- 30歳の初産婦。妊娠38週4日。陣痛が発来したので入院した。妊娠中の経過は順調であり、入院後も陣痛は次第に増強して子宮口も徐々に開大した。8時間後、子宮ロ9cm開大、児顕の下降度SP+2cm、児頭の小泉門は9時の方向に位置したままで分娩進行は遷延している。胎児心拍数陣痛図を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [097D001]←[国試_097]→[097D003]
★リンクテーブル★
[★]
- 32歳の初産婦。妊娠32週。昨夜から悪寒、嘔吐および背部痛が出現したので来院した。身長156cm、体重58kg。体温38.2℃。脈拍96/分、整。血圧120/82mmHg。軽い子宮収縮はあるが圧痛はない。尿所見:蛋白2+、沈査に赤血球2~5/1視野、白血球多数/1視野。血液所見:赤血球380万、Hb11.2g/dl、Ht35%、白血球12,000。最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097C030]←[国試_097]→[097D002]
[★]
- 日齢7の新生児。右頭頂部の半球状腫瘤を主訴に受診した。正期産、吸引分娩で出生した。出生体重3,140g。腫瘤は生後間もなく出現し、24時間を過ぎたころから更に大きくなった。腫瘤には波動を認める。正しいのはどれか。
- a. 腫瘤は骨縫合を越える。
- b. 高ビリルビン血症を伴う。
- c. 左上下肢の麻痺を伴う。
- d. 穿刺吸引が必要である。
- e. 後遺症として脳障害がある。
[正答]
※国試ナビ4※ [097D002]←[国試_097]→[097D004]