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中華人民共和国 河北省 保定市 | |
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河北省中の保定市の位置 | |
簡体字 | 保定 |
繁体字 | 保定 |
拼音 | Băodìng |
カタカナ転記 | バオディン |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 河北 |
行政級別 | 地級市 |
建置 | 960年 |
市制施行 | 1948年 |
面積 | |
総面積 | 22,113 km² |
市区 | 312.3 km² |
人口 | |
総人口(2004) | 1,089 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0312 |
郵便番号 | 071000 |
行政区画代碼 | 130600 |
公式ウェブサイト: http://www.bd.gov.cn/ |
保定市(ほてい-し)は中華人民共和国河北省に位置する地級市。河北省の旧省都である。他の地域に比べてカトリックが多い。
河北省西部、北京と現・省都石家荘の間に位置する。
960年(建隆元年)、北宋により設置された保塞軍を前身とする。981年(太平興国6年)に保州と、1129年(天会7年)に金朝により順天軍、1239年にはモンゴル帝国により順天路、更に1275年(至元12年)には保定路が設置された。
明朝が成立すると1368年(洪武元年)に保定府と改称、清代には直隷省の省会が設置されている。1913年(民国2年)の州制廃止に伴い清苑県とされたが、1948年(民国37年)に清苑県城区に保定市が分割新設された。1949年]に中華人民共和国が成立すると地級市に昇格し河北省省都とされたが、1958年に省都は天津市に移転され保定市は県級市に、1960年に地級市、1961年に再び県級市に改編されている。その後1967年に再び省都とされた保定市であるが、1968年には石家荘市に移転した。1994年、県級市の保定市と保定地区が合併して地級市が成立し現在に至っている。
清末民初にかけては軍事教育の中心地となり1903年(光緖29年)には北洋陸軍速成武備学堂が保定に設置されている。中華民国初期には北洋政府所在地となり、1912年(民国元年)には中国最初の陸軍士官学校である保定陸軍軍官学校が開校している。
3市轄区、4県級市、18県を管轄する
北京と広州を結ぶ京広線が貫通する。保定駅は北京から南へ130キロのところに位置し、特急列車はほとんど停車する。
北京と石家荘を結ぶ京石高速道路が貫通している。
G107国道、G108国道、G207国道(中国語版)、G112国道の4本の国道が通る。
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中国地名の変遷 | |
建置 | 960年 |
使用状況 | 保定市 |
北宋/遼 | 保塞軍 保州(981年) |
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南宋/金 | 順天軍 |
元 | 順天路 保定路(1275年) |
明 | 保定府 |
清 | 保定府 |
中華民国 | 清苑県 保定市(1948年) |
現代 | 保定市 |
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