- 6か月前から全身倦怠感を自覚し、2か月前から鼻出血が数回あった。数日前から頭痛、眩暈および手足のしびれ感があり、今朝から主訴に気付いた。体温36.5℃。脈拍92/分、整。血圧110/64mmHg。表在リンパ節は全身性に径2~3cmに腫大しているが圧痛はない。両側下肺野にcoarse crackles(水泡音)を聴取する。肝を右肋骨弓下に3cm、眸を左肋骨弓下に5cm触知する。腱反射に左右差はない。
- 血液所見:赤沈116mm/1時間、赤血球280万、Hb11.2g/dl、Ht30%、白血球27,300(桿状核好中球5%、分葉核好中球12%、好酸球1%、単球4%、リンパ球様細胞78%)、血小板7万。血清生化学所見:総蛋白9.8g/dl、アルブミン3.8g/dl、IgA520mg/dl(基準110~410)、IgG980mg/dl(基準960~1,960)、lgM4,500mg/dl(基準65~350)、骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
- この患者でみられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 60歳の男性。3か月前から続く腰痛のために来院した。
- 眼瞼結膜は貧血様。胸部に異常なく、腹部は平担である。
- 血液所見:赤血球390万、Hb9.2g/dl、白血球4,100、血小板18万。血清生化学所見:総蛋白10.7g/dl、アルブミン4.1g/dl、クレアチニン0.8mg/dl、AST26単位(基準40以下)、ALT24単位(基準35以下)。脊椎エックス線単純写真で第3腰椎に骨折所見を認める。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
- 予想される所見はどれか。
- a. 尿ヘモジデリン陽性
- b. 赤沈遅延
- c. 正常免疫グロブリン低下
- d. 多クローン性γ-グロブリン増加
- e. 血清カルシウム低下
[正答]
※国試ナビ4※ [097I029]←[国試_097]→[097I031]
[★]
- 50歳の男性。夜間の呼吸困難で来院した。20年前に心雑音を指摘され、心電図で心肥大を認めている。血圧152/34mmHg。胸骨右縁第3肋間に駆出性収縮期雑音と拡張早期雑音とを聴取する。この疾患でみられるのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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