シダキュアスギ花粉
UpToDate Contents
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- 1. アレルギー性鼻炎および喘息に対する舌下免疫療法sublingual immunotherapy for allergic rhinoconjunctivitis and asthma [show details]
… Timothy extract (19 mcg Phl p 5 daily), or Timothy extract plus nine additional unstandardized pollen extracts . A modest positive trend was observed in clinical parameters in the multiple pollens group, …
- 2. 口腔アレルギー症候群(花粉-食物アレルギー症候群)のマネージメントおよび予後management and prognosis of oral allergy syndrome pollen food allergy syndrome [show details]
…recommendations of European guidelines and American practice parameters . Trials of SCIT with pollen extracts in patients with PFS have shown mixed results : In a prospective study of 49 birch-allergic patients …
- 3. SCIT:治療用アレルゲンエキスの調製scit preparation of allergen extracts for therapeutic use [show details]
…There is only one line of alum-precipitated extracts approved in the United States and only pollen extracts are available in this line. Alum-precipitated extracts are less prone to cause systemic reactions …
- 4. アレルギー疾患の皮下免疫療法:適応および有効性subcutaneous immunotherapy for allergic disease indications and efficacy [show details]
… following allergens : Tree pollens (birch and mountain cedar) Grass pollens (timothy and grass mixes) Weed pollens… The treated patients continued to show suppression of responses to nasal challenge with ragweed extract.…
- 5. SCIT(皮下免疫療法):標準的な投与計画、用法、副作用、モニタリングscit standard schedules administration techniques adverse reactions and monitoring [show details]
…those not allergic to mountain cedar pollen . There was no difference in the rate of systemic reactions between the two groups either during or out of the mountain cedar pollen season over a period of …
Related Links
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- 薬生薬審発0927第7号 平成29 年9月27日 都道府県 各 保健所設置市 衛生主管部(局)長殿 特別区 厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課長 (公 印 省 略) 舌下投与用スギ花粉エキス原末錠の使用に当たっての留意 ...
- シダキュアスギ花粉舌下錠 2,000JAU,5,000JAU に係る 医薬品リスク管理計画書(RMP)の概要 販売名 シダキュアスギ花粉舌下錠 2,000JAU,5,000JAU 有効成分 スギ花粉エキス原末
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
シダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAU
組成
成分・含量
(1錠中)
- スギ花粉エキス原末
2,000JAU
[JAU]
アレルギー患者の皮膚試験に基づき一般社団法人日本アレルギー学会により設定された国内独自のアレルゲン活性単位(Japanese Allergy Units)であり、スギ花粉エキスにおいてはCry j 1 が7.3〜21μg/mL含まれるエキスを10,000JAU/mLと表示できる1)。
[Cry j 1]
スギ花粉中に存在する主要アレルゲンの一つであり、ヒト皮膚反応活性と相関することが報告されている2)。
添加物
効能または効果
- 本剤の投与開始に際し、皮膚反応テスト〔スクラッチテスト(プリックテスト)、皮内テスト〕又は特異的IgE抗体検査を行い、スギ花粉症の確定診断を行うこと。
- 本剤の使用開始にあたっては、前シーズンの花粉飛散時期における患者の症状を踏まえ、他の治療法も勘案した上で、本剤の適用の可否を判断すること。
- スギ花粉以外のアレルゲンに対しても反応性が高い(特異的IgE抗体価が高い)スギ花粉症患者に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。〔使用経験がない〕
- 通常、投与開始後1週間は、シダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAUを1日1回1錠、投与2週目以降は、シダキュアスギ花粉舌下錠5,000JAUを1日1回1錠、舌下にて1分間保持した後、飲み込む。その後5分間は、うがいや飲食を控える。
- スギ花粉飛散時期は新たに投与を開始しないこと。〔スギ花粉飛散時期はスギ花粉アレルゲンに対する患者の過敏性が高まっている場合が多い。〕
- 初回投与時は医師の監督のもと、投与後少なくとも30分間は患者を安静な状態に保たせ、十分な観察を行うこと。また、ショック、アナフィラキシー等の発現時に救急処置のとれる準備をしておくこと。〔本剤はスギ花粉由来のアレルゲンを含む製剤であるため、アナフィラキシー等の発現のおそれがある。〕
慎重投与
- 本剤の投与、又はアレルゲンエキスによる診断・治療、あるいはスギ花粉を含む食品の摂取等によりアレルギー症状を発現したことのある患者〔本剤の投与によりアレルギー反応に基づく副作用を起こすおそれがある。〕
- 気管支喘息患者〔本剤の投与により喘息発作を誘発するおそれがある。〕
- 悪性腫瘍、又は免疫系に影響を及ぼす全身性疾患を伴う患者(例えば自己免疫疾患、免疫複合体疾患、又は免疫不全症等)〔免疫系に異常がある場合、本剤の有効性、安全性に影響を与えるおそれがある。また本剤の投与によりこれらの疾患に影響を与えるおそれがある。〕
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー
(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシーがあらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、呼吸困難、全身潮紅、顔面浮腫・咽頭浮腫等の血管浮腫、蕁麻疹、喘息等の異常が認められたときには、投与を中止し、直ちに適切な処置を行うこと。また、ショック、アナフィラキシーを早期に認識しうる症状として以下のようなものがある3)。
口腔内異常感、皮膚のそう痒感、蕁麻疹、紅斑・皮膚の発赤、胃痛、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、視覚異常、視野狭窄、鼻閉塞感、くしゃみ、嗄声、咽喉頭そう痒感・異常感、胸部絞扼感、息苦しさ、呼吸困難、咳嗽、喘鳴、チアノーゼ、頭痛、耳鳴、不快感、悪寒、四肢や顔のしびれ、顔面潮紅、発汗、めまい感、振戦、蒼白、動悸、頻脈、不整脈、血圧低下、不安、恐怖感、意識混濁等。
薬効薬理
作用機序
- 減感作療法の効果発現メカニズムは十分に解明されていないが、舌下投与による減感作療法では口腔粘膜下の樹状細胞によるアレルゲンの捕捉が起こり、免疫反応が引き起こされると考えられている5)。免疫反応として、Th 2 細胞増加の抑制及びTh 1 細胞の増加、制御性T細胞の誘導、抗原特異的IgG及びIgAの増加が報告されており、その結果としてアレルギー症状の発現を抑制するものと推測されている5)、6)。
有効成分に関する理化学的知見
有効成分
性状
★リンクテーブル★
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商品名
会社名
成分
薬効分類
薬効
[★]
- 英
- Japanese cedar pollinosis
- 商
- シダトレンスギ花粉
- 関
- 花粉、花粉症
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- 英
- bulk
- 関
- 原体、大量、バルク、容積、大部分
[★]
- 英
- extract
- 関
- 抽出、抽出液、抽出エキス、抽出物
[★]
- 英
- Japanese cedar
臨床関連
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- 英
- pollen、grass pollen
- 関
- 牧草花粉