β-ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)
- 関
- 健胃消化剤
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- 鶴原製薬株式会社のカラシミーゼ散50%(消化器官用薬)、一般名β-ガラクトシダーゼ( アスペルギルス)(β-galactosidase (aspergillus)) の効果と副作用、写真、保管方法等 を掲載。
- カラシミーゼとは。効果、副作用、使用上の注意。 乳糖だけを分解して、吸収をよくする 酵素剤です。 乳児は、乳糖を分解する酵素(乳糖分解酵素)が低下していたり、欠乏して いると、乳糖の消化ができないために、消化不良や下痢をおこしてしまいます。これを .
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※ カラシミーゼ散50%
組成
組 成
- カラシミーゼ散50%は1g中β−ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)0.5g(5000単位*)および添加物としてD−マンニトールを含有する。
*:30℃で1分間に1μmolの2-ニトロフェニル-β-D-ガラクトピラノシドを加水分解する酵素量を1単位とする。
禁忌
効能または効果
(1)乳児の乳糖不耐により生ずる消化不良の改善
1)一次性乳糖不耐症
2)二次性乳糖不耐症
- 単一症候性下痢症、急性消化不良症、感冒性下痢症、白色便性下痢症、慢性下痢症、未熟児・新生児の下痢
(2)経管栄養食、経口流動食など摂取時の乳糖不耐により生ずる下痢などの改善
(1)乳児の乳糖不耐により生ずる消化不良の改善には、通常1回0.25〜0.5gをほ乳時同時に経口投与する。
母乳栄養の場合
- 本品をスプーンにとり、少量の水又は微温湯に溶いて授乳の途中で与える。
人工栄養の場合
- あらかじめ投与する粉乳と本品を良く混ぜた後、通常の粉乳調整法にしたがって調乳して与える。
特に調乳温度が50℃以上にならないように注意する。
(2)経管栄養食、経口流動食など摂取時の乳糖不耐により生ずる下痢などの改善には、通常、摂取乳糖量10gに対して1gを食餌とともに投与する。なお、症状により増減する。
慎重投与
- 本人又は両親、兄弟に蕁麻疹、気管支喘息、他の薬剤に対する過敏症、食物アレルギー等のみられる患者
重大な副作用
ショック(頻度不明):
- ショック症状、四肢冷感、顔面蒼白、チアノーゼ、下痢、腹部膨満、嘔吐等の症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には直ちに中止すること。なお、症状に応じて輸液、副腎皮質ホルモン製剤の投与等適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ○食餌中の乳糖は消化器内でブドウ糖とガラクトースに分解された後吸収されるが、β―ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)はこの分解を触媒し、乳糖の吸収を促進する。
- ○新生仔山羊に乳糖を経口投与した実験において、乳糖(4g/kg)のみの場合は、門脈血、末梢血(股静脈)のグルコース濃度はゆるやかに上昇し、ピークの出現が遅く、かつ上昇度も少ないが、乳糖と同時にβ―ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)5000単位を添加した時は、門脈血のグルコース濃度のピークの出現が早くなり、上昇下降ともに急激に起こり上昇度も大で吸収の促進が認められる1)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
β―Galactosidase(Aspergillus)
性 状:
- β―ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)は白色〜淡黄色の粉末である。水にわずかに混濁して溶け、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- β-galactosidase, beta-galactosidase, beta-gal
- 同
- β-D-galactosidase
- 商
- オリザチーム、ガランターゼ、ラクチーム、カラシミーゼ、ミルラクト
- 関
- ガラクトシダーゼ、ラクターゼ、乳糖分解酵素