サラゾスルファピリジン
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Japanese Journal
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- 松永 健志,久保田 徹,ハンソン エンドラ クスマ,ウセプ スラマン,西名 大作
- 学術講演梗概集 2013(環境工学I), 15-16, 2013-08-30
- NAID 110009680260
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
スラマ錠500mg
組成
成分・含量(1錠中)
添加物
- トウモロコシデンプン、無水ケイ酸、ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、ステアリン酸Mg
禁忌
- サルファ剤又はサリチル酸製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 新生児、低出生体重児(「小児等への投与」の項参照)
効能または効果
- 潰瘍性大腸炎、限局性腸炎、非特異性大腸炎
- 通常1日4〜8錠(2〜4g)を4〜6回に分服する。症状により、初回毎日16錠(8g)を用いても差しつかえない。この場合3週間を過ぎれば次第に減量し、1日3〜4錠(1.5〜2g)を用いる。
ステロイド療法を長期間継続した症例については、本品4錠(2g)を併用しながら、徐々にステロイドを減量することが必要である。
慎重投与
- 血液障害のある患者
- 肝障害のある患者
- 腎障害のある患者
- 気管支喘息のある患者[急性発作が起こるおそれがある。]
- 急性間歇性ポルフィリン症の患者[急性発作が起こるおそれがある。]
- グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G-6-PD)欠乏患者[溶血が起こるおそれがある。]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人、授乳婦(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 他の薬物に対し過敏症の既往歴のある患者
重大な副作用
再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少、貧血(溶血性貧血、巨赤芽球性貧血(葉酸欠乏)等)、播種性血管内凝固症候群(DIC)
(頻度不明)
- 再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少、貧血(溶血性貧血、巨赤芽球性貧血(葉酸欠乏)等)、播種性血管内凝固症候群(DIC)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
*中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、紅皮症型薬疹
(頻度不明)
- 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症型薬疹があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
過敏症症候群、伝染性単核球症様症状
(頻度不明)
- 過敏症症候群、伝染性単核球症様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、次のような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
初期症状として発疹、発熱、感冒様症状がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害、肝腫、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う重篤な過敏症状が遅発性にあらわれることがある。
なお、これらの症状は、薬剤を中止しても再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
間質性肺炎、薬剤性肺炎、PIE症候群、線維性肺胞炎
(頻度不明)
- 間質性肺炎、薬剤性肺炎、PIE症候群、線維性肺胞炎があらわれることがあるので、発熱、咳嗽、喀痰、呼吸困難等の呼吸器症状があらわれた場合には投与を中止し、速やかに胸部X線検査、血液検査等を実施し、適切な処置を行うこと。
急性腎不全、ネフローゼ症候群、間質性腎炎
(頻度不明)
- 急性腎不全、ネフローゼ症候群、間質性腎炎があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
消化性潰瘍(出血、穿孔を伴うことがある)、S状結腸穿孔
(頻度不明)
- 消化性潰瘍(出血、穿孔を伴うことがある)、S状結腸穿孔があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
脳症
(頻度不明)
- 脳症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、意識障害、痙攣等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
無菌性髄膜(脳)炎
(頻度不明)
- 無菌性髄膜(脳)炎(頸部(項部)硬直、発熱、頭痛、悪心、嘔吐あるいは意識混濁等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
心膜炎、胸膜炎
(頻度不明)
- 心膜炎、胸膜炎があらわれることがあるので、呼吸困難、胸部痛、胸水等があらわれた場合には投与を中止し、速やかに心電図検査、胸部X線検査等を実施し、適切な処置を行うこと。
SLE様症状
(頻度不明)
- SLE様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸
(頻度不明)
- AST(GOT)、ALT(GPT)の著しい上昇等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸があらわれることがある。また、肝不全、劇症肝炎に至るおそれがあるので、定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- サラゾスルファピリジン(Salazosulfapyridine)
化学名:
- 2-Hydroxy-5-[4-(pyridin-2-ylsulfamoyl) phenylazo] benzoic acid
構造式:
分子式:
分子量:
性状:
- 黄色〜黄褐色の微細な粉末で、におい及び味はない。
ピリジンにやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくく、水、クロロホルム又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。水酸化ナトリウム試液に溶ける。
融点:
★リンクテーブル★
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- 英
- sulfa drugs, sulfa drug
- 同
- スルファニルアミド剤 sulfanilamide
- ラ
- sulfaminum
- 関
- ST合剤
商品
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- 英
- salazosulfapyridine
- 同
- スルファサラジン sulfasalazine (欧州)sulphasalazine
- 商
- Azulfidine、アザスルファン、アザルフィジン、サフィルジン、サラゾピリン Salazopyrine、スラマ、ソアレジン
- 関
- サルファ剤
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- llama
- 関
- 新世界ラクダ類