β-ガラクトシダーゼ
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Japanese Journal
- 呼吸器感染症におけるBAY o 9867の臨床的研究
- 平賀 洋明,菊地 弘毅,山本 朝子
- CHEMOTHERAPY 33(Supplement7), 204-211, 1985
- 嫌気性菌を含むグラム陽性菌, グラム陰性菌に対して幅広い抗菌力を有するBAY o 9867を呼吸器感染症34例に投与し, 臨床効果及び安全性, 有用性を検討した。<BR>呼吸器感染症34例 (急性肺炎6例, 急性気管支炎16例, 慢性気管支炎11例, びまん性汎細気管支炎1例) では著効3例, 有効24例, やや有効5例, 無効2例で有効以上の有効率は79.4%であった。ただし急性肺炎 …
- NAID 130004195154
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
オリザチーム顆粒
組成
1g中 日局β-ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)含量
- 0.5g (5,000単位※)
※: 30℃で1分間に1μmolの o-ニトロフェニル-β-D-ガラクトピラノシドを加水分解する酵素量を1単位とする。
添加物
禁忌
効能または効果
効能又は効果
一次性乳糖不耐症
二次性乳糖不耐症
- 単一症候性下痢症、急性消化不良症、感冒性下痢症、白色便性下痢症、慢性下痢症、未熟児・新生児の下痢。
- 乳児の乳糖不耐により生ずる消化不良の改善には、通常、1回量0.25〜0.5gを哺乳時、同時に経口投与する。
効能又は効果
- 経管栄養食、経口流動食など摂取時の乳糖不耐により生ずる下痢などの改善。
- 経管栄養食、経口流動食など摂取時の乳糖不耐により生ずる下痢などの改善には、通常、摂取乳糖量10gに対して1gを食餌とともに投与する。なお、症状により増減する。
慎重投与
- 本人または両親、兄弟にじんま疹、気管支喘息、他の薬剤に対する過敏症、食物アレルギー等のみられる患者。
重大な副作用
ショック
- ショック症状、四肢冷感、顔面蒼白、チアノーゼ、下痢、腹部膨満、嘔吐等の症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、直ちに中止すること。なお、症状に応じて輸液、副腎皮質ホルモン製剤の投与など適切な処置を行うこと。
薬効薬理
乳糖分解作用10)〜13)
- 健常成人男子16名に乳糖負荷試験(LTT)およびオリザチーム顆粒・乳糖負荷試験(LLTT)を施行した。オリザチーム顆粒・乳糖負荷後の血中グルコースおよびガラクトースレベルは乳糖単独負荷後より有意に高いことが認められた10)。
- ラットに乳糖0.8gおよびオリザチーム0.16gを同時に投与したところ、血中のグルコースおよびガラクトース値は、乳糖単独、または乳糖および熱失活オリザチームを同時に投与した時に比べ、有意に上昇した11)。
- 市販の牛乳に1mLあたりオリザチームを15単位加え、37℃で1時間保温したところ、pH4.0〜5.0の範囲では70〜87%の乳糖を分解した。また、市販粉乳15gを水100mLに溶解し、pH4.5に調整した後、オリザチームを250mg加えて37℃ 1時間保温したところ約65%の乳糖を分解した12) 13)。
作用機序11)
- 本剤は消化器中で乳糖をガラクトースとグルコースに分解することにより作用を発揮するものと考えられる。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
[β-Galactosidase (Aspergillus) (JP)]
性状
水にわずかに混濁して溶け、エタノール(95)またはジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- β-galactosidase, beta-galactosidase, beta-gal
- 同
- β-D-galactosidase
- 商
- オリザチーム、ガランターゼ、ラクチーム、カラシミーゼ、ミルラクト
- 関
- ガラクトシダーゼ、ラクターゼ、乳糖分解酵素