エドロホニウム

edrophonium
塩化エドロホニウム edrophonium chloride
エドロフォニウム
アンチレクスEnlon, Reverso, Tensilon テンシロン
抗コリンエステラーゼ薬 コリンエステラーゼ阻害薬コリンエステラーゼネオスチグミン

[show details]

薬理作用

  • 可逆的コリンエステラーゼ阻害薬
  • (1)抗コリンエステラーゼ作用、(2)ニコチン性受容体に対するアセチルコリン様の直接刺激作用
  • 骨格筋の線維束性攣縮を示す


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/08/20 23:47:27」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

Japanese Journal

  • 良好な経過中に副腎皮質ステロイドをわずかに減量後,嚥下障害の増悪を呈した重症筋無力症の1例
  • 谷口 洋,露無 松里
  • 嚥下医学 : 日本嚥下医学会学会誌 = Deglutition : the official journal of the Society of Swallowing and Dysphagia of Japan 1(2), 349-352, 2012-00-00
  • NAID 40019505613
  • 症例 変動する複視を主訴とし,エドロホニウム投与後に症状増悪と遅延電位の出現をみた69歳男性例
  • 黒野 裕子,園生 雅弘,伊藤 英一 [他]
  • 臨床脳波 50(9), 578-581, 2008-09-00
  • NAID 40016227640
  • 重症筋無力症の検査所見を呈した運動ニューロン疾患類似進行性筋萎縮症の3症例
  • 南里 和紀,春川 肇,新山 和秀 [他],石河 朝子,齋藤 博彦,田口 丈士,竹口 将文,山口 哲央,内海 裕也
  • 東京醫科大學雜誌 = THE JOURNAL OF TOKYO MEDICAL UNIVERSITY 64(5), 483-488, 2006-09-25
  • NAID 10018253152

Related Links

塩化エドロホニウム エドロホニウム塩化物 KEGG:D00994 † 可逆的コリンエステラーゼ阻害薬 商品名 : アンチレクス注(杏林) ↑
2013年5月[改訂第7版] 日本標準商品分類番号 877229 医薬品インタビューフォーム 日本病院薬剤師会のIF記載要領(1998年9月)に準拠して作成 劇薬 処方せん医薬品注) エドロホニウム塩化物製剤 注)注意-医師等の処方せんにより ...
エドロホニウム edrophonium 「概念」 速やかに効いて、速やかに消える、 試験用の、抗コリンエステラーゼ薬。 別名としては、テンシロンと呼ばれる。 「薬理」 選択的に神経筋接合部に作用する。 「適用」 重症筋無力症の診断に用いる。


Related Pictures

エドロホニウムtensilon test エドロホニウム コリン 作動 薬注 0 5mg タナベ エドロホニウム (塩化エドロホニウム 化学薬品 等 エドロホニウム  局 エドロホニウム塩化物 10mg

Japan Pharmaceutical Reference

薬効分類名

  • エドロホ二ウム塩化物製剤

販売名

  • アンチレクス静注10mg

組成

販売名

  • アンチレクス静注10mg

成分・含量(1管1mL中)

  • 日局 エドロホニウム塩化物10mg 

添加物(1管1mL中)

  • 乾燥亜硫酸ナトリウム  2mg、 等張化剤  4.7mg

禁忌

消化管又は尿路の器質的閉塞のある患者

  • [症状を悪化させるおそれがある。]

効能または効果

重症筋無力症の診断、筋弛緩剤投与後の遷延性呼吸抑制の作用機序の鑑別診断


重症筋無力症の診断には、エドロホニウム塩化物として、通常成人1回10mgを静脈内注射する。その際、まず初めに2mgを15?30秒かけて注射し、45秒後に反応をみた上で必要に応じて残りの8mgを注射する。

筋弛緩剤投与後の遷延性呼吸抑制の作用機序の鑑別診断には、エドロホニウム塩化物として、通常成人5?10mgを30?40秒かけて静脈内注射する。筋弛緩状態が改善されれば非脱分極性ブロック、筋弛緩状態が増強されれば脱分極性ブロックと判定する。必要があれば5?10分以内に同量を反復投与する。

なお、年齢により適宜増減する。


慎重投与

クリーゼにある重症筋無力症患者

  • [徐脈あるいは心拍の停止があらわれることがある。]

重大な副作用

痙攣、呼吸中枢麻痺:痙攣、呼吸中枢麻痺があらわれることがある。

薬効薬理

コリンエステラーゼ阻害作用3)

  • ヒト(歯科手術時)にエドロホニウム塩化物を20mg投与して、その血清コリンエステラーゼ阻害作用を検討した結果、投与後3分位で作用が最大となり、10分位でコリンエステラーゼ活性は投与前の50%位まで回復した。

重症筋無力症の脱力状態回復4)5)

  • エドロホニウム塩化物は、持続効果の短い抗コリンエステラーゼ剤で、投与後の眼筋等の脱力状態の回復の有無により、重症筋無力症の診断に使用される。

有効成分に関する理化学的知見

一般名:

  • エドロホニウム塩化物(Edrophonium Chloride)[JAN]

化学名:

  • N-Ethyl-3-hydroxy-N,N-dimethylanilinium chloride

分子式:

  • C10H16ClNO

分子量:

  • 201.69

融点 :

  • 166?171℃(分解)

性状 :

  • 本品は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。本品は水に極めて溶けやすく、エタノール(95)又は酢酸(100)に溶けやすく、無水酢酸又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
    本品は吸湿性である。
    本品は光によって徐々に着色する。

化学構造式:


★リンクテーブル★
国試過去問105E061
リンク元Tensilon

105E061」

  [★]

  • 次の文を読み、60-62の問いに答えよ。
  • 38歳の女性。強い息苦しさのため搬入された。
  • 現病歴   3か月前から歩行時に両下肢の疲労感を自覚していたが、休息にて改善していた。2か月前から家事をする際に、両上肢の疲労感を感じ、特にフライパンを持つのに苦労するようになった。これらの症状は朝に比して夕方に強い傾向があった。1か月前からは両側の眼瞼下垂を自覚するようになった。1週前から風邪気味であったが、昨日から動くと息苦しいと訴えていた。今朝、息苦しさが強くなったため救急車を要請した。
  • 既往歴   25歳時に急性虫垂炎で手術。
  • 家族歴   特記すべきことはない。
  • 現症   意識レベルはJCS II-20。身長156cm.体重51kg。体温37.8℃。呼吸数32/分。脈拍104/分、整。血圧174/66mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)93%。両側の眼瞼下垂を認める。眼球運動はほぼ正常であるが、複視がある。四肢筋力は全体に軽度低下(4/5)している。腱反射は正常。感覚系に異常を認めない。
  • 検査所見   尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球 463万、Hb 13.2g/dl、Ht 40%、白血球 9,800(分葉核好中球55%、好酸球6%、好塩基球1%、単球5%、リンパ球33%)、血小板28万。血液生化学所見:血糖 85mg/dl、HbA1c 5.2%(基準4.3-5.8)、総蛋白 7.5g/dl、アルブミン 4.5g/dl、尿素窒素 11mg/dl、クレアチニン 0.4mg/dl、尿酸7.2mg/dl、総コレステロール 183mg/dl、トリグリセリド 120mg/dl、総ビリルビン 0.5mg/dl、直接ビリルビン0.3 mg/dl、AST 12IU/l、ALT 7IU/l、LD 183IU/l(基準176-353)、ALP288IU/l(基準115-359)、Na 141mEq/l、K 4.5mEq/l、Cl 102mEq/l。CRP 9.8mg/dl、動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.32、PaCO2 59Torr、PaO2 74Torr、HCO3- 29mEq/l。
  • 病態の把握に必要な試験に用いるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105E060]←[国試_105]→[105E062

Tensilon」

  [★] エドロホニウムテンシロン