UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- ジアノッティ病とはどんな病気か. 小児期にみられ、ウイルスなどの感染と関連して、 四肢の伸側や顔面を中心に丘疹(きゅうしん)を主体とする発疹が生じる病気です(図61) 。 原因は何か. ジアノッティ病は当初、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染後に、ウイルス ...
- ジアノッティ病. 乳幼児の上下肢、臀部と顔に発疹ができるもので、B型肝炎ウイルスの 感染によって起こります。1955年Gianotti という人が初めて記載しました。小児丘疹状 肢端皮膚炎ともいわれていました。 原因B型肝炎ウイルスの感染によっておこります。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- hand-foot-and-mouth disease, hand foot and mouth disease, HFMD
- 関
- ウイルス性発疹症
疫学
- 流行時期:夏
- 1歳児に最も多い
- 5歳以下の例が90%
病原体
感染経路
- 飛沫感染:咳やくしゃみを吸い込むことで感染が成立します。
- 接触感染:咳やくしゃみの飛沫が付着した生活用品、家具を触った手から口の中に入り感染が成立します。
潜伏期
症状
発熱
皮疹
- 表皮:手掌、足蹠、関節、殿部
- 口腔内:頬粘膜、舌、口蓋
合併症
経過
治療
- 小児の薬の使い方
- 口腔内の痛みにより飲水量が少なくなっている場合には補液もよし。
- 口腔内の痛みに対しピオクタニン、皮疹に対する軟膏処置は必要なし。
- どうしても口腔内の痛みが強い場合にはトラネキサム酸25mg/kg/日 分3 3日分
鑑別疾患
- ヘルパンギーナ:口腔内の小水疱。高熱が2-3日持続。2-3日後には発疹がなければヘルパンギーナと考えてよい。
予防
学校保健
- 発症より2,3日で症状消失するが、感染性は数週間持続するとのこと
[★]
- 英
- disease、sickness
- 関
- 疾病、不調、病害、病気、疾患