HMG-CoA還元酵素阻害薬

出典: meddic

HMG-CoA reductase inhibitor
ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA還元酵素阻害薬 hydroxymethylglutaryl-CoA reductase inhibitorスタチン statin
高脂血症治療薬高脂血症コレステロールの生合成HMG-CoA還元酵素 HMG-CoA reductase

特徴

  • 強力なコレステロール低下作用
アトルバスタチンの場合
血清TC低下率30%
血清LDL-C低下率41%
血清TG低下作用
TG250-350mg/dl 380
TG350-450mg/dl 470
プラバスタチンは水溶性。(⇔脂溶性だとどこでも入っていく→全身性に作用する)
プラバスタチンの輸送担体は肝臓にしかない→臓器選択性↑→安全性↑
CYP3A4との相互作用がない

種類


CYP
代謝による
分類
薬物 商品名 性質1) CYP代謝
2)
代謝物の活性
3)
排泄形態
3)
bioavailability
(%) 3)
尿中排泄
(%) 2)
半減期
(hr) 2)
定性 定量(LogP)
非代謝型 プラバスタチン メバロチン 水溶性 -0.47 ほとんどなし 未変化体 18 20 1ー2
ロスバスタチン クレストール 水溶性   ー 5) 未変化体 5) 29 10 5) 15~19 5)
ピタバスタチン リバロ 脂溶性 1.49 未変化体 60 <2 11
代謝型 フルバスタチン ローコール 脂溶性 1.73 CYP2C9 なし 代謝物 10-35 <6 1.2
シンバスタチン リポバス 脂溶性 4.4 CYP3A4 あり 代謝物 <5 13 1ー2
アトルバスタチン リピトール 脂溶性 1.53 CYP3A4 あり (データ無し) 12 2 14
1)Prog Med, 18:957-962,1998. 2)Heart, 85:259-264,2001. 3)PHarmacol Ther, 80:1-34 改変 4)興和(株)社内資料 5)添付文書

作用機序

  • HMG-CoA reductaseを競合阻害→肝内コレステロール産生↓→肝LDL受容体発現↑→血中LDL↓
HMG-CoA reductaseHMG-CoAからmevalonate産生を触媒

副作用

原因:メバロン酸合成↓→CoQ↓→ミトコンドリア機能異常。Cl-の細胞膜透過性の変化
  • 2. CYPを介する薬物相互作用
CYP 代謝されるスタチン 代謝される薬物 強く阻害する薬物
CYP2C9 フルバスタチン ワーファリン
ジクロフェナク
フェニトイン
サルファ剤
ST合剤
CYP3A4 シンバスタチン
セリバスタチン
アトルバスタチン
ニフェジピン
シクロスポリン
ジルチアゼム
など多数
エリスロマイシン
シメチジン
イトラコナゾール
ベラパミル
薬物相互作用によりCYP3A4の働きが阻害されると、横紋筋融解症の引き金となりうる
  • 3. 肝障害
脂溶性HMG-CoA還元酵素阻害薬は重篤な肝障害を起こす
  • 4. CK上昇
This was suggested by a study showing greater increases in post-marathon CK levels in individuals receiving statins; older runners receiving statins exhibited more susceptibility to CK elevations than younger runners. These elevations in CK were, however, mild and subclinical, which suggests that trained individuals need not discontinue statin therapy prior to a race.(uptodate)
軽度であれば(マラソンの)習熟者はレース前にスタチンを中止をする必要がないことを示唆する。


禁忌

  • 妊婦





UpToDate Contents

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和文文献

  • 二次予防薬 (冠動脈疾患(下)診断と治療の進歩) -- (心筋梗塞(ST上昇型)の臨床)
  • 廣岡 慶治,安村 良男
  • 日本臨床 69 (1010増刊9), 252-256, 2011-11
  • NAID 40019061900
  • アポトーシス関連分子を標的とした敗血症性急性肺傷害の治療
  • 高野 健一,大石 博史,服部 裕一
  • 日本薬理學雜誌 = Folia pharmacologica Japonica 138(4), 146-150, 2011-10-01
  • … 療法の未だ存在しないALI/ARDSに対する治療戦略の鍵になる可能性を秘めている.臨床において,重症敗血症,ALI/ARDSの発症頻度,死亡リスクを改善させる可能性があるとされている3-hydroxy-3-methylglutaryl coenzyme A(HMG-CoA)還元酵素阻害薬のピタバスタチンを敗血症モデルマウスに投与したところ,肺機能損傷の軽減効果,生存予後改善とともに,肺におけるアポトーシス細胞の増加抑制が確認できた.それには細胞増殖や生 …
  • NAID 10029767899
  • 薬物療法 (特集 動脈硬化症--一次予防から二次予防まで) -- (動脈硬化症の治療と適応)
  • 急性心筋梗塞患者に対するHMG-CoA還元酵素阻害薬の必要性(一般演題(口頭)14,使用状況調査・意識調査,Enjoy Pharmacists' Lifestyles)
  • 明神 有希,筒井 由佳
  • 日本医療薬学会年会講演要旨集 21, 148, 2011-09-09
  • NAID 110008909324

関連リンク

スタチン (Statin)、またはHMG-CoA還元酵素阻害薬は、HMG-CoA還元酵素の働きを 阻害することによって、血液中のコレステロール値を低下させる薬物の総称である。 1973年に日本の遠藤章らによって最初のスタチンであるメバスタチンが発見されて以来 、 ...
血液中のコレステロールの供給源は、食物由来の外因性経路と肝臓で合成される内因 性経路の2つがあります。このうち肝臓で新生されるものが大部分で、その8割を占め ます。 肝臓内で酢酸から合成されたコレステロールは、VLDL(超低比重リポ蛋白)に ...

関連画像

HMG-CoA還元酵素阻害薬では、8 HMG CoA還元酵素阻害剤 のHMG-CoA還元酵素を阻害する 機序:HMG-CoA還元酵素阻害薬高脂血症薬 = 動脈硬化 治療薬HMG-CoA還元酵素阻害薬 上記スタチン系薬剤のうち 及びHMG-CoA還元酵素阻害薬 DI


★リンクテーブル★
先読み高脂血症治療薬」「コレステロールの生合成」「HMG-CoA reductase」「HMG-CoA還元酵素
国試過去問108B053」「105B056」「106A042」「107B049」「102G069」「106G042」「107A039」「106G050」「107F023」「106D037」「097A053」「108I007」「107F013」「101F064」「103I039
リンク元横紋筋融解症」「プラバスタチン」「ヒドロキシメチルグルタリルCoA」「ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA還元酵素阻害剤」「ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA還元酵素阻害薬
関連記事酵素」「C」「H」「」「還元酵素

高脂血症治療薬」

  [★]

lipid-lowering drug, lipid-lowering agent
脂質異常症
  Cho TG LDL-C↓ HDL-C↑ TG↓ 副作用
HMG-CoA還元酵素阻害薬 Choの合成阻害
→LDL受容体増加
    発疹、胃不快感、肝障害、
筋肉痛、筋脱力、横紋筋融解症
フィブラート系薬物   VLDL産生抑制
→VLDL,IDL異化促進
単独で、横紋筋融解症
腹痛、下痢、嘔吐などの腹部症状、肝障害
ニコチン酸系薬 VLDL分泌抑制 皮膚、特に顔面および上半身の紅潮、掻痒感
肝障害、胃腸障害、耐糖能の悪化、尿酸値上昇
陰イオン交換樹脂系薬物 胆汁酸再吸収抑制       腹部膨満感、便秘、肝障害
ビフェニル化合物 Choの胆汁排泄促進       肝障害、胃腸障害、耐糖能の悪化、尿酸値上昇発疹
まれにQT延長にともなう不整脈
EPA製剤   VLDL産生抑制
→VLDL異化促進
    胃部不快感、腹痛、下痢などの腹部症状
肝障害、出血傾向

高脂血症治療薬一覧

コレステロールの生合成」

  [★]

cholesterol biosynthesis, biosynthesis of cholesterol
コレステロール
  • コレステロールは酢酸を原料として合成される。
acetyl-CoA→hydroxymethyl-glutaryl coenzyme A(HMG-CoA)-(HMG-CoA reductase)→mebaronate→・・・→コレステロール



HMG-CoA reductase」

  [★] ヒドロキシメチルグルタリルCoA還元酵素


HMG-CoA還元酵素」

  [★] ヒドロキシメチルグルタリルCoA還元酵素


108B053」

  [★]

  • 次の文を読み、 53~ 55の問いに答えよ。
  • 74歳の女性。意欲低下と全身倦怠感とを主訴に来院した。
  • 現病歴: 3年前に夫を亡くし、そのころから意欲低下を自覚するようになったが誰にも相談しなかった。 3か月前から意欲低下がこれまでより増悪し、全身倦怠感も徐々に出現した。一昨日、転倒して尻もちをついた。昨日、腰痛も自覚したためかかりつけ医を受診し、カルシトニンの筋肉注射を受け、さらに精査のため紹介されて受診した。
  • 既往歴: 68歳で脂質異常症と骨粗鬆症とを指摘され、 HMG-CoA還元酵素阻害薬活性型ビタミンDとを服用中である。
  • 生活歴: 3年前から一人暮らし。喫煙歴と飲酒歴とはない。
  • 家族歴:夫が心筋梗塞のため 75歳で死亡。妹が脂質異常症で治療中。
  • 現症:意識は清明。身長 153 cm、体重 58 kg。体温 35.8 ℃。脈拍 52/分、整。血圧 116/64 mmHg。甲状腺はびまん性に腫大し硬い。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
  • 検査所見:血液所見:赤血球 408万、 Hb 12.0 g/dl、Ht 38%、白血球 5,300、血小板 17万。血液生化学所見:総蛋白 7.0 g/dl、アルブミン 3.7 g/dl、AST 62 IU/l、ALT 42 IU/l、LD 484 IU/l(基準 176~353)、 ALP 275 IU/l(基準 115~359)、 γ -GTP 3 3IU/l(基準 8~50)、 CK 682 IU/l(基準 30~140)、 CK-MB 15 IU/l(基準 20以下 )、尿素窒素 16 mg/dl、クレアチニン 0.9 mg/dl、尿酸 7.2 mg/dl、血糖 98 mg/dl、総コレステロール 216 mg/dl、トリグリセリド 130 mg/dl、HDLコレステロール 45 mg/dl、Na137 mEq/l、K 4.5 mEq/l、Cl 102 mEq/l、Ca 9.5 mg/dl、TSH 56.3 μU/ml(基準 0.2~4.0)、 FT3 0.8 pg/ml(基準 2.5~4.5)、 FT4 0.2 ng/dl(基準 0.8~2.2)。 CRP 1.0 mg/dl。心電図で肢誘導の低電位を認める。胸部エックス線写真で心胸郭比 54%。
  • この患者にみられる CK高値の原因として最も考えにくいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B052]←[国試_108]→[108B054

105B056」

  [★]

  • 次の文を読み、 56-58の問いに答えよ。
  • 75歳の男性。不穏状態のため家族に伴われて来院した。
  • 現病歴   3年前からParkinson病の診断で内服治療中であった。 1週前から水様下痢微熱とがあり、食欲がなく水分摂取も不十分であった。 3日前から内服をすべて中断している。昨日から39℃台の発熱が出現し、身体が硬くなって起き上がることができなくなった。眼前に小さな虫がいると言い、振り払うような動作を繰り返し、徐々に不穏状態となってきた。
  • 既往歴   5年前から脂質異常症で内服治療中。
  • 生活歴   72歳の妻との2人暮らし。喫煙は20歳から20本/日を30年間。飲酒は週に1回、日本酒2台程度。
  • 家族歴   特記すべきことはない。
  • 現 症  意識レベルはJCS II-20。身長164cm、体重52kg。体温39.2℃。脈拍124/分、整。血圧86/60mmHg。口腔内は乾燥している。四肢に強い筋強剛があり、右上肢に静止時振戦を認める。腱反射は正常である。
  • 検査所見:血液所見:赤血球 508万、Hb 14.8g/dl、Ht 48%、白血球 9,500、血小板 22万。血液生化学所見:血糖 86mg/dl、HbA1c 5.1%(基準4.3-5.8)、総蛋白 7.2g/dl、アルブミン 3.8g/dl、尿素窒素 56mg/dl、クレアチニン 1.4mg/dl、尿酸 8.9mg/dl、総コレステロール 160mg/dl、トリグリセリド 156mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、 AST 86IU/l, ALT 40IU/l、 LD 420IU/l(基準176-353)、ALP 180IU/l(基準115-359)、CK 820IU/l(基準60-196)、Na 147mEq/l、K 4.2mEq/l、Cl 101mEq/l、Ca 9.2mg/dl。CRP 1.2mg/dl。胸部エックス線写真に異常を認めない。
  • この患者の病態の誘因として考えにくいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105B055]←[国試_105]→[105B057

106A042」

  [★]

  • 64歳の女性。息切れ食欲不振とを主訴に来院した。 22歳以降、健康診断のたびに蛋白尿尿潜血および高血圧を指摘されていたが、自覚症状がないため受診しなかった。最後に健康診断を受けたのは5年前である。 2か月前に両下肢の浮腫が出現し、次第に増強してきた。 1週前から歩行時の息切れを自覚し、 3日前から食欲がなくなったため受診した。
  • 身長164cm、体重66kg。脈拍104/分、整。血圧174/104mmHg。呼吸数20/分。 SpO2 84%(room air)。マスクで酸素投与(6l/分)を開始した。眼瞼結膜は蒼白である。聴診で収縮期心雑音を聴取し、呼吸音は減弱している。腹部は平坦、軟である。両下肢に圧痕を伴う高度な浮腫を認める。
  • 尿所見:蛋白3+、潜血2+。血液所見:赤血球224万、 Hb7.2g/dl、 Ht20%、白血球7,000、血小板16万。血液生化学所見:アルブミン2.4g/dl、尿素窒素102mg/dl、クレアチニン9.2mg/dl、総コレステロール280mg/dl、 Na130mEq/l、K6.8mEq/l、 Cl102mEq/l。動脈血ガス分析(自発呼吸、 6l/分酸素投与下) : pH7.18、 PaCO2 36Torr、 PaO2 98Torr、 HCO3- 13mEq/l。胸部エックス線写真(別冊No. 16)を別に示す。
  • 対応として適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106A041]←[国試_106]→[106A043

107B049」

  [★]

  • 次の文を読み、49~51の問いに答えよ。
  • 77歳の男性。歩行困難のため搬入された。
  • 現病歴:最近手のしびれを自覚したため1か月前からかかりつけ医でビタミンB12を投与されていた。今朝、散歩中に公園のトイレで一時的に意識がもうろうとなり転倒した。すぐに意識は回復したが、右殿部の強い痛みで歩けなくなったために救急車を要請した。日常生活は自立していた。
  • 既往歴:3年前に軽い脳梗塞を発症し、アスピリンを内服している。残存する上下肢の麻痺はない。逆流性食道炎、前立腺肥大症および脂質異常症で、プロトンポンプ阻害薬、α1遮断薬およびHMG-CoA還元酵素阻害薬を内服している。
  • 生活歴:無職。要支援1と認定されている。74歳の妻と2人暮らし。
  • 家族歴:父親が肺結核。
  • 現症:意識は清明。体温36.4℃。脈拍88/分、整。血圧122/64mmHg。呼吸数20/分。SpO2 96%(鼻カニューラ2L/分 酸素投与下)。眼瞼結膜に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。心電図に異常を認めない。頭部単純CTでは頭蓋内出血を認めない。
  • この患者の転倒に最も影響したと考えられる薬剤はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107B048]←[国試_107]→[107B050

102G069」

  [★]

  • 次の文を読み、67~69の問いに答えよ。
  • 58歳の男性。歩行時の胸痛と息苦しさとを主訴に来院した。
  • 現病歴: 2か月前から階段を上がったとき前胸部痛を感じていた。前胸部痛は安静になると消失していた。2週前から平地歩行でも胸痛が出現するようになった。また、息苦しさも感じるようになった。
  • 既往歴: 特記すべきことはない。
  • 生活歴: 喫煙は20本/日を35年間。
  • 家族歴: 父親は高脂血症で加療中である。
  • 現症 : 身長162cm、体重75kg。脈拍72/分、整。血圧126/76mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常をみとめない。肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。
  • 検査所見: 血液所見:赤血球450万、Hb14.5g/dl、白血球6,800、血小板25万。血液生化学所見:総蛋白7.5g/dl、アルブミン4.0g/dl、尿素窒素15.0mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総コレステロール270mg/dl、トリグリセライド140mg/dl、HDL-コレステロール44mg/dl、AST25IU/l、ALT20IU/l。冠動脈造影写真を以下に示す。


  • 手術後に使用する薬剤で適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ 102G068]←[国試_102]→[102H001

106G042」

  [★]

  • 37歳の女性。右側のふくらはぎが痛むことを主訴に来院した。 1年前の職場の健康診断で脂質異常症を指摘されたため、その後は毎日4kmのウォーキングを継続していた。 1週前に社内の診療所で検査したところ、総コレステロール302mg/dL、トリグリセリド125mg/dLであり、改善していなかったため、同日に処方された治療薬の内服を開始した。 3日前から右ふくらはぎの痛みがあり、心配になって受診した。身長162cm、体重58kg。右上眼瞼に黄色腫を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。右側下腿を把持すると強い疼痛を認める。血液生化学所見:尿素窒素31mg/dL、クレアチニン1.1mg/dL、尿酸7.2mg/dL、総コレステロール256mg/dL、トリグリセリド131mg/dL、総ビリルビン0.9mg/dL、 AST45IU/L、 ALT40IU/L、 LD203IU/L(基準176-353)、 ALP288IU/L(基準115-359)、 γ-GTP12IU/L(基準 -50)、 CK1,889IU/L(基準30-140)、 Na 137mEq/L、 K 4.4mEq/L、 Cl97mEq/L。
  • この患者に投与された可能性が最も高いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G041]←[国試_106]→[106G043

107A039」

  [★]

  • 23歳の女性。下肢の浮腫を主訴に来院した。3週前から軟便と腹部不快感とがみられていた。1週前から下肢の浮腫が出現し、次第に増悪してきたため受診した。既往歴に特記すべきことはない。意識は清明。身長158cm、体重70kg。体温36.3℃。脈拍92/分、整。血圧124/74mmHg。全身の浮腫が著明である。皮疹を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。尿所見:蛋白3+、糖(-)、潜血(-)、沈渣に硝子円柱1/数視野、卵円形脂肪体1/数視野。血液所見:赤血球586万、Hb 17.3g/dl、Ht 50%、白血球5,400、血小板28万。血液生化学所見:血糖99mg/dl、総蛋白4.6g/dl、アルブミン1.4g/dl、尿素窒素9mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl、尿酸7.5mg/dl、総コレステロール880mg/dl、トリグリセリド120mg/dl、AST 22IU/l、ALT 23IU/l、Na 141mEq/l、K 4.3mEq/l、Cl105mEq/l。免疫学所見:CRP 0.2mg/dl、CH50 32.4U/l(基準30~40)。腎生検のPAS染色標本(別冊No.14A)と電子顕微鏡写真(別冊No.14B)とを別に示す。
  • 治療薬として最も適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 107A038]←[国試_107]→[107A040

106G050」

  [★]

  • 62歳の女性。数日前からの息切れ全身倦怠感とを主訴に来院した。心不全の治療のために専門外来に通っていたが、症状が安定したので3か月前に自宅近くの診療所を紹介された。同診療所を受診した際、新たに脂質異常症変形性膝関節症および不眠症と診断され、それぞれに対し3週前から薬物療法が開始されたという。意識は清明。体温36.2℃。脈拍96/分、整。血圧122/88mmHg。呼吸数16/分。眼瞼結膜に貧血を認めない。眼球結膜に黄染を認めない。頸静脈の怒張を認める。心尖部III音を聴取する。両側の胸部にcoarse cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を2cm触知する。脾を触知しない。両側の下腿に圧痕性浮腫を認める。
  • この病態の原因になった内服薬として最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G049]←[国試_106]→[106G051

107F023」

  [★]

  • 36歳の男性。会社の健康診断で初めて異常値を指摘されて来院した。自覚症状はない。既往歴に特記すべきことはない。間食が多く、夜は外食が多い。運動は特にしていない。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。父親が高血圧症、脂質異常症および糖尿病のため治療中である。身長170cm、体重81kg、腹囲96cm。脈拍80/分、整。血圧138/82mmHg。肥満以外に身体診察で異常を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液生化学所見:空腹時血糖103mg/dl、HbA1c(NGSP)6.3%(基準4.6~6.2)、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl、トリグリセリド183mg/dl、HDLコレステロール35mg/dl、LDLコレステロール152mg/dl、AST 32IU/l、ALT 30IU/l、γ-GTP 46IU/l(基準8~50)。
  • まず行う対応として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107F022]←[国試_107]→[107F024

106D037」

  [★]

  • 35歳の女性。 2か月前からの全身倦怠感を主訴に来院した。 1年前に会社の健康診断で貧血高コレステロール血症とを指摘されたが、精査を受けたことはない。 2年前に、分娩時に大量出血し、輸血を受けたことがある。授乳経験はない。月経周期は不整である。身長162cm、体重50kg。脈拍60/分、整。血圧84/60mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球350万、 Hb9.1g/dl、 Ht25%、白血球6,800、血小板18万。血液生化学所見:空腹時血糖68mg/dl、総コレステロール269mg/dl、 AST26IU/l、 ALT21IU/l、 CK297IU/l(基準30-140)、 Na126mEq/l、 K4.9mEq/l、 Cl94mEq/l、 Fe18μg/dl、 TSH0.3μU/ml(基準0.2-4.0)、 FT4 0.6ng/dl(基準0.8-2.2)、コルチゾール1.6μg/dl(基準5.2-12.6)。
  • まず選択すべき治療薬として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106D036]←[国試_106]→[106D038

097A053」

  [★]

  • 52歳の男性。下肢筋肉痛を主訴に来院した。3年前の健康診断で高脂血症と診断され、食事療法と高脂血症治療薬(HMG-CoA還元酵素阻害薬)の服用とを開始した。3か月前に血清トリグリセライドの上昇がみられたため、フィプラート系薬の併用を開始した。1週前から下肢筋肉痛が認められている。病態の把握に最も有用な検査はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097A052]←[国試_097]→[097A054

108I007」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 108I006]←[国試_108]→[108I008

107F013」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 107F012]←[国試_107]→[107F014

101F064」

  [★]

  • 薬剤と主な副作用の組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101F063]←[国試_101]→[101F065

103I039」

  [★]

  • 陳旧性心筋梗塞患者の再発予防に有用なのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 103I038]←[国試_103]→[103I040

横紋筋融解症」

  [★]

rhabdomyolysis
横紋筋

原因

also see 研修医直御法度第5版 157
  • 過激な運動
  • 外傷
  • 薬剤
  • 向精神薬HMG-CoA還元酵素阻害薬
  • アルコールの過剰摂取
  • 疾患

病態

  • 筋から逸脱したミオグロビンが糸球体で濾過され尿細管へ → 原尿が酸性の条件下でミオグロビンは尿細管上皮を障害 → 急性尿細管壊死 → 腎性腎不全 (ICU.608)

症状

検査所見

筋逸脱酵素の上昇(ミオグロビン、クレアチニンキナーゼ、AST、LDH)
  • 正常の5倍以上あるいは1,000U/LのCKは臨床研究では横紋筋融解を示唆するとされてきた。CK 15,000 U/Lを上回る場合胃、重要の横紋筋融解症とミオグロビン尿性腎不全のリスク上昇を示唆する。(ICU.608)

治療

  • 原発疾患の治療
  • 輸液:積極的な輸液がミオグロビン尿性腎不全の予防や進展抑制に繋がる(ICU.609)
  • 重炭酸:尿のアルカリ化による尿細管障害の軽減効果は臨床的に証明されていない。
  • ループ利尿薬・マニトール:有用性は証明されていない。
  • 血液浄化療法:重症例で。腎障害の進展を防ぐために透析によりヘモグロビン、ミオグロビン、尿酸を透析に除去する目的での透析の使用は証明されていない。(参考2)
研修医直御法度症例帳 145
研修医直御法度第5版 157
  • ミオグロビン尿による腎前性急性腎不全の予防的治療
1. 生理食塩水 200ml/hr 点滴静注  ←  尿量は4ml/kg/hr目指す
2. 炭酸水素ナトリウム 100mEq 点滴静注  ←  まぜるの禁止 (メイロン)
3. ラシックス 40mg 静注  ← 十分に輸液した後
4. マンニトール 25g 点滴静注  ← 十分に輸液した後

参考

  • 1. [charged] Clinical manifestations, diagnosis, and causes of rhabdomyolysis - uptodate [1]
  • 2. [charged] Prevention and treatment of heme pigment-induced acute kidney injury (acute renal failure) - uptodate [2]



プラバスタチン」

  [★]

pravastatin
プラバスタチンナトリウム pravastatin sodium
アルセチンコレリットタツプラミンプラバスタンプラバチンプラバピークプラバメイトプラメバンプロバチンマイバスタンメバトルテメバリッチメバリリンメバレクトメバロチンメバンリダックM
HMG-CoA還元酵素阻害薬
高脂血症用剤




ヒドロキシメチルグルタリルCoA」

  [★]

hydroxymethylglutaryl-CoA, HMG-CoA
3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリルCoA 3-hydroxy-3-methylglutaryl-CoA
HMG-CoA還元酵素阻害薬コレステロールの生合成


==参考

  • 1.
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%ABCoA


ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA還元酵素阻害剤」

  [★]

hydroxymethylglutaryl-CoA reductase inhibitor
HMG-CoA還元酵素阻害薬HMG-CoA還元酵素阻害剤ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA還元酵素阻害薬

ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA還元酵素阻害薬」

  [★]

hydroxymethylglutaryl-CoA reductase inhibitor
HMG-CoA還元酵素阻害薬ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA還元酵素阻害剤


酵素」

  [★]

enzyme, ferment
酵素反応

酵素の分類

  • (a)酸化還元酵素(oxydoreductase) EC1:ある物質を酸化したり、還元したりします。脱水素酵素、ペルオキシダーゼなどを含みます。
  • (b)転移酵素(transferase) EC2: アミノ基やリン酸基などをある物質から別の物質に転移する酵素です。アミノ基を転移する酵素はアミノトランスフェラーゼと呼ばれます。
  • (c)加水分解酵素(hydrolase) EC3:ある物質(基質)に水(H2OのうちHとOH)を加えることにより、2つに分解します。多くの蛋白分解酵素が含まれます。
  • (d)リアーゼ(lyase) EC4:ある物質を2つに分解します。
  • (e)イソメラーゼ(isomerase) EC5:ある基質を異性体に変換します。
  • (f)リガーゼ(ligase) EC6;ATPのエネルギーを使って2つの物質を結合します。





C」

  [★]

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「the 3rd letter of the Roman alphabet」
c

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「(music) the keynote of the scale of C major」

WordNet   license wordnet

「a general-purpose programing language closely associated with the UNIX operating system」

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「carbonの化学記号」


H」

  [★]

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「the 8th letter of the Roman alphabet」
h

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「hydrogenの化学記号」

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「鉛筆の硬度 / 《俗》heroin」


薬」

  [★]

drug, agent
薬物
作用薬ドラッグ媒介物病原体麻薬薬剤薬物代理人薬品



還元酵素」

  [★]

reductasereducing enzyme
レダクターゼリダクターゼ
オキシドレダクターゼ




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