スルファジメトキシン
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Japanese Journal
- 豚の感染症に対する持続性サルファ剤「アプシード」による治療効果
- 鶏コクシジウム(E.tenella)症に対する持続性サルファ剤「アプシードソーダ」「アプシードソーダ散」の治療試験
- 乳牛に対するSulfadimethoxine(アプシード)の野外臨床試験成績
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アプシード静注500mg
組成
有効成分
- スルファジメトキシン500mg/5mL(10W/V%)
添加物
禁忌
- サルファ剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊娠末期の婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 低出生体重児、新生児(「小児等への投与」の項参照)
効能または効果
本剤に感性の髄膜炎菌、大腸菌
〈適応症〉
膀胱炎、腎盂腎炎、化膿性髄膜炎
- 通常成人、スルファジメトキシンとして、初日1.0〜2.0g(10〜20mL)、2日目以降は0.5〜1.0g(5〜10mL)を1日1回静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- 血液障害のある患者[血液障害が悪化することがある。]
- 肝障害のある患者[重篤な肝障害があらわれるおそれがある。]
- 腎障害のある患者[本剤は主として腎臓から排泄されるため、血中濃度が高くなるおそれがある。]
- 気管支喘息、又は他の薬物に対し過敏症の既往歴のある患者
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック(血圧低下、痙攣、チアノーゼ、意識障害等)
頻度不明注)
再生不良性貧血、溶血性貧血
頻度不明注)
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
頻度不明注)
PIE症候群(好酸球増多を伴う肺浸潤:発熱、咳嗽、喀痰を伴うことが多い。)
頻度不明注)
薬効薬理
作用機序
- パラアミノ安息香酸(PABA)と拮抗することにより細菌の増殖を阻止する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- スルファジメトキシン(Sulfadimethoxine)
化学名
- N 1-(2, 6-dimethoxy-4-pyrimidinyl)sulfanilamide
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末で、におい及び味はない。ピリジンに溶けやすく、アセトンにやや溶けにくく、メタノール又はエタノールに溶けにくく、クロロホルムに極めて溶けにくく、水又はエーテルにほとんど溶けない。希塩酸又は水酸化ナトリウム試液に溶ける。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- sulfa drugs, sulfa drug
- 同
- スルファニルアミド剤 sulfanilamide
- ラ
- sulfaminum
- 関
- ST合剤
商品
[★]
- 英
- sulfadimethoxine
- 商
- アプシード、ジメキシン、スルキシン