- 英
- foam、bubble
- 関
- 泡立つ、泡、バブル
- 同
- vacuolation
WordNet
- rise in bubbles or as if in bubbles; "bubble to the surface"
- a dome-shaped covering made of transparent glass or plastic
- a hollow globule of gas (e.g., air or carbon dioxide)
- an impracticable and illusory idea; "he didnt want to burst the newcomers bubble"
- cause to form bubbles; "bubble gas through a liquid"
- form, produce, or emit bubbles; "The soup was bubbling"
- become bubbly or frothy or foaming; "The boiling soup was frothing"; "The river was foaming"; "Sparkling water" (同)froth, fizz, effervesce, sparkle, form bubbles
- a lightweight material in cellular form; made by introducing gas bubbles during manufacture
- a mass of small bubbles formed in or on a liquid; "the beer had a thick head of foam" (同)froth
PrepTutorEJDIC
- 〈C〉『あわ』,あぶく / 〈U〉あわ立ち,あわ立ちの音 / 〈C〉(すぐ消える)あわのようなこと / 〈C〉『シャボン玉』 / 『あわ立つ』 / ぶくぶくと音を立てる,あわ立って流れる / 〈特に女性が〉気持をわかす,はしゃぐ《+『over』》
- (液体表面の)『泡』(あわ)[のかたまり] / 《話》=foam rubber / 『泡立つ』 / 泡立って流れる(吹き出る)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/08/10 12:48:02」(JST)
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泡(あわ、あぶく)または泡沫(ほうまつ、うたかた)とは、液体もしくは固体がその中に空気などの気体を含んで丸くなったもの。気体を包む液体の表面張力により作られる。固体の泡は、液体の状態で形成されたものが固体化されたものが普通である。
液体中に生じた気泡は密度が小さく、上昇して水面に姿を現すとあぶくとなる。
液面にでた場合、液体側はやや平らになり、空気中に丸く突出する。空気中の部分は薄い液体の膜からなるが、次第にそれを構成する液体が流下するので薄くなり、最終的には壊れる。これはシャボン玉と同じである。
すぐに割れてなくなるさまから、はかなく消えるもののたとえに用いられる。
液体が空気を含んで丸くなった例 煎れたてのコーヒー表面の泡
目次
- 1 泡の発生
- 1.1 圧力・温度の変化による泡
- 1.2 化学反応による泡
- 1.3 機械的操作による泡
- 2 特徴
- 3 自然界における泡
- 4 生物と泡
- 5 工業
- 6 食料品における泡
- 6.1 炭酸飲料
- 6.2 ホイップクリーム
- 6.3 豆腐
- 7 関連作品
- 8 関連項目
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泡の発生
圧力・温度の変化による泡
液体にかかる圧力を低下させたり、温度を上昇させたりすると、液体に溶け込んだ気体が泡となって放出される。さらに圧力を低下させたり、温度を上昇させると、液体自体が沸騰して泡を発生させる。
- ヴェイパーロック現象
- 自動車のブレーキにおいて、過熱によってブレーキ液の内部に蒸気(vapor)の泡が発生し、ブレーキが利かなくなる現象
- キャビテーション
- スーパーキャビテーション
- それぞれの項を参照。
化学反応による泡
液体中で気体を発生させるような化学反応を起こすと、泡が発生する。
料理においては重曹がこの目的で用いられる。また、アルコール発酵も気泡を生じさせるが、例えばパンのようにむしろこちらを利用する例もある。
機械的操作による泡
攪拌機、泡立て器などで液体を攪拌することによって、空気を泡の形で液体に取り込む。 あるいは、液体中に気体を吹き込むことで作る。空中で作ればシャボン玉になる。
特徴
泡には次のような特徴がある。
- 空気を含む泡により構成された材料は、軽量化を図ることができる。空気は熱伝導率が小さいため、断熱性に優れた材料が構成できる。
- 泡を含む食品は、独特の食感がある。
- 泡の表面には水中の微粒子が吸着される。
自然界における泡
水面の泡は、風による水面の攪乱によって生じる。これはたやすく壊れるので長持ちしないが、水中に有機物や界面活性剤が含まれると、壊れないで蓄積する例がある。都会周辺の河川では、洗剤の流入によって盛り上がった多量の泡を生じる。海岸では、風に吹かれてうち上がることがある。
生物と泡
体液を利用して泡を作り、これを生活に行かしているものに、アサガオガイやアワフキムシがある。卵を守るために泡で巣を作る例もある。ベタなどは水面に浮かぶ泡の層に卵を含ませ、モリアオガエルは樹上に体液をかき混ぜて作った泡の塊を作り、その内部に産卵する。
渓流においては、滝壺などに見られる細かい泡の堆積地で泡を採集し、顕微鏡下で観察すると、ここに水中の微小な顆粒が捕らえられており、特に水生不完全菌の胞子が多量に見られることが知られている。専門の研究者はよくこれを採集の試料として用い、ここから胞子を拾い出して培養することを試みる。
工業
発泡スチロール
ポリスチレン樹脂を発泡させることにより製造される。
食料品における泡
炭酸飲料
二酸化炭素を溶解させた飲料を炭酸飲料と呼ぶ。二酸化炭素の水に対する溶解度は温度が上がると小さくなるため、容器に注いだり口に含んだりすると、二酸化炭素の気泡がはじけ、独特の清涼感が生まれる。アルコール分を含まないソフトドリンクと、アルコール分を規定以上含むアルコール飲料がある。
ホイップクリーム
牛乳の成分からできたクリーム(生クリーム)の代替品として、植物油を撹拌して気泡を含ませ、クリームに似せたホイップクリームがある。
豆腐
豆乳に凝固剤(にがり)を加え、凝固させて豆腐を製造する際、泡の発生を抑えるための消泡剤が添加されている。
関連作品
- 小説『日々の泡』 L' Ecume des jours(ボリス・ヴィアン、1947年)
- 鴨長明『方丈記』無常観を表した一節「流れに浮かぶうたかたは…」で知られる。
関連項目
- シャボン玉
- ムース
- フォームラバー(発泡ゴム)
- バブル
- 消火器
- 消泡剤
- 消泡装置
- マイクロバブル
- ナノバブル
- 宇宙の泡構造
- 泡沫候補
- 痙攣
Japanese Journal
- 中鎖脂肪(MCT)および長鎖脂肪(LCT)を使用した焼き菓子の物性と内部組織構造
- 花崎 憲子,上中 登紀子,大喜多 祥子,倉賀野 妙子,和田 淑子
- 日本調理科学会誌 44(3), 206-213, 2011-06-05
- … LCTビスケット内部には,気泡の周囲にグルテンのような膜状組織が観察された。 …
- NAID 110008662310
- 気泡除去装置の形状パラメータの最適化 -放気口径と下流管路部径の関係-
- 坂間 清子,田中 豊,鈴木 隆司,Sakama Sayako,Tanaka Yutaka,Suzuki Ryuji,坂間 清子,田中 豊,鈴木 隆司,Sakama Sayako,Tanaka Yutaka,Suzuki Ryuji
- 法政大学情報メディア教育研究センター研究報告 24, 96-98, 2011-06-01
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