- 英
- effective refractory period, ERP
- 関
- 相対不応期
- 絶対不応期と同じような概念。
- The effective refractory period is the shortest interval at which a premature stimulus results in a propagated response and often is used to describe drug effects in intact tissue.(GOO.903)
- This period is also termed the absolute refractory period (ARP). (1)
- 有効不応期は絶対不応期を含むperiodであり、0相から3相の一部を指す(PHD.22)。3相の初期には何らかの刺激により活動電位を発生しうるが、活動電位の伝播は周りに伝わらず局所的なものにとどまる(PHD.22)。すなわち活動電位を発生しない期間に加え、伝播しうる活動電位を発生しない期間を指す。
参考
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 新規心房細動治療薬としての選択的アセチルコリン感受性K^+チャネル遮断薬の有用性
- 橋本 哲郎
- 日本薬理学雑誌 136(2), 77-82, 2010-08-01
- … 梗塞,血栓塞栓症および心不全の重要な危険因子である.加齢とともに罹患率が増加することから,高齢化社会において対処が必要な疾患として認識されている.心房細動の薬物治療には刺激伝導抑制や有効不応期延長を引き起こすNa+チャネル遮断薬(I群抗不整脈薬)やK+チャネル遮断薬(III群抗不整脈薬)が用いられている.しかしながら,これら既存の薬剤は心房に作用して抗不整脈作用を示す一方,心室筋にも …
- NAID 10026631812
- 清水 渉,小山 卓,山田 優子,岡村 英夫,野田 崇,里見 和浩,須山 和弘,相原 直彦,鎌倉 史郎
- 心電図 29(5), 392-396, 2009
- … ており,全例で後壁および/または下壁誘導でスラー型またはノッチ型のJ波(早期再分極)を認めた.加算平均心電図では全例で遅延電位は認めず,電気生理学的検査を施行した2例では,いずれも右室の有効不応期は短縮していたが,VFは誘発されなかった.薬物負荷試験では,クラスIII群のニフェカラントとクラスIa群のジソピラミドの静注,およびキニジンの内服でQTc時間の延長を認めた.先天性QT延長症候群の原 …
- NAID 130000257204
- 名越 敏郎,名越 康子,川越 純志,鬼塚 久充,三嶋 和也,伊達 晴彦,今村 卓郎,江藤 胤尚,井手口 武史
- 日本内科学会雑誌 94(8), 1609-1611, 2005-08-10
- … 症例は30歳,男性.動悸,気分不良が初めて出現し,近医を受診.待合室で意識消失し,心室細動を認めたため,電気的除細動を施行された.心電図でデルタ波を認め,電気生理学検査で副伝導路の順行性有効不応期は250msecと短かったためカテーテルアブレーションを施行した.無症候性WPW症候群は予後良好といわれているが,本症例は初発の頻拍発作が心室細動に至っており,注意を要すると思われた. …
- NAID 10016948368
★リンクテーブル★
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- 英
- refractory period
- 関
- 絶対不応期、相対的不応期
- 一度、活動電位が起こるとその後しばらくは次の活動電位を発生するための閾値(臨界脱分極)が上昇している。この期間のことを不応期という
- hゲートが閉鎖している
- どのような大きい刺激電流を与えても興奮しない時期
- nゲートが開いている
- ある程度刺激を上げれば興奮する時期
- ゲートについては、生理学授業プリント-T3-,-P5-参照, PT.30
心筋の不応期
意義
+単収縮を保証
++血液が心室に流入してから収縮することを保証
++心筋が高頻度に興奮できないようにしている
+再入発生を防止(不整脈の防止)
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- 英
- refractoriness、refractory
- 関
- 抵抗性、難治性、不応状態、不応性、難分解性
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