- 80歳の女性。夫の浮気のためイライラ態と不眠とが続くと訴えて家族に伴われて来院した。1年前、糖尿病のため入院したが、その半年後から85歳の夫が浮気をしていると責めるようになった。全くその事実はないが説得不能で、最近は家族も相手にしなくなった。診察時も夫の性的問題をあからさまに訴えるが、日常生活は自立しており物忘れも目立たない。幻聴は否定し夫の浮気の件以外に奇異な言動はみられない。意識は清明で神経学的に異常所見はない。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 60歳の男性。3か月前から続く腰痛のために来院した。
- 眼瞼結膜は貧血様。胸部に異常なく、腹部は平担である。
- 血液所見:赤血球390万、Hb9.2g/dl、白血球4,100、血小板18万。血清生化学所見:総蛋白10.7g/dl、アルブミン4.1g/dl、クレアチニン0.8mg/dl、AST26単位(基準40以下)、ALT24単位(基準35以下)。脊椎エックス線単純写真で第3腰椎に骨折所見を認める。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
- 予想される所見はどれか。
- a. 尿ヘモジデリン陽性
- b. 赤沈遅延
- c. 正常免疫グロブリン低下
- d. 多クローン性γ-グロブリン増加
- e. 血清カルシウム低下
[正答]
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- 28歳の男性。2か月前から出現した両手のしびれ感を主訴に来院した。7年前から手足が大きくなってきたことに気付いている。身長167cm、体重65kg。脈拍80/分、整。血圧138/90mmHg。血中成長ホルモン31.4ng/ml(基準1.5以下)。頭部単純MRIでトルコ鞍内に径13mmの腫瘤を認める。
- この患者にみられる症候はどれか。
- (1) 巨大舌
- (2) 手指振戦
- (3) 皮膚乾燥
- (4) 下顎突出
- (5) 足底軟部組織肥厚
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
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