ブシラミン
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 膜性腎症の原因および診断 causes and diagnosis of membranous nephropathy
Related Links
- ブシレートとは。効果、副作用、使用上の注意。 関節リウマチ の治療に用いる薬です。 関節リウマチなどで炎症がおこると、変性した蛋白質(たんぱくしつ)(変性蛋白)が生じて 炎症を悪化させます。また、リウマチ性疾患ではライソゾームという炎症を発生させる.
- ブシレート錠100,ブシラミン錠. ... >品名索引(ふ) >現表示ページ. >薬効名索引( アレルギー用薬). 商品名. ブシレート錠100. 薬品情報; 添付文書情報 · 成分一致薬品 · ページを印刷 · PDFダウンロード ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ブシレート錠50
組成
ブシレート錠50
1錠中ブシラミン50mgを含有する。
添加物としてD-マンニトール,セルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,ステアリン酸マグネシウム,タルク,ヒプロメロース,白糖,酸化チタン,ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール,マクロゴール,カルナウバロウを含有する。
禁忌
- 血液障害のある患者及び骨髄機能が低下している患者[骨髄機能低下による重篤な血液障害の報告がある。]
- 腎障害のある患者[ネフローゼ症候群等の重篤な腎障害を起こすおそれがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 関節リウマチ
- 本剤は消炎鎮痛剤などで十分な効果が得られない場合に使用すること。通常成人,1回ブシラミンとして100mgを1日3回(300mg)食後に経口投与する。
なお,患者の年齢,症状,忍容性,本剤に対する反応等に応じ,また,効果の得られた後には1日量100〜300mgの範囲で投与する。1日最大用量は300mgとする。
慎重投与
- 血液障害の既往歴のある患者[骨髄機能低下による重篤な血液障害を起こすおそれがある。]
- 腎障害の既往歴のある患者[ネフローゼ症候群等の重篤な腎障害を起こすおそれがある。]
- 肝障害のある患者[肝機能検査値の上昇等を起こすおそれがある。]
重大な副作用
再生不良性貧血,赤芽球癆,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少(頻度不明)
- 再生不良性貧血,赤芽球癆,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少があらわれることがあるので,投与中は毎月1回血液検査を実施し(「重要な基本的注意」の項参照),異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。なお,投与前は必ず血液検査を実施し,血液障害のある患者や骨髄機能の低下している患者には投与しないこと。(「禁忌」の項参照)
過敏性血管炎(頻度不明)
- 過敏性血管炎があらわれることがあるので,異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
間質性肺炎,好酸球性肺炎,肺線維症,胸膜炎(頻度不明)
- 間質性肺炎,好酸球性肺炎,肺線維症,胸膜炎(胸水貯留)があらわれることがあるので,呼吸困難,咳嗽等の呼吸器症状並びに発熱等がみられた場合には投与を中止し,速やかに胸部X線等の検査を実施し,適切な処置を行うこと。
急性腎不全,ネフローゼ症候群(膜性腎症等)(頻度不明)
- 急性腎不全,ネフローゼ症候群(膜性腎症等)があらわれることがあるので,投与中は毎月1回尿検査等を実施し(「重要な基本的注意」の項参照),異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
肝機能障害,黄疸(頻度不明)
- AST(GOT),ALT(GPT),Al-P,ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,投与中は定期的に肝機能検査を実施し,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群),天疱瘡様症状,紅皮症型薬疹(頻度不明)
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群),天疱瘡様症状,紅皮症型薬疹があらわれることがあるので,異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
重症筋無力症,筋力低下,多発性筋炎(頻度不明)
- 重症筋無力症,筋力低下,多発性筋炎があらわれることがあるので,異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
ショック,アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- ショック,アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので,観察を十分に行い,紅斑,発疹,嘔吐,呼吸困難,血圧低下等の症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 疾患修飾性リウマチ薬disease‐modifying antirheumatic drug(DMARD)に分類される慢性関節リウマチ薬である。分子内に2個のSH基を有し,サプレッサーT細胞の活性化,B細胞系の抑制作用等の免疫調節作用により抗リウマチ効果を示すと考えられている。ヒトでは,リウマチ患者において低下したサプレッサーT細胞比率の上昇作用,リウマトイド因子の改善作用,免疫グロブリン(IgG,IgA,IgM)の低下作用を示すことが報告されている。また,in vitro試験において,T細胞のヒト血管内皮細胞への接着抑制作用,T細胞増殖抑制作用,B細胞のIgM産生抑制作用等が認められている。動物モデルでは,リウマチの疾患モデルであるアジュバント関節炎,タイプIIコラーゲン関節炎,MRL/lマウスの関節病変の治療効果が認められている。ステロイド剤及び非ステロイド性消炎鎮痛剤とは異なり,実験的急性及び亜急性炎症モデルに対してはほとんど影響を与えず,その作用は遅延性である。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- (2R)-2-(2-Methyl-2-sulfanylpropanoylamino)-3-sulfanylpropanoic acid
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末である。
メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく,水に溶けにくい。
融点
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- bucillamine
- 商
- ブシラミン、ブシラント、ブシレート、リマチル、レマルク
- 関
- 抗リウマチ薬
[★]
- 英
- aconite root
- ラ
- aconiti tuber
- 同
- 附子、烏頭 ウズ