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Japanese Journal
- 腹腔鏡下胆嚢摘出術後,クリップの迷入による総胆管結石症の1例
- 高橋 英雄,横井 健二,和田 真也,大和 太郎,宮本 直樹,東出 慎治,魚津 幸蔵,長谷川 洋,関川 博
- 日本消化器外科学会雑誌 29(1), 85-88, 1996-01-01
- … 2個の結石様陰影欠損を認め,内部に明らかにクリップとわかる像が計3個見られた.治療として,2回にわたる内視鏡的乳頭切開術ならびに砕石バスケット鉗子を用いた結石除去術を行い,結石を摘出した.結石は比較的軟らかいビリルビン系結石で,3個のクリップのうち1個を回収しえた.文献上,きわめてまれな合併症であるが,腹腔鏡下胆嚢摘出術の普及にともない,今後ふえてくるものと予想され,念頭におくべきと考えられる. …
- NAID 110001320845
- 林 伸樹,松田 良信,浅野 佳秀,榎本 和弘,中野 隆仁,飯島 尋子,下村 壯治,藤倉 美貴男,山口 桂,山元 哲雄,安室 芳樹,波田 寿一,東野 一彌
- 肝臓 35(4), 309-313, 1994
- … 2週間の経過で死亡した.剖検の結果,乙型肝硬変を認め,肝内には多数の腫瘤が見られた.腫瘍は組織学的に粘液産生を認める中分化型管状腺癌であり胆管細胞癌と診断された.また胆嚢内および総胆管内にビリルビン系結石を認めた.肝硬変に伴う原発性肝癌は,一般に肝細胞癌が多く胆管細胞癌は極めて稀であるといわれていゐ.本例はHCV抗体陽性の肝硬変であったが胆道結石も伴っており胆管細胞癌の成因を考える上で,示 …
- NAID 130000877446
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- コレステロール系胆石と色素(ビリルビン)系胆石です。 7割は、コレステロール胆石です 。食生活の影響をもろに受けている石です。 コレステロール系胆石は、純コレステロール 結石、混成石、混合石の3種類があります。 ○純コレステロール結石石の成分の ...
- 胆石はその成分により、コレステロール系結石、色素結石(ビリルビンカルシウム系結石 、黒色石)、その他まれな胆石に分類されます。頻度はコレステロール系結石が70%、 ビリルビンカルシウム系結石と黒色石がそれぞれ15%です。胆石の種類によってその ...
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- 英
- bilirubin
- 同
- ヘマトイジン、類血素 hematoidin
- 関
- 黄疸
血清ビリルビンの由来
- 70-80%が網内系での老廃赤血球の破壊に由来、20-30%が骨髄での無効増血と肝臓での代謝回転の早いヘム由来のシャントビリルビンに由来。
- 70-75%が脾臓、肝臓などで老化赤血球に由来、10-20%が骨髄の無構造血、約10%が肝臓などのヘム蛋白に由来。1日に250-300mg生成される。
- 細網系由来:ヘモグロビンは細胞内秘計でヘムとグロビンに分解され、ヘムはヘムオキシゲナーゼにより開裂切断を受けてビリベル人となり、さらにビリベル人還元酵素の作用を受けて遊離型ビリルビンになる。遊離型ビリルビンは水溶性が低いため血中で血清アルブミンと結合して存在し、肝臓に運ばれてミクロソーム内のUDP-グルクロニダーゼにより、グルクロン酸抱合されて抱合型ビリルビンとなる。抱合型ビリルビンの大部分は胆道系を経て胆汁に排泄され、一部は血液中に漏れだし、尿中に排泄される。胆汁中の縫合ビリルビンは腸内に排泄され腸内細菌により還元されウロビリノゲン隣、大部分は便中に排泄される。一部のウロビリノゲンは小腸で再吸収されて血液中に移行し、大部分は肝臓で処理され胆汁に移行(腸肝循環)するが、一部は尿中に排泄される(LAB.563)。
基準値
血清ビリルビン
- 単位:1 μmol/L = 0.058 mg/dl
(流れが分かる臨床検査マニュアル上 p.13)
HIM.A-4
- total bilirubin: 5.1-22μmolL, 0.3-1.3 mg/dl
- direct bilirubin: 1.7-6.8μmolL, 0.1-0.4 mg/dl
- indirect bilirubin: 3.4-15.2μmolL, 0.2-0.9 mg/dl
ビリルビンの吸収波長
- ■~■
臨床関連
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