- 英
- diverticulosis
- 関
- 憩室
- 憩室が多発した病態
WordNet
- presence of multiple diverticula in the walls of the colon
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 結腸憩室症および結腸憩室疾患：疫学、危険因子、および病因 colonic diverticulosis and diverticular disease epidemiology risk factors and pathogenesis
- 2. 大腸憩室出血 colonic diverticular bleeding
- 3. 患者情報：憩室症（詳細） diverticular disease beyond the basics
- 4. 成人における急性憩室炎の臨床症状および診断 clinical manifestations and diagnosis of acute diverticulitis in adults
- 5. 憩室症と関連する分節性大腸炎 segmental colitis associated with diverticulosis
Japanese Journal
- 胆道ステント逸脱により穿孔性腹膜炎をきたした多発小腸憩室症の1例
- 松本 直基,寺崎 正起,岡本 好史,鈴村 潔,田中 顕一郎,浅沼 修一郎,星 昭二
- 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 72(5), 1145-1150, 2011-05-25
- NAID 10029099102
- 右側結腸憩室症に対する腹腔鏡手術の成績
- 亀山 仁史,山崎 俊幸,桑原 史郎,大谷 哲也,片柳 憲雄,畠山 勝義
- 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 72(5), 1097-1100, 2011-05-25
- NAID 10029098965
Related Links
- 憩室症とは憩室と呼ばれる風船状の袋が大腸に多数できる状態です。大腸の最後の 部分、S状結腸に最も多くできます。大半の憩室は、直径約2.5ミリメートル程度のもの から2.5センチメートル以上までいろいろな大きさです。原因不明ですが、憩室は直径約 15 ...
- 憩室症は結腸に憩室が多発したもので，これはおそらく生涯にわたる低繊維食の摂取 から生じる。憩室のほとんどは無症状であるが，炎症または出血を起こすものもある。 診断は大腸内視鏡検査またはバリウム注腸により行う。治療は症状によって異なる。
Related Pictures
★リンクテーブル★
| リンク元 | 「憩室出血」「憩室疾患」 |
| 拡張検索 | 「大腸憩室症」「十二指腸憩室症」「胃憩室症」 |
| 関連記事 | 「憩室」「症」 |
「憩室出血」
原因
- 結腸憩室症の合併症として生じうる。右側型に多い。
- 憩室周囲の血管の破綻。 (消化器疾患ビジュアルブック p.131)
症状
- 憩室出血では下血がみられるが、腹痛は伴わないとされる(QB.A-229)
検査
- 造影CT：活動性出血がある場合には腸管内への造影剤漏出が認められる ← ダイナミック造影CTをとるといいらしいよ。
「憩室疾患」
- 英
- diverticular disease
- 関
- [[]]
「大腸憩室症」
- 英
- colonic diverticulosis
- 同
- 結腸憩室症
- 関
- 憩室炎、大腸憩室
概念
- 大腸に生じる憩室で多くの場合、仮性憩室である。
疫学
- 日本では3/4が右側結腸に生じる。40歳以上の中高年に発生。日本では男性に多くみられる (YN.A-61)。欧米では左側に多い(60-90%)が、日本では右側に多い(70%)(NSU. 548)。
- 若年社では右側に多く(90%以上)、加齢と共に左側が増加する(NSU. 548)。
病型
- 右側型：憩室が盲腸～上行結腸にあるもの
- 左側型：憩室が下行結腸からS状結腸にあるもの
- 両側型：右側型＋左側型
リスクファクター
- 低残渣食
- 高齢
病態
- 結腸の過剰な分節運動により慢性的な腸管内圧の上昇を来たす。
- 結腸壁には結腸動脈から分岐した直動脈の分枝が分布している。
- 腸管壁に直動脈が貫通する部位は物理的に脆弱であり、腸管内圧の上昇で粘膜が脱出することで仮性憩室が形成され、これが憩室となる。
症状
- (腸管運動異常に関連した症状)腹痛、腹部不快感、腹部膨満感、便秘、下痢
合併症
治療
- 憩室の存在自体は治療の対象とならない。
- 憩室により症状がある場合に治療対象となりうる。
保存療法
- (腸管壁の運動異常に伴う症状)繊維分の多い食事摂取、下剤
手術療法
- 適応：
- 腸管穿孔
- あらゆる止血術に反応しない腸管出血
- 悪性疾患が否定できない場合
- 腸管切除、腹腔洗浄、人工肛門造設
参考
- 大腸憩室出血 虚血性腸炎 - 日本大腸肛門病学会
「十二指腸憩室症」
「胃憩室症」
「憩室」
「症」
- 英
- sis, pathy
- 検査や徴候に加えて症状が出ている状態？