- 英
- calretinin
- 関
- 胸膜中皮腫
- カルレチニン染色により中皮細胞を特異的に染色することができる。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 研究・症例 Pseudomesotheliomatous carcinomaの1剖検例
- 組織診断 悪性中皮腫の病理診断 (肺癌--基礎・臨床研究のアップデート) -- (臨床研究 診断)
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- カルレチニンは分子量29kDaで、カルモジュリンやCalbindin-D28Kと同じカルシウム 結合タンパクです(3)。 ・免疫組織化学染色法では、悪性中皮腫に強い陽性反応を示し ます。正常組織では、漿膜中皮細胞、神経細胞、ライディッヒ細胞および肥満細胞などに ...
- びその他に分けられる。これらは、上皮様、肉腫様、線維形成型及び二相性に亜分類 される。 上皮様中皮腫は胸膜の場合は、肺腺癌及び他の臓器から、特に腎臓からの 転移性癌との鑑別が. 問題となる。Calretinin、cytokeratin 5/6 (CK5/6)、D2-40 及び WT-1 ...
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[★]
- 65歳の男性。右前胸部の疼痛を主訴に来院した。2か目前から乾性咳嗽と労作時の呼吸困難とが出現し、徐々に増悪した。16歳から60歳まで自動車整備工をしていた。喫煙は20本/日を45年間、意識は清明.身長168cm、体重54kg、体温37.0℃。脈拍76/分、整。血圧130/90mmHg、胸部右側の呼吸音の滅弱を認める。血液所見:赤血球429万、Hb14.6g/dl、Ht45%、白血球4,100、血小板20万。血液生化学所見:総蛋白7.5g/dl、アルブミン3.5g/dl.AST 22IU/l、ALT 9IU/l、LDH 128IU/l(基準176~353)。CRP O.2mg/dl。穿刺排液した胸水は黄色混濁で、比重1.019。蛋白5.2g/dl、LDH 151IU/l、アデノシンデアミナーゼ 45.OIU/l(基準50以下)、ヒアルロン酸高値。一般細菌および抗酸菌培養は陰性で、結核菌のPCR検査も陰性であった。胸部単純CTを以下に示す。確定診断のため、胸腔鏡下で壁側胸膜上の結節を生検した。生検組織のH-E染色標本とカルレチニン免疫組織染色標本とを以下に示す。CEAによる免疫組織染色は陰性であった。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102A053]←[国試_102]→[102A055]
[★]
- 65歳の女性。胸痛を主訴に来院した。1か月前から右胸痛を自覚していたが改善しないため受診した。13年前に右乳癌で手術の既往がある。30年前から建設業に従事していた。呼吸音は右下胸部で減弱、胸部の打診で右背側に濁音を認めた。胸部エックス線写真(別冊 No.26A)、胸部造影CT(別冊 No.26B)及びFDG-PET/CT(別冊No.26C)を別に示す。胸腔鏡下生検を施行した結果、カルレチニン免疫組織染色が陽性である悪性細胞を認めた。
- この患者で高値を示すのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D058]←[国試_114]→[114D060]