- 英
- cysteamine
- 関
- メルカプタミン、メルカプトエチルアミン
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/12/19 16:12:45」(JST)
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システアミン |
|
|
|
別称
β-mercaptoethylamine
2-aminoethanethiol
2-mercaptoethylamine
decarboxycysteine
thioethanolamine
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
60-23-1 |
PubChem |
6058 |
KEGG |
D03634 |
|
特性 |
化学式 |
C2H7NS |
モル質量 |
77.15 g mol−1 |
融点 |
95-97 °C
|
危険性 |
MSDS |
External MSDS |
EU分類 |
有害 Harmful (Xn) |
Sフレーズ |
S26 S36 |
特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
システアミン(cysteamine)は、化学式がHSCH2CH2NH2の化合物である。単純なアミノチオールであり、システインの分解生成物である。塩酸塩(HSCH2CH2NH3Cl、CAS#[156-57-0])としてしばしば用いられる。
生化学的、薬学的特性
商標名はCystagon®であり、シスチン排出疾患の治療に用いられる。システアミンがシスチンのジスルフィド結合を開裂させることにより、シスチン蓄積症およびシスチン尿症に作用する。
被爆の治療にも用いられる[1]。
生体内ではパントテン酸とアデノシン三リン酸との結合による補酵素Aの合成に用いられる。
脚注
- ^ Lukashin BP, Grebeniuk AN (2001). “[Comparative study of the radiation-protective effectiveness of low doses of cysteamine, heparin, and naphtizine in experiments on mice]” (Russian). Radiatsionnaia biologiia, radioecologiia / Rossiĭskaia akademiia nauk 41 (3): 310–2. PMID 11458646.
UpToDate Contents
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Japanese Journal
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- Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌 26(3), 139-144, 2009-10-01
- NAID 10026349814
- 個体別体外受精技術の確立 : 成熟培地への還元剤および成長因子の添加がウシ卵子の体外成熟、受精、胚発生に及ぼす影響
- 研究報告 Bulletin of the Ishikawa Prefectural Livestock Research Center, 12-16, 2009
- NAID 120005330317
- コイの各組織におけるシステインスルフィン酸デカルボキシラーゼとシステアミンジオキシゲナーゼ活性の分布
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★リンクテーブル★
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商品名
会社名
成分
薬効分類
薬効
- 腎性シスチン症を効能・効果とする新有効成分含有医薬品
【希少疾病用医薬品】
[★]
- 英
- mercaptamine
- 関
- システアミン、メルカプトエチルアミン
[★]
- 英
- mercaptoethylamine
- 関
- システアミン、メルカプタミン
[★]
システアミン
- 関
- mercaptamine、mercaptoethylamine
[★]
- 英
- amine
- 関
- 生体アミン
概念
- アンモニア(NH3)の水素原子(H)を1~3個アルキル基で置換した塩基性有機化合物
分類
置換基の数
- 第一アミン RNH2
- 第二アミン R2NH
- 第三アミン R3N
生体内のアミン
あみん