- 42歳の男性。競馬騎手。20年来の大酒家である。3日前、落馬による下腿骨骨折で緊急手術を受けた。術後、不眠を訴えていたが、本日になって深夜急に起き上がろうとして点滴を自己投去しようとする。看護師が制止すると、「助けてくれ。」と叫び振り払おうとする。発汗著明であり、自分の状態がわかっていないようで、視線も定まっていない。適切な対応はどれか。
[正答]
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- 23歳の女性。熟睡できないことを主訴に来院した。2か月前に運転していた自動車が対向車と正面衝突し、同乗していた友人が死亡した。その際、後頭部を強打したが、精密検査で異常がなく、その後の日常生活にも支障はなかった。1か月半前から夢の中に事故の瞬間の情景が毎日のように再現され、強い恐怖感で覚醒するようになった。最近は、苦しくて気分が落ちこみ、ささいな物音にもぴくつき、怒りっぽく、引きこもりがちな生活を送っている。考えられるのはどれか。
[正答]
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- 日齢7の新生児。右頭頂部の半球状腫瘤を主訴に受診した。正期産、吸引分娩で出生した。出生体重3,140g。腫瘤は生後間もなく出現し、24時間を過ぎたころから更に大きくなった。腫瘤には波動を認める。正しいのはどれか。
- a. 腫瘤は骨縫合を越える。
- b. 高ビリルビン血症を伴う。
- c. 左上下肢の麻痺を伴う。
- d. 穿刺吸引が必要である。
- e. 後遺症として脳障害がある。
[正答]
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