ソプロピルアンチピリン
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- ヨシピリン,イソプロピルアンチピリン ... 薬効 1144 ピラゾロン系製剤 一般名 イソプロピルアンチピリン 英名 Isopropylantipyrine 剤形 末 薬価 12.30 規格 1g メーカー
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ヨシピリン
組成
- 本剤を乾燥したものは、イソプロピルアンチピリン(C
14
H
18
N
2
O)98.0%以上を含む。
禁忌
- 本剤又はピラゾロン系化合物(スルピリン等)に対し、過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 解熱鎮痛薬の調剤に用いる。
- 解熱鎮痛薬の調剤に用いる。
慎重投与
- 本人または両親・兄弟が他の薬物に対するアレルギー、蕁麻疹、気管支喘息、アレルギー性鼻炎又は食物アレルギー等の患者*肝又は腎障害のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕*血液障害(貧血、白血球減少等)のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
重大な副作用
====ショック(0.1%未満):
==
- ショック症状があらわれることがあるので観察を十分に行い、胸内苦悶、血圧低下、顔面蒼白、脈拍異常、呼吸困難等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
====皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(0.1%未満):
==
- これらの副作用があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
====再生不良性貧血、無顆粒細胞症(0.1%未満):
==
- これらの副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
====黄疸(0.1%未満):
==
- 黄疸があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止すること。
薬効薬理
- アンチピリン、アミノピリンとほぼ同様な解熱鎮痛作用をもつが、正常体温に対する影響はアミノピリンより少ない。作用機序は両者と同様中枢性で体温は一過性に下がることがある。
本剤は単品としての特色は少なく、他の鎮痛、解熱、消炎、各薬剤などと配合したときの臨床効果が大きいといわれる。
有効成分に関する理化学的知見
- 一般名:イソプロピルアンチピリン*化学名:4-Isopropyl-1,5-dimethyl-2-phenyl-1,2-dihydropyrazol-3-one*分子式:C
14
H
18
N
2
O*構造式:*分子量:230.31
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- isopropylantipyrine
- ラ
- isopropylantipyrinum
- 同
- プロピフェナゾン propyphenazone、イソプロピルフェナゾン isopropylphenazone
- 商
- SG配合、クリアミン配合、ヨシピリン
- 関
- 非ステロイド性抗炎症薬
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3