- 英
- newtonian law of viscosity
- 関
- 粘性率、粘度
γ = η × τ
γ:ずり速度
τ:ずり応力
η:粘性率。物質に固有の値。温度に依存。
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/01/18 17:50:10」(JST)
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表・話・編・歴
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流体の分類:流体の速度と粘度との関係からの分類と呼称
2:ニュートン流体
その他;非ニュートン流体
1:ダイラタント流体
3:凝塑性流体
4:ビンガム流体
ニュートン流体(ニュートンりゅうたい、英: Newtonian fluid)は、流れのせん断応力(接線応力)と流れの速度勾配(ずり速度、せん断速度)が比例した粘性の性質を持つ流体のこと。この流れのことをニュートン流動[1]と言う。
比例関係が成立した粘性率は、流体の種類によって固有の物性値であることが表される。これをニュートンの粘性法則と言う。
直交座標による空間を考え、そこでx方向に流体による流れが存在すると考える。簡単のため境界等の効果は考えないものとする。x-y平面を考えると、その面を境にして流体は力(応力)を及ぼし合っていて、面に垂直な方向(法線方向)の単位面積当りに働く力が圧力であり、面に平行な方向(接線方向)の単位面積当りに働く力を接線応力と言う。
流れている流体の粘性率をμとして、x 方向の流れの速さをux とすると、接線応力τxy は、
となる。この時、をずり速度と言う。ニュートン流体は、粘性率μがこのずり速度に依存せず、接線応力が上式で表現できる。
3次元に一般化した場合、上式はテンソル表示され次のようになる[2]。
ここでτは応力テンソル、Δはひずみテンソルである。
脚注[編集]
- ^ 英: Newtonian flow
- ^ 城塚正; 平田彰; 村上昭彦 『移動速度論』 オーム社、1966年、175頁。ISBN 4-274-11910-6。
関連項目[編集]
- 非ニュートン流体 - 粘性率μがずり速度に依存するような流体
- 流体力学
- レオロジー
Related Links
- ニュートン流体(ニュートン-りゅうたい、Newtonian fluid)は、流れのせん断応力(接線 応力)と流れの速度勾配(ずり速度、せん断速度)が比例した粘性の性質を持つ流体の こと。この流れのことをニュートン流動(Newtonian flow)と言う。 比例関係が成立した ...
- 粘性のある液体を間にはさんだ面積 S の2枚の平板を相対速度 U で平行に動かすと、 動いている方向と反対方向に剪断応力(摩擦応力ともいう) τが発生する。 ... これを ニュートンの流体摩擦法則という。 また、粘度μが一定の流体をニュートン流体と呼ぶ。
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★リンクテーブル★
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- 英
- coefficient of viscosity
- 関
- 粘度、ニュートンの粘性法則
γ(ずり速度 cm/s) = η(粘性率) × τ(ずり応力 g・cm/s2)
粘性率ηの単位は
γ:ずり速度
τ:ずり応力
η:粘性率。物質に固有の値。温度に依存。
血液の粘性率 (SP.577-)
- 血流速度、血管の内径に依存するため、粘性率ηは定数でなくなる
[★]
ニュートンの粘性法則
[★]
- 英
- newton
- 関
- 力
定義
- 1キログラムの質量をもつ物体に1メートル毎秒毎秒 (m/s2) の加速度を生じさせる力
- 1 N = 1 (kg) x 1 (m/s2)
- 9.8 N = 1 kgf
変換
- 1 N = 1 kg·m/s2 = (1000 g)(100 cm)/s2 = 105 g·cm/s2 = 105 dyn
[★]
- 英
- viscosity
- 同
- 粘性係数 viscosity coefficient
粘度
[★]
- 英
- rule
- 関
- 規定、ルール、規則