- 20歳の初産婦。妊娠39週に規則的な陣痛発来で受診し、早朝に入院した。現在までの妊娠経過で異常の指摘はない。入院時所見:意識は清明。身長155cm、体重56 kg。体温36.7℃。脈拍84/分、整。血圧130/78mmHg。Leopold診察法で胎児は第1頭位であり、児頭は骨盤内に固定していた。内診所見:子宮口開大4cm、展退度80%、下降度SP-2cm。少量の性器出血があったが、破水は認めなかった。超音波検査による胎児推定体重は3,300gであった。入院後胎児心拍数陣痛モニター下に経過をみていたが、翌朝の内診所見は子宮口開大6cm、展退度90%、児頭下降度SP±0cm、未破水であった。その時の胎児心拍数陣痛図を以下に示す。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 19歳の女性。月経が3週遅れ、市販の試薬による妊娠診断検査が陽性となったため受診した。子宮は前傾前屈、ほぼ正常大、軟。両側付臓器は触知しない。経膣超音波検査で子宮内膜厚14mm、子宮腔内にエコーフリースペースを認めない。子宮の左外側に径25mmの嚢胞様病変を認め、内部に規則的拍動を認める。Douglas窩には異常を認めない。対応として適切なのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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[★]
- 2歳2か月の男児。仙骨部の皮下腫瘤を主訴に来院した。腰痛は出生時から認められ定期的に受診している。ひとり歩き1歳3か月。身長80cm、体重11 kg。頭囲48cm。言語発達に異常を認めない。腫瘤は径5cmの半球状で、正常な皮膚に
- 覆われている。腰仙部MRIのT1強調正中矢状断像を以下に示す。診断はどれか。
[正答]
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