- 英
- mesylate、mesilate、methanesulfonate
- 関
- メシレート、メタンスルホン酸、メタンスルホン酸塩、メシル酸
UpToDate Contents
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Japanese Journal
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- 通常,体外循環開始に先だち,ナファモスタットメシル酸塩として20mgを生理食塩液500mLに溶解した液で血液回路内の洗浄・充てんを行い,体外循環開始後は,ナファモスタットメシル酸塩として毎時20〜50mgを5%ブドウ糖注射液に溶解し ...
- 総称名 ガベキサートメシル酸塩 一般名 ガベキサートメシル酸塩 欧文一般名 Gabexate Mesilate 製剤名 ガベキサートメシル酸塩注射剤 薬効分類名 蛋白分解酵素阻害剤 薬効分類番号 3999 KEGG DRUG D01672 商品一覧 JAPIC 添付文書 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ナファモスタットメシル酸塩注射用10mg「NP」
組成
有効成分(1バイアル中)
添加物(1バイアル中)
禁忌
効能または効果
ナファモスタットメシル酸塩注射用10mg「NP」:
膵炎の急性症状(急性膵炎、慢性膵炎の急性増悪、術後の急性膵炎、膵管造影後の急性膵炎、外傷性膵炎)の改善
- 通常、1回、ナファモスタットメシル酸塩として10mgを5%ブドウ糖注射液500mLに溶解し、約2時間前後かけて1日1〜2回静脈内に点滴注入する。
なお、症状に応じ適宜増減する。
ナファモスタットメシル酸塩注射用10mg「NP」・ナファモスタットメシル酸塩注射用50mg「NP」:
汎発性血管内血液凝固症(DIC)
- 通常、1日量を5%ブドウ糖注射液1,000mLに溶解し、ナファモスタットメシル酸塩として毎時0.06〜0.20mg/kgを24時間かけて静脈内に持続注入する。
- 出血性病変又は出血傾向を有する患者の血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析及びプラスマフェレーシス)
- 通常、体外循環開始に先だち、ナファモスタットメシル酸塩として20mgを生理食塩液500mLに溶解した液で血液回路内の洗浄・充てんを行い、体外循環開始後は、ナファモスタットメシル酸塩として毎時20〜50mgを5%ブドウ糖注射液に溶解し、抗凝固剤注入ラインより持続注入する。
なお、症状に応じ適宜増減する。
注射液の調製法
- 本剤の使用にあたっては以下の手順で注射液を調製すること。
膵炎の急性症状の改善に使用する場合
- 10mgバイアルに1mL以上の5%ブドウ糖注射液又は注射用水を加え、完全に溶解する。
- 溶解した液を5%ブドウ糖注射液に混和する。
汎発性血管内血液凝固症(DIC)に使用する場合
- 10mgバイアルには1mL以上、50mgバイアルには5mL以上の5%ブドウ糖注射液又は注射用水を加え、完全に溶解する。
- 溶解した液を5%ブドウ糖注射液に混和する。
出血性病変又は出血傾向を有する患者の血液体外循環時の灌流血液の凝固防止に使用する場合
血液回路内の洗浄・充てん
- 10mgバイアルには1mL、50mgバイアルには5mLの5%ブドウ糖注射液又は注射用水を加え、完全に溶解する。
- ナファモスタットメシル酸塩20mgを含む溶解液を生理食塩液に混和する。
体外循環時
- 10mgバイアルには1mL、50mgバイアルには5mLの5%ブドウ糖注射液又は注射用水を加え、完全に溶解する。
- 溶解した液を抗凝固剤持続注入器の容量に合わせ、5%ブドウ糖注射液で希釈する。
溶解時の注意
- 白濁あるいは結晶が析出する場合があるので、生理食塩液又は無機塩類を含有する溶液をバイアルに直接加えないこと。
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、意識障害、呼吸困難、気管支喘息様発作、喘鳴、胸部不快、腹痛、嘔吐、発熱、冷汗、そう痒感、潮紅、発赤、しびれ等があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
高カリウム血症(頻度不明)
- 高カリウム血症があらわれることがあるので、カリウム含有製剤(輸液等)、カリウム保持性利尿剤等を併用する場合には、特に観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
なお、高カリウム血症の発現によって不整脈を誘発した例が報告されている。
低ナトリウム血症(頻度不明)
- 低ナトリウム血症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血小板減少(頻度不明)
- 血小板減少があらわれることがあるので、血液検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
白血球減少(頻度不明)
- 白血球減少があらわれることがあるので、血液検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸(頻度不明)
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 蛋白分解酵素を阻害し、また血小板凝集を抑制する。トロンビン、活性型凝固因子(XIIa、Xa、VIIa)、カリクレイン、プラスミン、補体(Clr-、Cls-)、トリプシンなどの蛋白分解酵素を阻害すると共に、ホスホリパーゼA2に対しても阻害作用を示す。トロンビンに対する阻害作用は、アンチトロンビンIII非依存的に発現する。1)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ナファモスタットメシル酸塩
(Nafamostat Mesilate)
化学名
- 6-Amidinonaphthalen-2-yl 4-guanidinobenzoate bis(methanesulfonate)
分子式
分子量
融点
性状
- ・白色の結晶性の粉末である。
・ギ酸に溶けやすく、水にやや溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
・0.01mol/L塩酸試液に溶ける。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- mesilate、mesylate、methanesulfonic acid
[★]
- 英
- methanesulfonate、mesilate
- 関
- メシル酸塩、メシレート、メタンスルホン酸、メシル酸
[★]
- 英
- mesylate、mesilate
- 関
- メシル酸塩、メシレート、メタンスルホン酸塩
[★]
- 英
- methanesulfonic acid、methanesulfonate
- 関
- メシル酸塩、メタンスルホン酸塩
[★]
- 関
- mesilate、methanesulfonate
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ナファモスタット
- 関
- 他に分類されない代謝性医薬品