- 英
- adductor canal
- ラ
- canalis adductorius
- 同
- ハンター管 Hunter canal Hunter's canal canalis adductorius Hunter、縫工筋下管 subsartorial canal
ここを通るもの (M.320)
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/07/18 21:23:49」(JST)
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Adductor canal |
中心に見える動脈が大腿動脈。膝の少し上方で内転筋管に入り、後側に回る。
|
概要 |
ラテン語 |
canalis adductorius |
外部リンク |
グレイの解剖学 |
p.627 |
ドーランド
/エルゼビア |
c_04/12208510 |
TA |
A04.7.03.006 |
FMA |
FMA:58781 |
解剖学用語(英語版) |
内転筋管(ないてんきんかん、Adductor canal)は大腿下部内側から後部にかけてある管状の構造物で、大腿動脈、大腿静脈、伏在神経が通る[1]。ハンター管とも呼ばれる[1]。
概要
大内転筋の腱膜が、内側広筋に下りてきて内側にへばりつき、管ができる。これが内転筋管となる[2]。体にある太い血管は伸側ではなく屈側を通過する。これは伸側に太い血管が通過すると繰り返しの進展により伸びてしまうからである。足に関しては、股関節では屈側が前面であるが、膝関節では後面となる。そのため、大腿動静脈は大腿部では前面、下腿部では後面を通る。その前面から後面に移る部分で大腿動静脈が通る管が内転筋管である[1]。伏在神経は大腿動静脈を一緒に内転筋管に入るが途中で別れ内転筋管から出てくる[2]。内転筋管の出口を内転筋腱裂孔という[2]。
脚注
- ^ a b c 南山堂医学大辞典 第12版 ISBN 978-4525010294
- ^ a b c 解剖実習の手びき 南山堂発行 ISBN 978-4-525-10311-8
関連項目
|
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- 1. 内転筋および腱の損傷 adductor muscle and tendon injury
- 2. 女性泌尿生殖器の外科解剖学 surgical female urogenital anatomy
- 3. 下肢慢性静脈疾患の分類 classification of lower extremity chronic venous disorders
- 4. 下肢末梢動脈疾患の分類 classification of lower extremity peripheral artery disease
- 5. 膝窩動脈瘤の手術および血管内修復 surgical and endovascular repair of popliteal artery aneurysm
Japanese Journal
- 下肢の神経ブロック─こだわりのオーダーメイド神経ブロック:人工膝関節手術を中心に─
- 当院における人工膝関節置換術後の膝関節屈曲時痛についての検討:大腿内側部痛に着目して
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[display]http://ameblo.jp/pf-pf/entry-10709468731.html
- 【体表解剖 内転筋管】|フラスター塾ブログ 【寺子屋】
- 2010年11月17日 ... 医療系学生のためのフラスターのフラスター塾ブログ 【寺子屋】の記事、【体表解剖 内 転筋管】です。
[display]http://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/anatomy/anatomy3e.html
- 第三章 MYOLOGIA(筋学)(E,下肢の筋)
- 三)Canalis adductorius(内転筋管)Adductor canal. (四)M. popliteus(膝窩筋) Popliteus muscle .... 上の口は大腿三角の尖であり、下口は内転筋腱裂孔を通して膝窩 にいたる。内転筋管を通る血管がある。 (四)M. popliteus(膝窩筋)Popliteus ...
[display]http://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/Rauber-Kopsch/web/abb1/466.html
- S. 466
- 大腿の中1/3と下1/3との境に当って,大内転筋の腱には内転筋管裂孔Hiatus canalis ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- femoral nerve
- ラ
- nervus femoralis
- 関
- 伏在神経
由来
支配
走行
- 大腰筋の裏を下外側方に走行し、大骨盤あたりで大腰筋と腸骨筋に挟まれながら下行する (KA.333)
- 鼡径靭帯の中点あたりで腸骨筋膜に包まれながら筋裂孔を介し、大腿動脈・大腿静脈の外側で大腿三角に入る。
- 大腰筋-筋裂孔-大腿三角-内転筋管→内転筋管を途中ででて伏在神経となる
枝
-前皮枝
M. 307
N. 259,389,520,526,527
KA. 217,479,486
KH. 194,201
B. Z-17
-関節枝
N. 520
-筋枝
N. 480 KA. 480
-皮枝
KA. 486
- 前皮枝 anterior cutaneous branches of femoral nerve (M)
- 大腿三角で起こり、大腿筋膜を貫いて大腿の前内側の皮膚を支配
- 伏在神経 ←終枝
[★]
- 英
- saphenous nerve (M)
- ラ
- nervus saphenus
- 関
- 大腿神経
- 図:KH.193,194(分布) KA.492(分布)
由来
支配
走行
枝
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- lamina vastoadductoria
- 関
- 内転筋管
[★]
内転筋管、ハンター管
[★]
- 英
- adduction
- 関
- 外転
手指の内転
N. 155
- (第1,2,4,5指)中指に近づく運動
- (第3指)橈側か尺側に外転した状態から元に戻る運動が内転
[★]
- 英
- duct、tube、canal、pipe
- ラ
- ductus、vas、meatus
- 関
- 水路、チューブ、導管、道管、卵管、道
[★]
- 英
- myotube
- ラ
- myotubus
- 同
- 管状筋細胞
- 関
- 骨格筋
[★]
- 英
- adductor (K)
- 関
- 外転筋