アネトールトリチオン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※ アテネントール錠12.5mg
組成
組 成
- アテネントール錠12.5mgは1錠中アネトールトリチオン12.5mgおよび添加物として黄色4号(タートラジン)、黄色5号、乳糖水和物、リン酸水素カルシウム水和物、トウモロコシデンプン、クロスカルメロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、白糖、沈降炭酸カルシウム、アラビアゴム末、精製セラック、マクロゴール6000、硫酸カルシウム、ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコール、タルク、カルナウバロウを含有する。
禁忌
完全胆道閉塞のある患者
急性期の肝・胆道疾患のある患者
- 〔肝細胞および胆道に負担をかけ症状を悪化させるおそれがある。〕
重篤な肝障害のある患者
- 〔肝細胞および胆道に負担をかけ症状を悪化させるおそれがある。〕
効能または効果
下記疾患における利胆
- 胆道(胆管・胆のう)系疾患及び胆汁うっ滞を伴う肝疾患
シェーグレン症候群に伴う唾液分泌減少の改善
- アネトールトリチオンとして、通常成人1回25mgを1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
利胆作用
- イヌで胆汁分泌量を増加させるとともに胆汁中の胆汁色素、胆汁酸、コレステロール等の固形成分の分泌を著明に促進する。
尿素排泄作用
- 過窒素飼料で飼育し、肝・腎障害をおこさせたウサギへの投与により、尿素排泄を増加させる作用が認められている。
グルタチオン値上昇作用
- ウサギに筋注することによって血中還元グルタチオン値の有意な上昇が認められている2)。
その他の作用
- 肝血流量、門脈圧に対しては不変又はわずかに低下させる。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- アネトールトリチオン (Anetholtrithion)
化学名
- 5-(4-Methoxyphenyl)-3H-1,2-dithiole-3-thione
分子式
分子量
性状
- アネトールトリチオンは淡褐色〜褐色の結晶又は結晶性の粉末で、特異なにおいがあり、味は苦い。本品はアセトン又はクロロホルムにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水に極めて溶けにくい。
融 点:105〜110℃
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cholagogue
- 関
- 胆汁分泌促進物質、利胆薬
商品
[★]
- 英
- anethole trithione、anetholtrithion
- 商
- アテネントール、フェルビテン
[★]
アデノシン三リン酸