- 英
- nodding spasm
- ラ
- spasmus nutans
- 関
- 点頭てんかん
- 関
- 点頭てんかん、ヒプスアリスミア、ウエスト症候群
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 早期ミオクロニー脳症に合併した点頭発作に対し、ACTH療法が有効であった1例
- 池田 俊郎,澤 大介,児玉 由紀子,澤田 一美,布井 博幸
- てんかん研究 25(2), 94-99, 2007-08-31
- … 我々はACTH療法を施行し、発作の著明な改善を認めた点頭発作を合併した早期ミオクロニー脳症の1例を経験した。 … 6カ月よりシリーズ形成を有する点頭発作を合併した。 … 7カ月よりACTH療法を行い、点頭発作は消失し、erratic myocloniaも改善した。 … 点頭発作を合併したEMEでは、ACTH療法は試すべき有用な治療法と考えた。 …
- NAID 110006390545
- 研究・症例 ケトン食療法が著効を示した点頭発作を伴うMiller-Dieker症候群の1例
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- 点頭てんかんは、名前の通り点頭発作を前面に出してきており、統一的な意見ではない が、上記の2および3がなくとも診断しうる。しかし、実際にはほとんどの症例では、 ウエスト症候群と点頭てんかんはオーバーラップしており、臨床上はほぼ同義語として 用い ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- West syndrome
- 同
- ウェスト症候群、(英)infantile spasm IS、(ラ)spasmus nutans
- (国試)West症候群、点頭痙攣 salaam spasmus
- 関
- てんかん、Lennox-Gastaut症候群、点頭発作、ヒプスアリスミア hypsarrhythmia
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概念
- 群発する短い筋収縮からなるスパズム、ヒプスアリスミアを特徴とするてんかん症候群
- 首をコックリするてんかん発作の一種
- 大部分の症例に精神発達遅滞がみられ、約半分の症例に先天性奇形、脳性小児麻痺などを重篤な基礎疾患を有する
疫学
- 生後4-6か月の間に発症、2歳までには発症。3-8ヶ月に発症(PED.1426)
症状
- 発作は群発する
3主徴
- 1. 点頭発作(腕と脚が両側性に外転伸展し首と体幹が突然屈曲する発作で、突然の首の屈曲が礼拝のお辞儀を連想させる)
- 2. ヒプスアリスミア(不規則で高振幅の多焦点性の棘徐波からなる脳波パターン) ← 発作間欠期に1-7Hzの高振幅徐波を背景に棘波、鋭波が多巣性に出現する(NHB.196)。
- 3. 精神発達遅滞
病型
- 脳形成異常、胎内感染、周産期脳障害、結節性硬化症、先天代謝異常、生後の脳障害など(PED.1426)
治療
- 日本ではビタミンB1が第一選択、ベンゾジアゼピン系薬、ACTH、バルプロ酸が第二選択、ACTHが第三選択として用いらている。(PED.1426) ← おかしくない?
- 欧米ではACTHが治療の主流である。 (参考1)
予後
症例
- 6ヶ月の乳児。首はまだ据わっておらず、2週間前から眠くなると頭部を前屈し、上下肢を挙上して、痙攣するようになった。発作が始まってからは、あやしても笑わない。脳波検査ではhypsarrhythmiaも認めた。
参考
- 1. [charged] Management and prognosis of infantile spasms - uptodate [1]
- 2. ウエスト症候群の診断・治療ガイドライン
- http://square.umin.ac.jp/jes/pdf/uest-guide.pdf
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=NQK2YOoO5js</youtube>
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=ffgESDO_obs</youtube>
国試
[★]
- 英
- attack, paroxysm, ictus, insult, fit, stroke