- 54歳の男性。2時間前に始まった胸背部痛を主訴に来院した。10年前から高血圧で治療中である。服薬は不規則で降圧薬を飲み忘れることが多い。30年前からタバコを毎日20本吸っている。顔貌は苦悶状で全身の冷汗を認める。血圧は右上腕で160/100mmHg、左上腕で140/80mmHgである。心尖部に2/6度の拡張期雑音を聴取するが、呼吸音に異常は認めない。最も考えられるのはどれか。
[正答]
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- 53歳の男性。早期胃癌の診断を受け、主治医からの手術前の説明を受けに夫妻で訪れた。主治医は、手術内容と予後とを丁寧に説明し、夫妻は5年生存率が95%であることを理解した。しかし、夫妻ともに今後への不安が大きく、妻から「先生、主人は本当に大丈夫なんでしょうか。」と尋ねられた。
- a. 「胃癌の手術には100%の成功はありません。」
- b. 「今そんなに心配しても仕方ないと思います。」
- c. 「完璧でなければ手術をしたくないのですか。」
- d. 「どのようなことが心配なのですか。」
- e. 「手術をしてみなければわかりません。」
[正答]
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- 20歳の女性。早朝からの急激な下腹部痛を主訴に救急車で来院した。月経は28日型、整。2か月前から無月経となり、尿妊娠反応は陽性である。腹部は膨隆し、Douglas窩穿刺で新鮮血を吸引した。
- この患者にみられるのはどれか。
[正答]
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