リトドリン
UpToDate Contents
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- 1. 切迫早産の予防 inhibition of acute preterm labor
- 2. 低カリウム血症の原因 causes of hypokalemia
- 3. 先天性心疾患女性における妊娠:一般原則 pregnancy in women with congenital heart disease general principles
- 4. 胎盤早期剥離:管理 placental abruption management
- 5. 外回転術 external cephalic version
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- まったく同じ状況で自宅安静中です。私が通う病院は37wにならないと産めないと言 われているので35wに入っても薬と自宅安静の日々です。 先週まで毎週子宮頚管の長 さを測っていましたが、測る先生によって長かったり短かったり・・・。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量
添加物
- カルナウバロウ,結晶セルロース,酸化チタン,ステアリン酸マグネシウム,タルク,低置換度ヒドロキシプロピルセルロース,乳糖水和物,ヒプロメロース,マクロゴール6000
禁忌
- 強度の子宮出血,子癇,前期破水例のうち子宮内感染を合併する症例,常位胎盤早期剥離,子宮内胎児死亡,その他妊娠の継続が危険と判断される患者
[妊娠継続が危険と判断される.]
- 重篤な甲状腺機能亢進症の患者
[症状が増悪するおそれがある.]
- 重篤な高血圧症の患者
[過度の昇圧が起こるおそれがある.]
- 重篤な心疾患の患者
[心拍数増加等により症状が増悪するおそれがある.]
- 重篤な糖尿病の患者
[過度の血糖上昇が起こるおそれがある.また,糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることもある.]
- 重篤な肺高血圧症の患者
[肺水腫が起こるおそれがある.]
- 妊娠16週未満の妊婦(「重要な基本的注意」の項参照)
- 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 通常,1回1錠(リトドリン塩酸塩として5mg)を1日3回食後経口投与する.
なお,症状により適宜増減する.
慎重投与
- 甲状腺機能亢進症の患者
- 高血圧症の患者
- 心疾患の患者
- 糖尿病の患者,糖尿病の家族歴,高血糖あるいは肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者(「重要な基本的注意」の項参照)
- 肺高血圧症の患者
(上記1.〜5.は「禁忌」の項参照)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- カリウム減少性利尿剤の投与を受けている患者
[過度の血清カリウム低下が起こるおそれがある.]
- 筋緊張性(強直性)ジストロフィー等の筋疾患又はその既往歴のある患者
[横紋筋融解症があらわれることがある.]
重大な副作用
横紋筋融解症(頻度不明)
- 筋肉痛,脱力感,CK(CPK)上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので,このような場合には直ちに投薬を中止し,適切な処置を行うこと.
汎血球減少(頻度不明)
- 汎血球減少があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
血清カリウム値の低下(頻度不明)
高血糖,糖尿病性ケトアシドーシス(頻度不明)
- 血糖値の急激な上昇や糖尿病の悪化から,糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることがある.糖尿病性ケトアシドーシスに至ると母体と胎児の生命を脅かすことがある.観察を十分に行い,異常が認められた場合には,直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと.
新生児腸閉塞(頻度不明)
本薬の注射剤において,肺水腫,心不全,無顆粒球症,白血球減少,血小板減少,ショック,不整脈,肝機能障害,黄疸,中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),胸水,母体の腸閉塞,胎児及び新生児における心不全,新生児心室中隔壁の肥大,新生児低血糖があらわれたとの報告があるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと.
薬効薬理
摘出子宮筋運動抑制作用
- 妊娠ラット摘出子宮筋の自動運動(収縮幅)をリトドリン塩酸塩は用量依存的に抑制した3),4).この自動運動の抑制はβ-遮断剤であるプロプラノロールにより遮断された4).
- オキシトシンによる妊娠ラット及びエストロゲン前処置ラットの摘出子宮筋の自動運動の増加をリトドリン塩酸塩は用量依存的に抑制した5),6).
生体位子宮運動抑制作用7)
- 妊娠後期ラットの子宮運動をリトドリン塩酸塩は用量依存的に抑制した.この抑制は投与10分後をピークに90分以上持続した.
子宮筋への選択性3)
- 妊娠ラット摘出子宮筋及びモルモット摘出右心房標本を用いた実験で,リトドリン塩酸塩はイソクスプリン塩酸塩,イソプレナリン塩酸塩に比し,優れた子宮筋への選択性を示した.
分娩遅延作用8)
- 妊娠ラットを用いた実験で,リトドリン塩酸塩は正常分娩を有意に遅延させた.
有効成分に関する理化学的知見
分子量
融 点
性 状
- 白色の結晶性の粉末である.水,メタノール又はエタノール(99.5)に溶けやすい.0.01mol/L塩酸試液に溶ける.水溶液(1→10)は旋光性を示さない.光により徐々に淡黄色となる.
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- ritodrine
- 化
- 塩酸リトドリン ritodrine hydrochloride、リトドリン塩酸塩
- 商
- ウテメック、ウテメナール、ウテメリン(キッセイ)、ウテロトップ、ウテロン、ウルペティック、ピロスデン、リトドール、リトメリン、リメトラーク、リンドルフ、ルテオニン、レキサビン
- 関
- アドレナリン受容体
作用機序
薬理作用
動態
適応
注意
禁忌
- ウルペティック錠5mg
- 強度の子宮出血、子かん、前期破水例のうち子宮内感染を合併する症例、常位胎盤早期剥離、子宮内胎児死亡、その他妊娠の継続が危険と判断される患者[妊娠継続が危険と判断される。]
- 重篤な甲状腺機能亢進症の患者[症状が増悪するおそれがある。]
- 重篤な高血圧症の患者[過度の昇圧が起こるおそれがある。]
- 重篤な心疾患の患者[心拍数増加等により症状が増悪するおそれがある。]
- 重篤な糖尿病の患者[過度の血糖上昇が起こるおそれがある。また、糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることもある。]
- 重篤な肺高血圧症の患者[肺水腫が起こるおそれがある。]
- 妊娠16週未満の妊婦(「重要な基本的注意」の項参照)
- 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者
副作用
- 頻脈:β1受容体にも若干agonistとして作用する → 禁忌も見る
- 高アミラーゼ血症、顆粒球減少、横紋筋融解症(筋肉痛、脱力感、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇)
- 高血糖(β2受容体アゴニストとして作用するため、グリコーゲンが分解される ← インスリンについてはどうなの?
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2590004F1265_1_02/2590004F1265_1_02