コーカソイド (Caucasoid) は、身体的特徴に基づく人種分類の概念の一つ。これに分類される人々の主要な居住地はヨーロッパ、西アジア、北アフリカ、西北インドである。白色人種、白人とも訳されるが、日照量の多い地中海沿岸部や中東、インド亜大陸では暗色の肌や毛髪を有する者も多い。
このような人種の分類法は19世紀のヨーロッパで広く受容された。しかし今日では人類を人種で分類することに科学的根拠はないとされ[1]、人種を社会的構築物のようなものとして捉える立場もある[2]。
目次
- 1 由来
- 2 定義とその変遷
- 3 特徴
- 3.1 眼
- 3.2 鼻
- 3.3 頭部
- 3.4 皮膚
- 3.5 体格
- 4 分布の歴史
- 5 遺伝子
- 6 他人種との関わり
- 6.1 北アフリカ
- 6.2 東欧
- 6.3 北欧
- 6.4 南アジア
- 6.5 東アジア
- 7 伝統的な下位分類
- 8 関連項目
- 9 脚注
由来
コーカソイドとは、カスピ海と黒海に挟まれたところに位置する「コーカサス」(カフカース地方)に「…のような」を意味する接尾語の -oid をつけた造語で、「コーカサス系の人種」という意味である。元々はドイツの哲学者クリストフ・マイナースが提唱した用語であった。その影響を受けたドイツの医師ヨハン・フリードリヒ・ブルーメンバッハ(ドイツ語版)は生物学上の理論として五大人種説を唱え、ヨーロッパに住まう人々を「コーカシア」と定義した。ジョルジュ・キュヴィエはヨーロッパ人とアラブ人をコーカソイドに分類し、その高弟アンドレ・デュメリル(フランス語版)もコーカソイドをアラブ・ヨーロッパ人とした[3]。
人類学が成立したヨーロッパはキリスト教圏であり、ユダヤ・キリスト教に由来する価値観が重んじられていた。ヨーロッパのキリスト教徒にとって、『創世記』のノアの方舟でアララト山にたどり着いたノアの息子たちは現在の人類の始祖であった。人類学の父とされるブルーメンバッハをはじめとするヨーロッパ人学者たちは、アララト山のあるコーカサスに関心を抱いていた[2]。また、『旧約聖書』の創世記1〜6章では、白い色は光・昼・人・善を表し、黒い色は闇・夜・獣・悪を表していた。文化人類学者の竹沢泰子は、ヨーロッパ人が自分たちを美しい白い肌の人とみなしたのは、白い色に対するこのような価値観に基づいているのではないかと指摘している[2]。
定義とその変遷
トマス・ヘンリー・ハクスリーによる人種の分布図(1870年)
[4]
コーカソイドとはヨーロッパ人がキリスト教的価値観に基づいて自己を定義するために創出された概念である。そのため、その範囲は基本的に東ヨーロッパ・西ヨーロッパの双方を合わせた全ヨーロッパ地域に限定される場合がほとんどであった[要出典]。
戦後しばらくまでの人類学は科学的根拠に乏しい、偏見や先入観に満ちた内容であることが多く、人種差別的な思想を多分に含んでいた。事実、提唱者であるブルーメンバッハもさまざまな人間の集団の中で「コーカサス出身」の「白い肌の人々」が最も美しい、人間集団の「基本形」で、他の4つの人類集団はそれから「退化」したものだと考えていた[5]。つまり最初の時点で白人至上主義的な考えが基盤に存在していたのである。その後、他の人類学者によって(白人が他に優越しているという原則の上で)コーカソイドを更に細分化しての分類が試みられた。ウィリアム・Z・リプリーによる北方人種・地中海人種・アルプス人種の三分類などが有名である他、東ヨーロッパ人種・ディナール人種という分類も存在する。
初期の人類学の人種判別は外見の違い(特に肌の色)による判断という、かなり原始的な考察を頼りとしていた。また上述されている通りキリスト教への信仰心が深く関与している概念であり、風貌的に似通っていても異教徒である場合は意図的に範囲から除外された。
人種分類はその性質上、優生学などの差別的な思想と結び付きやすく、実際にクー・クラックス・クランやナチスのような勢力を生み出す遠因となった。そのため、現在の生物学における人種に関する研究は、現生人類は一種一亜種であるという前提の上で慎重に行われている。あくまで人種とは現生人類の遺伝的多様性の地域的・個体群的偏りに過ぎず、人種相互に明瞭な境界はないとする。
なお、近年の国際的な学会では、人種分類としてのコーカソイドという名称から、地域集団の一つとしての「西ユーラシア人」という名称が一般的になりつつある(詳しくは人種を参照)。「コーカソイド」は、日本語中での用法は白人・白色人種のヨーロッパ風の表現として認識されることが多い。
特徴
モンゴロイドやネグロイドにも言えるが、コーカソイドもまた非常に広い範囲に分布しているため、人種的特徴は一概に言えない。
セント・アンドルーズ大学が発表した金髪の分布図(2006年)。黄色は80%以上、明るいだいだい色は50%~79%、薄い黄土色は20%~49%、濃い黄土色は1%~20%の地域を指している。その他(こげ茶色)の部分は0%、つまり全く金髪が存在しないとされる。
眼
- 眼窩上部が盛り上がっており、目元のくぼみが深い。その為、目に影がかかって窪んでいるように見える。いわゆる「彫りが深い」。
- 瞼(まぶた)はほぼ全員二重。モンゴロイドの二重とは構造的に異なる(白人は眉下の皮膚が上瞼に被さっている状態)。
- モンゴロイドの蒙古ひだがないので、目が大きく見える傾向がある。
- 虹彩の色が多種多様で最も暗い茶色から最も明るい青色まで幅広く存在する。
鼻
- 鼻が顔の中央にある。長期にわたって温暖な乾燥地域で居住すると、呼吸時に吸気を湿らす必要性から鼻腔が拡がる。
- おでこ(眉間上部)より立体的に鼻が垂れ下がっている者が存在する。そのため目元がくぼんで見える。
- 日本人が抱く白人のイメージに「鼻が高い・大きい」というものがあるが、南ほど高く北へ行くほど低い。
頭部
- 個体差が大きい。
- 頭髪の色が多種多様。メラニン色素形成は年齢によって変わるが、最も明るい金髪や赤毛から暗い黒髪まで存在する。また髪と虹彩の明るさは必ずしも関連しない[6]。
- 毛髪は丸くて細い。そのためウェーブ(天然パーマ・クセ毛)が多い。
皮膚
各地域における先住民の肌色(フェリックス・ルスチャン)
- 体毛が多くひげの濃い者が多い。
- 肌の色は「白人」の名称の由来の一つではあるが、薄褐色~褐色の個体が最多数派を形成する。
- もともと人類の皮膚色は濃かったのにもかかわらず(熱帯で産まれた人類は毛皮のかわりに紫外線から身体を保護するためにメラニン色素を沈着した)、白人がなぜ薄い皮膚色をしているのかについては諸説あるが、分子人類学者の尾本恵一の説によれば、コーカソイドの祖先集団は約一万五千年前の後氷期にインドから北西へ向かったが、当時の気候は氷河の溶ける水分蒸発により曇り空が多く、太陽光線は弱かった。そのため過剰な紫外線から体を保護するメラニン色素の厚い層は不要になった。一方、紫外線を浴びることが少ないと人類はビタミンDの不足に陥るため、紫外線の少ない環境下では、メラニン色素の産出にあずかる遺伝子の突然変異によって皮膚色が薄くなった個体・集団が有利となった。図にもあるようにヨーロッパにおける淡色頭髪の出現頻度が最も高い地域はスウェーデンやフィンランドなどの北欧地域である[7]。
体格
- 体格は個体差が大きい。
- これも地域によって差があるが、おおむねモンゴロイド系に属する諸民族の平均身長よりも高く、世界の平均身長上位30位は全て欧米で埋まっている[8]。しかし、中世東欧人の平均身長は150cm程度と低い、北部がコーカソイドであるインドの平均身長は低く、欧米の豊かな栄養状態など後天的な要素が大きいともいわれる(ただ、北インドの中部・南部の住民は小柄だが、これらの地域のインド人はドラヴィダ人などと混血している。インド半島中南部のドラヴィダ系が多く住む地域から遠く、他の人種・民族との混血の度合いが低いインド・パキスタン北部のパンジャブ人などは比較的長身である。)。
平均身長・最上位国 |
平均身長・その他の国 |
国 |
男性平均 |
女性平均 |
地域 |
白人比率 |
オランダ |
184.3cm |
170.2cm |
西欧 |
大半 |
スウェーデン |
181.5cm |
166.8cm |
北欧 |
大半 |
ドイツ |
181.0cm |
167.0cm |
中欧 |
大半 |
フィンランド |
180.0cm |
166.0cm |
北欧 |
大半 |
|
国 |
男性平均 |
女性平均 |
地域 |
白人比率 |
日本 |
172.15cm |
158.84cm |
北東アジア |
--- |
アメリカ合衆国 |
177.6cm |
163.2cm |
北米 |
79.96% |
ブラジル |
173.1cm |
161.1cm |
南米 |
53.7% |
インド |
164.5cm |
152.0cm |
南アジア |
--- |
|
分布の歴史
アフリカ大陸で誕生した現生人類は、アラビア半島経由でユーラシア大陸に進出し、大陸全域に居住地域を拡大する。このうちコーカソイドはユーラシア大陸のインド北西部から東ヨーロッパに居住していた人々の末裔である。
ヨーロッパ系コーカソイドのうち、ギリシャ・イタリア等の地中海諸国のコーカソイドは、エジプト・リビアから海路を経てその地域に定住した人々とされているが、フランスから北欧に至る大西洋沿岸(イギリス・東欧を含む)に住むコーカソイドはインド北西地域から中央アジアに進出したグループが、ユーラシア大陸の内陸を経由してヨーロッパに定住した人々とされている。
また15世紀以降は特にヨーロッパ系コーカソイドが征服地への入植により大きく居住地域を拡大し、世界的に拡散した。
遺伝子
コーカソイドは出アフリカ後にイラン付近から中東・ヨーロッパに至る「西ルート」をとった集団である。コーカソイド人種を特徴づけるY染色体ハプログループとしてG 、I 、J 、R などが挙げられる[9]。
他人種との関わり
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北アフリカ
アフリカ人はネグロイドに分類されるが、北東部アフリカはサハラ砂漠以南の西南部アフリカ(ブラックアフリカ)とは異なった遺伝子的特徴を持っている。スーダン南部に広がる大湿地帯のボトルネック効果と中世以降のアラブ人による入植のためで、北アフリカの先住民であるベルベル人はコーカソイド系に属するためである[10][11]。
東欧
変動ゲノムワイドパターンから求められる51集団の遺伝的系統樹 インド人と中央アジア人は、ヨーロッパ人と東アジア人との間に位置している
[12]。
東欧ではハンガリー人(マジャール人)がモンゴロイド(黄色人種)であるフン族の子孫であるという説が存在したが、現在では否定されている[13][14]。ハンガリーという国名はフン族との関連を連想させるが、「ハンガリー」の語源については諸説あるものの、「フン族」との間に特別の因果関係はないと考えられている。フン族は離散集合を繰り返す部族連合体であり、全員が必ずしもモンゴロイド系とは言えないとする見方もある。ただ、フン族の首長アッチラと会見したローマ側の使節(ローマカトリック教会の僧侶)による報告書では、「アッチラと彼を取り巻く将兵たちの目は小さくて、ひげが薄く、かつ身長も低く、胴長短足である」と記されていて、ヨーロッパ人が初めて見たモンゴロイドが奇怪な容貌に見えたことと、タタール人という言葉が、当時のキリスト教でいう「地獄のタルタロス」を連想させて、恐怖心を一層つのらせたことが、今に伝えられている。
モンゴル帝国の西進およびムガール帝国の南進によって、東ヨーロッパやロシアおよび中央アジア、南アジアの一部がモンゴロイドの支配下に置かれた。その際征服された地域では、顕著ではないものの混血が認められる。ロシアは何百年もの間テュルク系国家やモンゴルによって征服されたため混血は多かった。ただし、それらのモンゴロイドは遊牧民族であるため土着の農耕民より人口が少なく、さほど混血の影響は高くないともされる。
北欧
フィンランド人(フィン人)やサーミ人とリーヴ人とヴェプス人もハンガリー同様にモンゴロイド起源説が唱えられ、父系遺伝子は東アジア・東南アジアに起源を持つモンゴロイドが祖先であるとされる[15][16]が、ハンガリー(マジャル)人同様に、コーカソイドに区分されている。これは故郷から西進するにつれ現地のコーカソイドと著しく混合したため、モンゴロイドの特徴を失ったため考えられる。
南アジア
インド理科大学院教授である酵素学者 Naropantul Appaji Rao (ヒンディー語:
अप्पाजी राव)は、インドの先住民であるドラヴィダ人はゲノム学的にはコーカソイドとモンゴロイドの間に位置すると述べた
[17]。
インドにおいてはオーストラロイドである先住民のドラヴィダ人にコーカソイドのアーリア人が混血した。東部ではモンゴロイドのムンダ人も混血しており、世界でも珍しい3人種混血地域となっている。
東アジア
北海道・樺太・千島列島に住むアイヌは、かつては白色人種に分類されることもあったが、その後否定され、大和民族に最も近いとされた。いずれも縄文人を基盤とするが、自然環境や生活習慣の差、周辺民族との混血などにより形質が変化するに至ったとされる。
伝統的な下位分類
- 北方人種:北ヨーロッパに居住し、明色の体表をもち、長頭、長身。
- 東ヨーロッパ人種:東ヨーロッパに居住し、体表の色素が著しく薄く、短頭。
- アルプス人種:アルプス地方を中心とした中部ヨーロッパに居住し、明色の体表をもつが、短頭で体つきはずんぐりしている。
- ディナール人種:バルカン半島に居住し、濃色の毛髪と虹彩をもち、短頭、長身。
- 地中海人種:やや浅黒い皮膚と濃色の虹彩、黒髪をもち、長頭。
- アルメノイド(アナトリア人種):西南アジアに居住し、アルプス人種に似ているが、短頭で肉厚な鼻をもつ。
- 南東人種:アラビア半島に居住し、浅黒い皮膚と濃色の虹彩と毛髪をもち、体つきはほっそりしている。
- インド・アフガン人種:イラン、アフガニスタン、インド北部に居住し、体表の色素が濃く、やや幅広い鼻をもつ。骨格的にはコーカソイドだが、皮膚色が濃いため、「黒い白人」とよばれることもある。
関連項目
- Y染色体ハプログループ
- ハプログループR1a
- ハプログループR1b
- アーリア人、アーリアン学説、印欧語族
- セム語派、アブラハムの宗教、選民、啓典の民
- 白人、金髪、碧眼
- 人種差別、白人至上主義
- アパルトヘイト、白豪主義
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- エスノセントリズム
- プレスター・ジョン伝説
- オリエンタリズム、黄禍論
- ネグロイド(黒人)
- モンゴロイド(黄色人)
- オーストラロイド
- ネグリト
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脚注
- ^ 竹沢泰子「創られた「人種」」
- ^ a b c 竹沢泰子「人種とは何か考える」
- ^ 杉本淑夫「白色人種論とアラブ人 - フランス植民地主義のまなざし」(『白人とは何か? - ホワイトネス・スタディーズ入門』所収)
- ^ T. H. Huxley, On the Geographical Distribution of the Chief Modifications of Mankind, 1870.
- ^ 竹沢泰子『人種概念の普遍性を問う』他
- ^ http://cogweb.ucla.edu/ep/Frost_06.html
- ^ 尾本恵一『分子人類学と日本人の起源』裳華房,1996年,82-3頁
- ^ http://web.archive.org/web/20031206022727/www.kurabe.net/average_height/
- ^ 崎谷満『DNA・考古・言語の学際研究が示す新・日本列島史』(勉誠出版 2009年)
- ^ Carleton S. Coon, The Living Races of Man, New York: Alfred A Knopf, 1965, p.115
- ^ Luigi Luca Cavalli-Sforza, Genes, Peoples and Languages, Penguin, 2001, p.122
- ^ Science vol319(22 FEBRUARY 2008)」
- ^ 下戸遺伝子とは、アセトアルデヒド脱水素酵素 (ALDH) の487番目のアミノ酸を決める塩基配列がグアニンからアデニンに変化したもので、モンゴロイド特有の遺伝子である。白人、ネグロイド(黒人)、オーストラロイド(オーストラリア原住民等)には存在しない。この遺伝子を持つということは、モンゴロイドであるかモンゴロイドとの混血であることの証明となるが、モンゴロイドでないかモンゴロイドと混血していないことの証明にはならない[1]。
- ^ 北方モンゴロイドの標識遺伝子で黒人・白人には存在しないとされるab3stは、日本人で26%、大陸の朝鮮民族では14.5%持っているが、北欧のラップ人でも4%であり、東欧の諸族に至っては存在しないか、極めて少ない。これは同じくハンガリー在住のテュルク系のクマン族、ブルガリアに同じくテュルク系ブルガリア人(ブルガール人)とトルコ共和国のトルコ人(広義のテュルク族)も同様である。
- ^ http://www.nature.com/ejhg/journal/v15/n2/abs/5201748a.html
- ^ Roosti et al.(2004)Phylogeography of Y-chromosome haplogroup I reveals distinct domains of prehistric gene flow n Europe. Am.J.Hum.Genet.75:128-137
- ^ Rao, N.A. (1998). The Indian Heritage. Universities Press (India) Limited. Page 51. ISBN 8173711283.
人種 |
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ネグロイド |
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コーカソイド |
- 北方人種
- 東ヨーロッパ人種
- アルプス人種
- ディナール人種
- 地中海人種
- 南東人種
- アルメノイド
- イラン・アフガン人種
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モンゴロイド |
- 北方古モンゴロイド
- 新モンゴロイド
- 北部モンゴロイド
- エスキモー人種
- 旧アジア人種
- 中部モンゴロイド
- 南部モンゴロイド
- 南方古モンゴロイド
- アメリンド
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オーストラロイド |
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混血 |
- ユーラシアン(英語版)
- エチオピア人種
- マレー人種
- ムラート
- メスティーソ
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肌の色による分類※ |
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※肌の色による人種分類の類縁関係は科学的に否定されている。 1:インド・マレー人種の古モンゴロイド的特徴はオーストラロイドとの混血によるものかもしれない。 |
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