腹壁反射
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 成人における詳細な神経学的検査the detailed neurologic examination in adults [show details]
…out. This is called an extensor plantar response; it is also known as a Babinski sign. The abdominal reflexes, cremasteric reflexes, and other superficial reflexes are not usually relevant to standard…
- 2. 思春期特発性側弯症:臨床的特徴、評価および診断adolescent idiopathic scoliosis clinical features evaluation and diagnosis [show details]
…neuromuscular disease The abdominal reflex is especially important. An asymmetric abdominal reflex may indicate intraspinal pathology . Elicitation of the abdominal reflex involves lightly stroking the …
- 3. 成人における神経性大食症症および気晴らし食い症候群:内科的合併症およびそのマネージメントbulimia nervosa and binge eating disorder in adults medical complications and their management [show details]
- 4. 腸内ガスと膨満感の概要overview of intestinal gas and bloating [show details]
- 5. 小児および思春期における非外傷性陰嚢痛または腫脹の評価evaluation of nontraumatic scrotal pain or swelling in children and adolescents [show details]
Related Links
- 腱反射の講義をしていて,最近,腹壁反射(腹皮反射)を学生にも若手レジデントにも見せていないなと思いました.思い当たる理由はいくつかあって,OSCE(客観的臨床能力試験)や日本神経学会「神経学的検査チャート作成の手引き」で必須とされなくなったこと,画像診断が発達したこと,お腹を見せねばならない検査であること,両側性に陰性の場合,必ずしも病的と言えないこと(加齢,腹壁の緩んだ経産婦,皮下脂肪の熱い肥満,腹部や膀胱緊満など)が考えられます.ただこの反射は胸髄領域の高位診断には役に立ち,胸髄レベルのMRIをオーダーするか迷う際には確認しています.とくに左右左のある胸髄病変を呈する疾患には役に立ちます.ビデオは右腹壁反射が消失していますが,右優位のT7-10の長大病変を呈した視神経脊髄炎でした.本…
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「腹壁反射」の解説 腹壁反射 ふくへきはんしゃ abdominal skin reflex 腹皮 反射 ともいう。 腹壁 の皮膚を周辺部から 臍 に向う方向に軽くさすると腹壁筋が収縮する反射。 錐体外路系の障害によってこの反射が消失するので, 診察 の際に利用される。 1876年 O.ローゼンバハによって記載された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
- 腹筋反射Abdominal Muscle Reflexは腹筋を叩くことで腹筋が収縮することでそれ自体は正常です。 1 検査はどうやるの? 腹筋を叩くことです。 腹筋は,肋骨に付着している部分,腹筋そのものの部分,骨盤に付着している部分の3つがあるのでそのすべてに行われます。 その際には,乳首から一直線になるように叩くようにするとされています。 2 どうなるの? 肋骨に付着している部分を叩いたときに,ヘソが叩いた方向に向いてきたら (これを偏倚すると言います。 ) 肋骨骨膜反射 と言います。 腹筋そのものを叩く場合には左右を分けて行います。 左右の収縮反射の違いを見ます。 骨盤に付着している部分を叩くときには,恥骨結合部を叩きます。 これにより腹筋収縮が起きれば反射です。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- superficial reflexes
- 関
- 皮膚反射
- 皮膚あるいは粘膜受容器を刺激することにより生ずる反射性筋収縮であり、多シナプス反射である。
- 錐体路徴候の一つあり、錐体路が傷害されると表在反射が消失する
分類
- 睾挙筋反射:L1,2。大腿内面を軽くこすると同側の睾丸が挙上する。
- 手掌反射
- 肩甲反射
- 肩甲間反射
- 腹壁表在反射/腹皮反射
- 腹壁皮膚反射/腹壁反射:上部(T6-T9)、中部(T9-T11)、下部(T11-L1)で腹壁の外側より正中に向かってこすると、正中線が刺激側に移動する。
- 殿部反射
- 足底反射:(バビンスキー反射)L5-S2。
- 肛門表在反射
- 肛門反射:S4,5。肛門又はその周囲の痛覚刺激、あるいは肛門に指を挿入すると肛門八ツ役筋の収縮が見られる。
[★]
- 英
- abdominal reflex, abdominal wall reflex
- 同
- 腹皮反射、腹壁皮膚反射 abdominal skin reflex
- 関
- 表在反射、表在性腹壁反射
[★]
- 英
- reflex
- 関
- 反射の一覧
反射中枢の存在レベルによる分類
構成要素からの分類
- cf.原始反射
原始反射
- 生命維持のためにする反射
- 正常な新生児において特徴的に観察される反射的行動を総称してこう呼ぶ。
原始反射の例
- 乳さがし反射: 口の片側を触られると、赤ん坊の頭がそちらのほうを向くという反射。
- 吸啜反射: 赤ん坊の口の中にものを入れると、すぐにそれを吸い始めるという反射。
- モロー反射: 赤ん坊の背中と頭を支えて仰向けにした状態で、上体を数cm上方に起こし、手で支えながら急に頭部を落下させると、両手と両足を左右対称的に外側に伸ばし、それに続いてゆっくりと抱き込むような上肢の運動が見られる反射。大きな音などで驚いたときにも見られる。
- バビンスキー反射: 足の裏の外縁をゆっくりと踵からつま先に向かってこすることにより、母趾(おやゆび)が背屈し他の4趾が開く(開扇現象)反射。
参考(読んでおく)
[反射]