- 20歳の女性。コンピュータ入力作業中に右上肢のしびれとだるさとを自覚するようになり来院した。なで肩で右上肢下垂時に症状が強くなる。右前斜角筋部に強い圧痛がある。深部腱反射は正常で、病的反射はない。感覚障害と筋力低下とはみられない。考えられる疾患はどれか。
[正答]
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[★]
- 76歳の男性。発熱と食欲不振とを主訴に搬入された。60歳ころから手足のふるえ、歩きにくさ、大きな声が出ない及び動作が遅くなるなどの症状が出現し、徐々に進行してきたため外出するのがおっくうになった。歩行障害は当初、薬物治療によって軽快していたが、近年薬効は乏しくなった。体温39.8℃。脈拍120/分、整。胸部にcoarse crackles(水泡音)を徳取した。意識は清明であったが、頚部と四肢との筋固縮、四肢の安静時振戦および無動を認め、歩行はできなかった。誤嚥性肺炎と敗血症とのために第12病日に死亡した。剖検時の脳組織H-E染色標本を以下に示す。
- この患者の基礎疾患に用いられる薬物はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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- 67歳の女性。歩行障害を主訴に来院した。2年前から右手指のしびれ感を自覚していた。右上腕の筋力低下、感覚鈍麻および深部腱反射低下がある。両下肢に筋力低下、深部腱反射亢進およびBabinski徴候を認める。最も考えられるのはどれか。
[正答]
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