |
目 |
: |
フウチョウソウ目 Brassicales |
科 |
: |
アブラナ科 Brassicaceae |
属 |
: |
アブラナ属 Brassica |
種 |
: |
セイヨウアブラナ napus |
変種 |
: |
ルタバガ ver. napobrassica |
|
学名 |
Brassica napus L. ver. napobrassica |
和名 |
カブハボタン、スウェーデンカブ |
英名 |
rutabaga
swede
yellow turnip
swedish turnip |
ルタバガ(英語: rutabaga, swede、学名:Brassica napobrassica)はアブラナ科アブラナ属の野菜。根菜類だが、地上部も食用になる。
カブに似るが別種で、セイヨウアブラナの変種とされる。 別名はカブハボタン、スウィード、スウェーデンカブ。最近は日本でカブラという表現もある[1]。
概要
原産地はスウェーデンとされ、北欧からロシアにかけて栽培され、重要な栄養源となっていた。 やがてスコットランドに移入され、他のイギリス各地や北アメリカにも広まっていった。
語源はスウェーデン語の"rotabagge"で、主にアメリカでの呼称。イギリス英語ではスウィード、スウェーデンターニップ、イエローターニップと呼ばれる。スコットランド語ではニープ(neep)と言う。
文化
スコットランドでは、turnip(カブ)と言えばルタバガを指し、カブのことはwhite turnipと呼ぶほど根付いていて、郷土料理であるハギスは、伝統的にマッシュしたルタバガとマッシュポテト(neeps and tatties)とともに供される。
また、ハロウィンのジャック・オ・ランタンはカブやルタバガで作るものだった。後にアメリカに移民したアイルランド人がカボチャで作る様になり、これがカボチャの普及と共に広まったという。
歴史
1620年、スイスの植物学者ギャスパール・ボアンによってスウェーデンに自生していたことが記録されている。
第一次世界大戦中のヨーロッパ大陸では、他の食物が底をついたあと最後に食べるものとされ、食物としては不評だった。 特にドイツでは、1916年から1917年にかけての"Steckrübenwinter"(ルタバガの冬)別名「カブラの冬[2]」と呼ばれる食糧難をルタバガを常食に飢えをしのいだ反動か、その後不人気となり生産量が減ったといわれている。
日本でも、明治時代初期に他の作物と共に北海道に導入されたが、在来種のカブに味が劣ることから普及せず、飼料用などにとどまった。
脚注
- ^ 藤原辰史 カブラの冬
- ^ 藤原[2011:14]本の題名でもある
文献
- 藤原辰史 『第一次世界大戦を考える カブラの冬 第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆』 2011年、人文書院、ISBN 978-4-409-51112-1
外部リンク
- http://www.theworldwidegourmet.com/vegetables/root/swede.htm - 詳しい調理法など(英語)
Japanese Journal
- 田中 良幸,片山 貴雄,柴戸 靖志 [他],林田 達也,姫野 修一
- 福岡県農業総合試験場研究報告 (28), 84-88, 2009-03
- … そこで、根こぶ病に抵抗性を持つルタバガ「WYE」とナバナ「豊前1号」とのF1系統に、「豊前1号」を3回戻し交配することによって、根こぶ病に抵抗性を持つナバナの新品種「はるかな」を育成した。 …
- NAID 120005318896
- ナバナ(Brassica napus L.), 洋種ナタネおよびルタバガにおける根こぶ病抵抗性の品種間差異
- 柴戸 靖志,林田 達也,浜地 勇次
- 園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 68(1), 210, 1999-04-03
- NAID 10013387773
- キャベツおよびブロッコリー (Brassica oleracea) から分離したべと病菌 (Peronospora parasitica) の宿主範囲
- 佐藤 衛,福本 文良
- 日本植物病理學會報 62(4), 393-396, 1996-08-25
- … napus (ルタバガ1品種) およびRaphanus sativus (ダイコン2品種) を用いた。 …
- NAID 110002734191
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- turnip、Brassica rapa
- 関
- アブラナ、アブラナ科、アブラナ属、カリフラワー、キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、クレソン、ケール、ルタバガ、セイヨウアブラナ
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- ラ
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- 関
- カブ、ルタバガ、ヨウシュナタネ
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ルタバガ
- 関
- Brassica napus、turnip
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- 英
- moth
- 関
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