ジヒドロエルゴトキシン
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Japanese Journal
- 耳鳴患者に対するメシル酸ジヒドロエルゴトキシンおよびフマル酸プロビンカミン併用療法による臨床治験
- 竹沢 裕之,氷見 徹夫,中野 勇治
- 耳鼻咽喉科展望 34, 271-280, 1991
- 脳代謝改善剤のHydergine ® および脳血流改善剤のSabr0mine ® の併用療法を26例の耳鳴患者に行った。少なくとも12週以上の経過観察を行ったのちその効果について検討した。耳鳴の大きさに関して, 軽度改善以上が自覚的に69.7%認められた。また, 84.6%の症例において耳鳴およびそれに関与する全般症状の軽度改善以上を認めた。副作用に関しては2例で腹部不快感がみられたが, 減量およ …
- NAID 130003974582
- 水野 昭,浜野 修一,磯部 淳一
- 血液と脈管 16(4), 374-379, 1985
- We tried to clarify the inhibitory effect of dihydroergotoxine mesilate (DHE) on epinephrine-induced platelet aggregation (EA) using 8 normal subjects, 40 patients with thrombotic diseases (33 cases o …
- NAID 130004261076
- Determination of dihydroergot alkaloids in serum by radioimmunoassay.
- 稲田 茂,梶井 健造,竹長 光博,藤田 正敬,川村 研治,矢内原 昇
- RADIOISOTOPES 31(4), 190-194, 1982
- … この抗血清を用いての, メシル酸ジヒドロエルゴトキシンの, 血清中濃度検出限界は, 約100pg/m<I>l</I>であり, イヌにメシル酸ジヒドロエルゴトキシソ1mgを経口投与した後の, 血清中濃度を測定することができた。 …
- NAID 130004381521
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- メシル酸ジヒドロエルゴトキシン 一般名(欧名) Dihydroergotoxine Mesilate 分子式 ジヒドロエルゴコルニンメシル酸塩:C 31 H 41 N 5 O 5 ・CH 4 O 3 S ジヒドロ-α-エルゴクリプチンメシル酸塩:C 32 H 43 N 5 O 5 ・CH 4 O 3 S ジヒドロ-β ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※,※※ジヒドロエルゴトキシンメシル酸塩錠1mg「トーワ」
組成
1錠中の有効成分
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、メチルセルロース、タルク、ステアリン酸Mg
禁忌
本剤の成分又は麦角アルカロイドに対し過敏症の既往歴のある患者
心エコー検査により、心臓弁尖肥厚、心臓弁可動制限及びこれらに伴う狭窄等の心臓弁膜の病変が確認された患者及びその既往のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
効能または効果
・下記に伴う随伴症状
・高血圧症(本剤の降圧作用はゆるやかであるので、高血圧症に用いるのは以下の場合に限る)
- 高年齢の患者に用いる場合利尿降圧剤投与により十分な降圧作用が得られない患者に併用する場合
・下記に伴う末梢循環障害
- ビュルガー病、閉塞性動脈硬化症、動脈塞栓・血栓症、レイノー病及びレイノー症候群、肢端紫藍症、凍瘡・凍傷、間欠性跛行
- ジヒドロエルゴトキシンメシル酸塩として、通常成人1日0.75〜3mgを経口投与又は舌下投与する。
- なお、年齢・症状により適宜増減する。
慎重投与
- 高度の徐脈のある患者[徐脈作用を有するため、症状が悪化するおそれがある。]
- 中等度から重度の肝障害のある患者[肝硬変の患者で本剤の血中濃度が上昇したとの報告があるため、必要に応じて減量すること。]
重大な副作用
- 後腹膜線維症:後腹膜線維症が報告されているので、観察を十分に行い、背部痛、下肢浮腫、腎機能障害等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 麦角アルカロイドのエルゴトキシン(エルゴコルニン、エルゴクリスチン、エルゴクリプチンの混合物)をジヒドロ化したもので、エルゴトキシンに比べてα遮断作用が強く、血管収縮作用は弱い。脳内のドパミン受容体及びセロトニン受容体を刺激するが、過剰な刺激を抑制する作用も併せ持つと考えられる。
有効成分に関する理化学的知見
- 構造式:
- 一般名:ジヒドロエルゴトキシンメシル酸塩(Dihydroergotoxine Mesilate)
- ジヒドロエルゴトキシンメシル酸塩はジヒドロエルゴコルニンメシル酸塩、ジヒドロ-α-エルゴクリプチンメシル酸塩、ジヒドロ-β-エルゴクリプチンメシル酸塩及びジヒドロエルゴクリスチンメシル酸塩の混合物であり、ジヒドロエルゴコルニンメシル酸塩、ジヒドロエルゴクリプチンメシル酸塩及びジヒドロエルゴクリスチンメシル酸塩の相対含量はそれぞれ30.3〜36.3%である。また、ジヒドロ-α-エルゴクリプチンメシル酸塩とジヒドロ-β-エルゴクリプチンメシル酸塩の相対含量比は1.5〜2.5:1である。
- 別 名:メシル酸ジヒドロエルゴトキシン
- 性 状:白色〜淡黄色の粉末である。メタノールにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、水、アセトニトリル又はクロロホルムに溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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- 関
- dihydroergotoxine
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- 英
- dihydroergotoxine
- 化
- ジヒドロエルゴトキシンメシル酸塩 メシル酸ジヒドロエルゴトキシン dihydroergotoxine mesilate
- 商
- エポス、バソラックス、ヒデルギン Hydergine
- 関
- その他の循環器官用薬。メシル酸エルゴロイド
[★]
- 英
- mesylate、mesilate
- 関
- メシル酸塩、メシレート、メタンスルホン酸塩
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
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- 英
- dihydro
[★]
- 英
- toxin
- 関
- 毒素、毒物、毒