- 28歳の経産婦。肛門から腫瘤状のものが脱出するようになったと訴えて来院した。3年前から排便時に同様なことが時々あったが、自分で還納できたため放置していた。10日前から脱出が頻回となった。来院時の背面からの写真と側面からの写真とを以下に示す。考えられるのはどれか。
[正答]
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- 72歳の女性。腹痛と下血とを主訴に来院した。昨日昼ころから腹痛と下痢とが出現した。下痢は止痢薬で止まったが、夕方から下血が始まった。意識は清明。体温37℃。脈拍96/分、整。血圧122/74mmHg。臍上部に圧痛を認める。血液所見:赤血球465万、Hb14.2g/dl、Ht42%、白血球11,800、血小板22万。CRP3.9mg/dl(基準0.3以下)。大腸内視鏡検査でS状結腸に限局する病変を認めた。病変部の写真を以下に示す。
- a. 経過観察
- b. 解熱鎮痛薬投与
- c. 抗プラスミン薬投与
- d. スルファサラジン投与
- e. 副腎皮質ステロイド薬投与
[正答]
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- 25歳の男性。4日前から倦怠感が出現し、褐色尿と結膜の黄染とに気付き来院した。腹痛はない。最近の薬剤服用歴と海外渡航歴とはない。2か月前歓楽街で女性と性交渉をもった。血清生化学所見:総ビリルビン6.5mg/dl、AST 1,210単位(基準40以下)、ALT 1,328単位(基準35以下)。陽性を示す可能性が最も高いのはどれか。
[正答]
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