血小板活性化因子

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platelet activating factor platelet-activating factor, PAF
白血球走化性因子




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/05/14 00:13:20」(JST)

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和文文献

  • 知っておかなければならない アレルギー疾患の基礎的知識(4)血小板活性化因子(platelet activating factor ; PAF)によるマスト細胞の活性化
  • 岡山 吉道,梶原 直樹,佐々木 朋美 [他]
  • アレルギ-・免疫 17(6), 1102-1107, 2010-06
  • NAID 40017143490
  • Lp-PLA2 (PAF acetylhydrolase) (今月の主題 広義のアポリポ蛋白) -- (臨床検査への応用の可能性)
  • 今泉 忠淳,吉田 秀見,松宮 朋穂 [他]
  • 臨床検査 54(4), 389-393, 2010-04
  • NAID 40017066108

関連リンク

血小板活性化因子(けっしょうばんかっせいかいんし、英: platelet-activating factor、 PAF)は、血小板凝集や脱顆粒、炎症、アナフィラキシーを含む多くの白血球機能の 強力なリン脂質活性化剤・メディエーターである。AGEPC ...
PAF(血小板活性化因子). PAFは、platelet activating factor(血小板活性化因子)の略 。 PAFの構造は、1-O-アルキル-2-アセチル-snグリセロ-3-ホスホコリン。 細胞膜のリン 脂質が、ホスホリパーゼA2(PLA2)により加水分解され、アラキドン酸が遊離する際 ...

関連画像

血小板活性化因子 - Platelet 血小板から放出される成長因子活性化した血小板から放出 血 中 の 血小板 活性化 因子 paf 血小板活性化因子 - Platelet 凝固 調節 因子 線 溶 活性 因子


★リンクテーブル★
先読み白血球走化性因子
リンク元リポ多糖」「オータコイド」「PAF」「PAF受容体」「platelet activating factor
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関連記事血小板」「活性化」「活性」「活性化因子」「

白血球走化性因子」

  [★]

leukocyte chemotactic factor LCF


リポ多糖」

  [★]

lipopolysaccharide, LPS
リポ多糖類リポポリサッカライド
  • エンドトキシン endotoxinである
主にマクロファージを刺激して多彩な生理作用を表す

LPSの生物活性 (SMB.115-117)

  • 1. B細胞マイトジェン活性:B細胞の分裂を誘導
  • DNA合成の促進
  • 2. ポリクローナルB細胞活性化:B細胞を刺激し、抗原非特異的に抗体産生細胞へと分化誘導。IgMクラスの抗体を産生させる。
  • 3. マクロファージの活性化:サイトカイン(IL-1、TNF-α、IFN、コロニー刺激因子(CSF)など)、フリーラジカルを放出させる。
  • 4. 補体の古典的経路、別経路を活性化
  • 5. アラキドン酸代謝経路の刺激:ロイコトリエン、プロスタグランジンの産生亢進
  • 6. 白血球との結合:生体ではLPS投与後1時間目に顆粒球減少(白血球凝集や末梢血管への貯留による)。2-4時間後、急激に白血球増加(骨髄の顆粒球の放出や顆粒球産

生の増加による)

  • 7. 血小板の活性化と破壊:セロトニン、核酸、血小板因子3などを放出。LPSにより破壊されやすい
  • 8. NK細胞やNKT細胞によるIFN-γの産生亢進

リポ多糖の受容体

リポ多糖受容体=CD14

リポ多糖のクリアランス(SMB.117)

  • 血流に入ったLPSは、LPS結合タンパク質(LBP)や遊離CD14と結合し、ついで血清タンパク質(特に高比重リポタンパク質(HDL)と結合し、速やかに主に肝臓に取り込まれる。肝臓、脾臓などのマクロファージ系の貪食細胞がLPSを捕獲し、比較的長い時間かかって分解するらしい。

リポ多糖の臨床的意義 (SMB.117-118)

エンドトキシンショック

  • 1. マクロファージ、単球、好中球、NK細胞、血管内皮細胞、線維芽細胞などに作用し、TNFIFNIL-1IL-6IL-8などのサイトカインを誘導
  • 2. 1.のサイトカインは、標的細胞に作用し、血小板活性化因子(PAF)、ロイコトリエンプロスタグランジン活性酸素NO、プロテアーゼなどを放出させる。
  • 3. 発熱、悪寒、白血球減少、DIC、出血、低血圧、頻脈、アシドーシス、多臓器障害、多臓器不全をもたらす。

抗生物質誘発内毒素遊離

  • 内毒素は菌が増殖するときに、外膜より遊離。
  • ある種の抗生物質は菌を殺す際、大量の内毒素の遊離を招く

検査



オータコイド」

  [★]

autacoid
局所ホルモン local hormone


定義

  • 局所で生成される調節物質
ホルモンでも神経伝達物質でもない
  • 特定の細胞から分泌され他の細胞に作用する物質。

特徴 (SPC. 89)

  • 生理的・病態時に出現する生体内活性物質
  • 極めて微量しか遊離しない
  • 強い薬理活性を有する
  • 作用範囲はホルモンと神経伝達物質の中間

オータコイドに分類される物質 (SPC.)


PAF」

  [★] 血小板活性化因子, platelet activating factor, platelet-activating factor


PAF受容体」

  [★]

PAF receptor
血小板活性化因子


platelet activating factor」

  [★] 血小板活性化因子PAF


血小板活性化因子アセチルヒドロラーゼ」

  [★]

platelet-activating factor acetylhydrolasePAF acetylhydrolase
PAFアセチルヒドロラーゼ


血小板活性化因子受容体」

  [★]

PAF receptor
血小板活性化因子レセプターPAFレセプターPAF受容体


血小板活性化因子レセプター」

  [★]

PAF receptor
血小板活性化因子受容体PAFレセプターPAF受容体


血小板」

  [★]

platelet (Z), blood platelet (Z), PLT
栓球 thrombocyte
血小板血栓血小板数 platelet count PLC


  • GOO. 1468(血小板凝集 platelet aggregation)
  • 半減期:1週間(異常値の出るメカニズム第2版)。4日 (SP.505)。
  • 寿命:10日
  • 体積:5-10 fl
  • 直径:2-5μm。
  • 無核。

基準値

  • 15万 - 40万 /μl (2007前期解剖学授業プリント, SP.505)
  • 15万 - 35万 /μl (2007前期生理学授業プリント, PT.233)

新生児

  • 10-28万/mm3 (SPE.74)

パニック値

出典不明
  • ≦3万 /μl、≧100万 /ul

産生組織

トロンボポエチンにより巨核球の細胞質がちぎれて血流に放出される (SP.505)

貯蔵組織

  • 約1/3が脾臓に存在

組織学

  • α顆粒 α-granule
P-セレクチンを膜上に持つ
フィブリノーゲンフィブロネクチン第V因子第VIII因子platelet factor 4PDGFTGF-α (BPT.89)
  • 濃染顆粒 dense body
ADPATP、Ca2+、ヒスタミンセロトニンエピネフリン (BPT.89)

機能 (SAN.236-237)

1.一次止血

  • (1) 内皮が剥離した部位にvWFが結合
  • (2) 血小板のGpIb/GpIXを介してvWFに結合
  • (3) GpIIb/IpIIIa複合体を膜状に発現。血小板が変形し顆粒を放出(ADP, TXA2,セロトニン)
TXA2,セロトニンは血管収縮作用
ADP, TXA2,セロトニンは血小板凝集

2.血液凝固の促進

  • 血小板表面のリン脂質がIX因子X因子を結合し活性化する

3.毛細血管機能の維持

  • 毛細血管内皮細胞に融合し血管内皮を補強している → 血小板減少により点状出血を来すことになる。

膜タンパク

ファミリー 慣用名 CD分類 リガンド 機能 欠損症
インテグリン GpIIb CD41 フィブリノゲン 凝集 Glanzmann血小板無力症(GT)
GpIIIa CD61
LRG GpIb CD42bc vWF 粘着 ベルナール・スリエ症候群(BSS)
GpIX CD42a
GpV CD42d

血小板減少による症状

  • 5-10万 :症状なし-やや止血しにくい程度
  • 2-3万  :下肢に点状出血 (→皮下出血)
  • 1万以下 :粘膜出血→臓器出血の危険あり

検査

  • 抗凝固剤としてEDTAを用いた場合、EDTA依存性偽血小板減少をきたすことがある。

臨床関連

数の異常

機能の異常

  • ストレージプール病の一つ。α顆粒の欠如




活性化」

  [★]

activationactivateturn onactivated
賦活賦活化活性化型オンにする



活性」

  [★]

activity
活性度活動性活量活動


活性化因子」

  [★]

activatoractivating factor
アクチベーター


子」

  [★]

child
子供雑種小児小児用




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