- 一般名
- 硝酸イソソルビド
- 規格:40mgテープ
- 製造販売:トーアエイヨー株式会社
- 販売:アステラス製薬株式会社
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- フランドルテープ (特集 製剤の工夫で患者ベネフィットを上げる--外用剤編) -- (注目の製剤技術)
- 全身性経皮吸収剤フランドルテープS^【○!R】に対する薬効 (領域) マークと製品名表示の試み
- 経皮吸収型硝酸テープ剤の副作用としての皮膚刺激性に有効性と経済性を考慮した製剤的評価 : 水分透過性と角質細胞剥離量の測定
- 早勢 伸正,小枝 正吉,粟屋 敏雄,原 千恵子,山下 恭乾,山本 久仁子,板垣 祐一,松原 和夫
- 病院薬学 26(5), 510-517, 2000-10-10
- 雑誌掲載版硝酸テープ剤としてニトログリセリン製剤のニトロダームTTS(NTD),ヘルツァーS(HRS),硝酸イソソルビト製剤の新旧フランドルテープS(FTS),アンタップ(ANT)を対象に,製剤の水分透過性を比較検討した.その結果,ANTおよびNTDは新旧FTS,HRSに比べて水分透過量が有意に高く,ANTが最高値,HRSが最低値を示した.次に被験者から剥離したテープ剤に付着した角質細胞剥離量を測 …
- NAID 110001167010
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- フランドルテープとは。効果、副作用、使用上の注意。 冠動脈(かんどうみゃく)(心臓の 表面を取り巻いている動脈)の内腔(ないくう)を広げ、心筋に供給される血液の流れを よくするとともに、末梢の動脈や静脈の内腔も広げるので、心筋の貧血状態を改善する ...
- トーアエイヨー株式会社のフランドルテープ40mg(循環器官用剤)、一般名硝酸 イソソルビド(Isosorbide dinitrate) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フランドルテープ40mg
組成
成分・含量(1枚中)
添加物
- アクリル酸・アクリル酸オクチルエステル共重合体、ミリスチン酸イソプロピル、ポリイソシアネート液
禁忌
- 重篤な低血圧又は心原性ショックのある患者
[血管拡張作用により更に血圧を低下させ、症状を悪化させるおそれがある。]
- 閉塞隅角緑内障の患者
[眼圧を上昇させるおそれがある。]
- 頭部外傷又は脳出血のある患者
[頭蓋内圧を上昇させるおそれがある。]
- 高度な貧血のある患者
[血圧低下により貧血症状(めまい、立ちくらみ等)を悪化させるおそれがある。]
- 硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤(シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィル)を投与中の患者
[本剤とこれらの薬剤との併用により降圧作用が増強され、過度に血圧を低下させることがある。「相互作用」の項参照]
効能または効果
- 狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患
- 本剤は狭心症の発作寛解を目的とした治療には不適であるので、この目的のためには速効性の硝酸・亜硝酸エステル系薬剤を使用すること。
- 通常、成人に対し、1回1枚(硝酸イソソルビドとして40mg)を胸部、上腹部又は背部のいずれかに貼付する。貼付後24時間又は48時間ごとに貼りかえる。
なお、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 低血圧の患者
[血管拡張作用により更に血圧を低下させるおそれがある。]
- 原発性肺高血圧症の患者
[心拍出量が低下しショックを起こすおそれがある。]
- 肥大型閉塞性心筋症の患者
[心室内圧較差の増強をもたらし、症状を悪化させるおそれがある。]
- 肝障害のある患者
[高い血中濃度が持続するおそれがあるので、減量するなどして使用すること。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
薬効薬理
- 硝酸イソソルビドは主に末梢の容量血管を拡張して前負荷を減少させるとともに、冠動脈に対しては拡張作用と攣縮解除作用を有し、心筋酸素需給のアンバランスを改善することにより心機能の改善をもたらす。本剤は貼付後24時間以上にわたり、安定した作用を持続する。
血行動態に及ぼす作用
- 狭心症・無痛性虚血性心疾患の患者に対し、本剤を1日1枚ずつ貼付し2週間経過後の心エコー図法による検討では、拡張末期容量が観察期に比べ平均8.5%の減少(P<0.01)を示した。また、収縮末期容量についても同様に平均9.3%の減少(P<0.01)を示した。2)
運動耐容量の増加作用
- 本剤と生物学的同等性を有するフランドルテープを用いた労作狭心症患者のエルゴメータ運動負荷試験では、貼付48時間後においても、投与前に比較して有意な運動耐容量の増加を示した。6)
また、トレッドミル試験による運動耐容量もフランドルテープにより増加した。その増加の程度は貼付枚数に比例する傾向を示し、血漿中硝酸イソソルビド濃度と運動耐容量の間には正の用量反応関係が示された。7)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- 硝酸イソソルビド(Isosorbide Dinitrate)
化学名
- 1,4:3,6-Dianhydro-D-glucitol dinitrate
分子式
分子量
性状
- 硝酸イソソルビドは白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又はわずかに硝酸ようのにおいがある。N,N-ジメチルホルムアミド又はアセトンに極めて溶けやすく、クロロホルム又はトルエンに溶けやすく、メタノール、エタノール(95)又はジエチルエーテルにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。硝酸イソソルビドは急速に熱するか、又は衝撃を与えると爆発する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- isosorbide dinitrate
- 同
- 二硝酸イソソルビド
- 商
- 硝酸イソソルビド、硝酸イソソルビドテープ、ニトラステープ、イソコロナールR、イソピットテープ、カリアントSR、ニトロールR、ニトロールスプレー、ニトロール、フランドルテープ、フランドル (2020/5/9)
- L-オーネスゲン、アパティア、アンタップ、イソコロナール、イソピット、カリアントSR、サークレス、サワドール、ジアセラL、ニトラス、ニトロール、フランドル、リファタック、一硝酸イソソルビド、硝酸イソソルビド
- 関
- 一硝酸イソソルビド、血管拡張剤。硝酸薬
分子式
薬効薬理
- 硝酸イソソルビドはニトログリセリン同様、構造中より一酸化窒素(NO)を放出し、細胞内cGMP量を増加させることで血管平滑筋を弛緩させる。その結果、心臓に対する前後負荷が軽減され、うっ血性心不全の血行動態が改善される。また、比較的太い冠動脈と共に側副血行路も拡張するため、冠血流量は増大する。静脈血管に選択性が高いが、血圧は下降する。効果発現はニトログリセリンより遅く、持続は長い。
適応
フランドルテープ
- 狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患
- 狭心症の発作寛解を目的とした治療には不適であるので、この目的のためには速効性の硝酸・亜硝酸エステル系薬剤を使用すること。
禁忌
フランドルテープ
- 血管拡張作用により更に血圧を低下させ、症状を悪化させるおそれがある。
- 血圧低下により貧血症状(めまい、立ちくらみ等)を悪化させるおそれがある。
- 5. 硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 6. ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤(シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィル)を投与中の患者
- 本剤とこれらの薬剤との併用により降圧作用が増強され、過度に血圧を低下させることがある。
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2171011G1123_1_04/2171011G1123_1_04?view=body
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2171700S1095_1_03/2171700S1095_1_03?view=body
[★]
- 英
- furan
- 関
- [[]]
- C原子4つとO原子1つに二重結合2つをもつ五員環化合物
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3_(%E5%8C%96%E5%AD%A6)
- http://en.wikipedia.org/wiki/Furan