出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/24 14:38:05」(JST)
種類 | public limited company (英会社法に基づく公開株式会社) |
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市場情報 |
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略称 | GSK | ||||
本社所在地 | イギリス ミドルセックス州ブレントフォード、グレート・ウエスト・ロード 980 |
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設立 | 1999年12月6日 | ||||
業種 | 化学 | ||||
事業内容 | 医療用医薬品および一般医療関連製品の創造、発見、開発、製造および販売 | ||||
代表者 | en:Andrew Witty (CEO) en:Chris Gent (Chairman) |
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資本金 | 8,032 Million Pound (2011年12月31日時点)[1] |
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売上高 | 連結:27,387 Million Pound (2011年12月期)[2] |
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営業利益 | 連結:7,807 Million Pound (2011年12月期)[3] |
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純利益 | 連結:5,458 Million Pound (2011年12月期)[4] |
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純資産 | 連結:8,827 Million Pound (2011年12月末時点)[5] |
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総資産 | 連結:41,080 Million Pound (2011年12月末時点)[6] |
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従業員数 | 97,389人 (2011年12月末時点)[7] |
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決算期 | 12月末日 | ||||
主要株主 | リーガル・アンド・ゼネラル・インベストメント・マネジメント・リミテッド 5.29% バークレイズ・ピーエルシー 3.63% |
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外部リンク | www.gsk.com(英語) | ||||
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場
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略称 | GSK |
本社所在地 | 日本 〒151-8566 |
設立 | 1953年(昭和28年)8月18日 (新日本実業株式会社) |
業種 | 化学 |
事業内容 | 医療用医薬品、一般用医薬品、トイレタリー製品の研究開発、輸入、製造、販売 |
代表者 | フィリップ・フォシェ (代表取締役社長) |
資本金 | 20億6,741万円 |
売上高 | 2,191億9,000万円(2007年度) |
従業員数 | 約3,200人 |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 | グラクソ・スミスクライン・グループ 100% |
外部リンク | www.glaxosmithkline.co.jp |
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グラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline, LSE: GSK NYSE: GSK)は、イギリスに本社を置く世界第6位(2012,2013,2014年)(2009年は第4位)の売上と規模を誇るグローバル製薬企業。日本では、グラクソ・スミスクライン株式会社(GlaxoSmithKline K.K.)が現地法人として置かれている。略称はGSK。
ステロイド吸入剤などの気管支喘息治療薬やヒスタミンH2受容体拮抗薬「ザンタック」などを開発・発売していたグラクソと、ゾビラックス(抗ヘルペスウィルス剤)やレトロビル(抗HIV薬)など世界で初めて抗ウイルス薬の開発に成功したバローズ・ウェルカムが1995年に合併(日本法人は1998年に合併)してグラクソ・ウエルカムとなった。
その後、世界初のH2ブロッカー薬タガメットや、オーグメンチン(ペニシリン系抗生物質)、パキシル (SSRI) など世界的売上規模を誇る製品を開発・発売してきたスミスクライン・ビーチャムとグラクソ・ウェルカムが2000年に合併(日本法人は2001年1月に合併)して発足した。
ザンタックとタガメットは同薬理をもつ同効の競合品であり、自社品同士での競合を避けるために、タガメットは他社販売へ移管している。日本では、タガメットは大日本住友製薬が販売、ザンタックは第一三共との共同販売活動を行っていたが、2008年4月1日から自社流通のみに変更した。
なお、グラクソ・ウエルカム、グラクソ・スミスクラインそれぞれの合併時に売上規模などで世界1位となったが、その後ファイザーがワーナー・ランバート(2000年)、ファルマシア(2003年)などを買収して世界1位となっている。
ルコゼード、ライビーナとその事業基盤をサントリー食品インターナショナルに2106億円で譲り受けた [8]。
日本では、2002年にアース製薬と米国のブロック・ドラッグが提携していた「ブロック・ドラッグ・ジャパン」(旧・小林ブロック(小林製薬の子会社))の経営を統合し、ブロック社製造の商品もグラクソ・スミスクラインが受け持つようになる。2005年11月よりアラガン株式会社が輸入販売していたボトックスを扱うこととなった。
同社はあまり社名を前面に出さず、あくまで商品名だけで宣伝している(提供クレジットやCMでテロップを出す程度である)。またサンスターや小林製薬に製品を供給していた頃は、供給先の商品として扱われていたが、現在の供給先のアース製薬がスポンサーとなる番組内でのCMでは、グラクソ・スミスクライン製造の商品は紹介されない。
クラバモックス
主力の「コンタック」シリーズは総合感冒薬・鼻炎薬である。前々身のスミス・クライン・フレンチ・ラボラトリーズ(SKF)時代からの製品ブランドであり、ほとんどの製品が委託生産である。以前は大日本住友製薬(旧:住友化学→住友製薬)が製造販売元となっていた製品があったが、2008年4月に自社製造へ切り替えている。
アクチビア軟膏は、口唇ヘルペスの再発治療薬で、スイッチOTCの第1類医薬品である。
ジーフォー(G4)は、痔疾用薬である。1980年代の発売時より住友化学→住友製薬を販売元としていたが、その後住友製薬ヘルスケア→ダンヘルスケアを経て、2007年より製造販売権を佐藤製薬に譲渡し同社製品として発売されている。
アース製薬を発売元としているが、製造販売は自社で行っている。かつて、「アクアフレッシュ」は1997年まではサンスターから、「ポリデント」・「ポリグリップ」・「シュミテクト」は1996年3月までは小林製薬から販売されていた(1996年4月から3ヶ月間は子会社だった小林ブロック[10])。
ブリーズライトは鼻孔拡張テープである。アメリカCNS社が製造し日本では2000年からエーザイが発売販売元であったが、2006年にCNS社を英GSKが買収したことにより2008年からGSK自社販売となる。
アメリカで2012年、グラクソ・スミスクラインが30億ドルの罰金を支払うことになったのは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)のパキシル(パロキセチン)の小児での有効性を示さず、自殺行動のリスク増加にかかわらず子供や青年への適応外用途をうたったことや、糖尿病治療薬のアバンディアのうっ血性心不全などの危険性についてデータを提出するのが遅れたため6年間警告表示が不足していたこと、抗うつ薬ウェルブトリンや抗てんかん薬のラミクタールを適応外用途でマーケティングしたことが理由である[11]。これによってアメリカにおける罰金最高額となった[12]。
子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)に関して、日本での定期接種の推進のための報告書などにも使われた研究は、同社への所属を隠ぺいして発表された論文であった[13]。
2013年に、中国での贈賄事件を皮切りに、ポーランド、イラク、ヨルダン、レバノン、シリアでも疑惑が起こり、シリアでは法律に違反して医師や薬剤師、政府高官に対して、現金や講演料、接待といった形で贈賄を行い、2014年5月にもイギリスの重大不正捜査局(SFO)による刑事捜査や、アメリカ合衆国司法省も連邦海外腐敗行為防止法に違反する疑いで調査を開始している[14]。
グラクソ・スミスクラインの中国法人は、2014年9月、贈賄罪によって30億元(約530億円)の罰金が言い渡された[15]。同社幹部は5人には、執行猶予付きの2~3年の懲役刑が言い渡され、うち1人は国外退去となった。
※小林ブロック後のブロック・ドラッグ時代から提供。提供開始から60秒だったが、途中から30秒となっている。
現在の提供テロップはグラクソ・スミスクラインである。基本的にスポットCM。
以前の社名(小林ブロック後のブロックドラッグ)時代から、ポリデントまたはポリグリップのCMが放映されていた。
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