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Japanese Journal
- P-0501 医療材料の適正使用に関する薬剤師の関わり : 輸液セット・フィルター使用に関して(一般演題 ポスター発表,調剤・処方鑑査・リスクマネジメント,Enjoy Pharmacists' Lifestyles)
- P1-391 抗癌剤側管投与時における曝露防止目的の生理食塩水充填輸液セット内の抗癌剤汚染について2(一般演題 ポスター発表,癌薬物療法(その他),臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
- 仁科 友里,新枝 麻衣子,小林 由佳,岩根 裕紀,吉川 由希子,長澤 一樹,杉浦 伸一,中西 弘和
- 日本医療薬学会年会講演要旨集 20, 352, 2010-10-25
- NAID 110008108773
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- 輸液セットは注射剤を静脈内に持続的に注入する点滴静注法に用いられます。 ニプロ 輸液セットは、一般用輸液セットから微量点滴に最適な定量筒付き精密輸液セット、 薬剤非吸着性輸液セットなど、点滴静注における幅広い用途にお応えできる商品群を ...
- 2009年2月8日 ... そんな、輸液セットですが、「ややこしい=事故の元」ということで、平成17年の厚労省 告示・通知により20滴/mlと60滴/ml ... 1mLあたり15滴又は19滴の輸液セット・輸血 セット及びそれらに対応した輸液ポンプを採用している医療機関について ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
シアノキット注射用セット
組成
- 本品は、ヒドロキソコバラミン注射用2.5g 2バイアル、日本薬局方生理食塩液(100mL)2本、溶解液注入針2個、輸液セット(22ゲージ翼付注射針付き)1セット、及び23ゲージ翼付注射針1セットより構成される。
有効成分
効能または効果
- 火災煙の吸入による中毒の場合、一酸化炭素等他の有毒物質による中毒の可能性があるが、シアン中毒では本剤の投与を可及的速やかに開始する必要があるため、シアン中毒が疑われる場合には、本剤の投与を開始すること。
・初回投与
- 通常、成人にはヒドロキソコバラミンとして5g(2バイアル)を、日本薬局方生理食塩液200mL(2本)に溶解して、15分間以上かけて点滴静注する。
また、小児にはヒドロキソコバラミンとして70mg/kg(ただし、5gを超えない)を、15分間以上かけて点滴静注する。
なお、1バイアル(ヒドロキソコバラミンとして2.5g)を日本薬局方生理食塩液100mLに溶解して必要量を投与する。
・追加投与
- 症状により1回追加投与できる。追加投与する際には、15分間〜2時間かけて点滴静注する。総投与量は成人には10g、小児には140mg/kg(ただし、10gを超えない)を上限とする。
慎重投与
- 腎障害のある患者 [ヒドロキソコバラミンは主に腎臓から排泄されるため、腎障害のある患者では血中濃度が上昇し、副作用があらわれるおそれがある。また、生理食塩液の投与により、水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすい。]
- 心臓、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
アナフィラキシー様反応
(頻度不明)
- アナフィラキシー様反応があらわれたとの報告があるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
作用機序
- ヒドロキソコバラミン分子の三価のコバルトイオンに結合している水酸イオンとシアンイオンが置換することにより、シアノコバラミンが形成され、尿中に排泄される。7)
薬理作用(動物)
- 麻酔したイヌにシアン化カリウムが静脈内投与された後、生理食塩液、ヒドロキソコバラミン75又は150mg/kgが7.5分以上かけて静脈内投与された。投与4時間の生存率は、生理食塩液投与群41%、75mg/kg投与群95%及び150mg/kg投与群100%、並びに14日後で、生理食塩液投与群18%、75mg/kg投与群79%及び150mg/kg投与群100%であった。8)
有効成分に関する理化学的知見
[ヒドロキソコバラミン注射用2.5g]
一般名
- ヒドロキソコバラミン(Hydroxocobalamin)
化学名
- Coα-[α-(5,6-Dimethylbenz-1H-imidazol-1-yl)]-Coβ-hydroxocobamide
分子式
分子量
性 状
- ヒドロキソコバラミンは暗赤色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。水又はメタノールに溶けやすく、エタノールに溶けにくく、アセトン、エーテル又はクロロホルムにほとんど溶けない。吸湿性である。
[日本薬局方 生理食塩液]
一般名
分子式
分子量
性 状
- 無色又は白色の結晶又は結晶性の粉末である。水に溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 輸液セットの写真(別冊No. 2)を別に示す。各部の操作・機能の説明で正しいのはどれか。
- a ①:キャップを外して静脈を穿刺する。
- b ②:急速輸液の場合に圧迫を繰り返す。
- c ③:輸液の流量を調節する。
- d ④:薬剤を輸液ボトル内に注入する。
- e ⑤:刺人後に翼状部分を取り除く。
[正答]
※国試ナビ4※ [106F014]←[国試_106]→[106F016]
[★]
- 英
- infusion, transfusion
- 同
- 輸注
種類
- NSU. 731
-
- 維持輸液剤:一日の水・電解質バランスを保つべく作成される
- 輸液期間が長くなる場合に用いられる。
- Na+, Cl-は少なく、K+、HPO4-ブドウ糖を含む
乳幼児
- 1. 脱水になりやすい。
- 2. 腎機能が未熟。(K排泄能が低い)
- 3. 低血糖になりやすい
輸液量
- 新生児:80-120 ml/kg/日 ← 成人よりも多い
- 乳児下痢症に対する初期輸液:Na 90mEq/l, Cl 70mEql/L, ブドウ糖 2.6%, 乳酸 20mEq/L
投与量の計算
- 体重には身長とBMI22としたときの標準体重を用いる。
- 尿量 + 不感蒸泄(700ml) + 代謝水(5ml x 体重)
乳幼児
- 小児の薬の選び方・使い方
- 10kg以下 100ml/hr
- 10-20kg 200ml/hr
- 20-30kg 300ml/hr
- 30-40kg 400ml/hr
- 成人用のクレンメ:20滴で1ml (1滴 50ul)
- 小児用のクレンメ:60滴で1ml
- x (ml/hr) = 20x (滴/時) = x/3 (滴/分) = x/180 (滴/秒)
- ∴ x (ml/hr) で輸液するためには 180/x (秒/滴) となるようにクレンメの滴下速度を調節する。
[★]
- 英
- set、set
- 関
- 固化、設定